一冊一冊出すたび
一度死んでるようなものなんです
もっと言えば一言一言紡ぐたび
僕らは生き、そして死にます
呼吸は一番小さな生死
だからここに描かれた文字は全て
詩人のダイイングメッセージと言っていい
当然誰の目にも触れられぬまま放置される可能性だってある
その時僕らは二度死ぬ

水もしたたる真っ白い豆腐がひどく焦った様子で煙草屋の角を曲がっていくのが見えた。醤油か猫にでも追いかけられているのだろう。今日はいい日になりそうだ。 ありがとうございます。貴方のサポートでなけなしの脳が新たな世界を紡いでくれることでしょう。恩に着ます。より刺激的な日々を貴方に。