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読書記録『さみしい夜にはペンを持て』

この本を読んだあとは何か書きたくなる。そんな本だ。
『さみしい夜にはペンを持て』(著者:古賀史健)を読んだ。
著者は、あの有名な『嫌われる勇気』や『20歳の自分に受けさせたい文章講義』などを書いている方だ。

今回の『さみしい夜にはペンを持て』は物語形式で、とても読みやすくわかりやすい。

その中でも私が特に気に入った点をメモしておく。

『考え』のともなわないおしゃべりは、いくらでもありえる。
一方、『考え』のともなわない文章はありえない。

『さみしい夜にはペンを持て』(著者:古賀史健)より抜粋

ただ、ことばを決めるのが早すぎる。
手っとり早く、便利なことばで片づけている。ことばを探す面倒くささに、屈している。おかげで、自分の気持ちから離れた文章になっている。

『さみしい夜にはペンを持て』(著者:古賀史健)より抜粋

ことばとしては『すごい』しか出てこない。
そういうときに考えたいのが『これはなにに似ているか?』なんだ

『さみしい夜にはペンを持て』(著者:古賀史健)より抜粋

私は思ったことをそのまま話してしまうことが多い。
そして後で後悔することもある。(特に寝る前に1人布団の中で笑)
話すときも書くときも、もう少し考えて『ことば』を発していきたいと思った。

そして、この本に書かれているとおり
便利なことばで片付けない。めんどくさがらない。
『すごい』と感じたときに、「何にすごいと感じた?」「そのときどう思った?」ともっと深ぼってみることにする。
そんなとき、自分のこの感情や経験が過去に経験したことがないか思い出していこうと思った。


とにかくとても良い本だった。
今日は家の本棚にある、『20歳の自分に受けさせたい文章講義』を読み返してみよう。

ではまた!

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