サックスと行くドイツ無計画旅行記 vol.1 ドイツで梅田駅に出会う。
ドイツに来て2日目。ハンブルク駅からほど近いホステルでMac Bookを叩いてこの記事を書いています。1泊4000円ほどですが、立地もよくキレイなホステル。
はじめまして。河野歩と申します。作曲や演奏(主にサックス)を生業として、海外旅行ではサックスを抱えてストリートで演奏したりしています。今回はそのドイツ編。備忘録的に書いていますが、お付き合い頂けると幸いです。
さて、予定を組むのが下手で面倒な私は出発2日前にパスポートを新宿にある気に食わない東京の無機質な城で受け取り、ネットで適当な航空券を受け取り、ホテルも取らずに旅を初めてしまったのです。これ毎度です。笑
無計画で自分勝手な旅が好きな私は、これだから女性とも長続きしないと分かっていつつ、このスタイルをやめられない・・・。
なのに臆病で慎重派なのです。ああ、矛盾。笑。
さて、旅の始まりは移動から。
12/23 東京成田出発→同日ハンブルグ到着。
私のテナーサックスと言う楽器、機内持ち込みをするには少し大きいのです。基本的には機内持ち込みは三辺の合計が115cm(航空会社によって異なる)でそのサイズには収まるのですが、高さが規定外。
ただ高価で壊れ物の楽器。できることなら持ち込みたい。
安い航空会社は門前払いなのは分かっていたので、少し高いですがANAを選択しました。グランドスタッフさんに伝えたところ、満席ではないので持ち込めるだろう、とのことでCAさんにも伝えて頂いてました。
え、好きになっちゃう。
機内に乗り込むと、クルーの皆様が私が楽器を持ち込むことを把握していてびっくり。細かく案内してくださり、安全に持ち込めました。
お断りしておきますが、全便で対応頂けるかどうかはわかりません。私が今回、運が良かっただけかも。恐らくANAさんのご厚意です。機内食もおいしい(ボリュームすごい)
最高の滑り出しでしたが、その後デュッセンドルフからハンブルグの飛行機に乗り換えたのだが、早速トラブルに見舞われる。
「あんたの乗る飛行機、トラブルで飛ばへんわ。すまん」
でました。海外ではよくあるやつ。スウェーデンでは
「ダブルブッキングで泊まる部屋ないわ。すまん」
といったことが沢山あったので慣れっこなのです。
しかし、困ったことが起こるんですね。あまり英語が通じない。
ドイツってもっと英語の普及率が高いと思っていたのですが、意外とそうでもない。あとなまっていてすごく聞き取りにくい。私の発音の悪さもあるが強面のおばさんが何言ってるのかよくわかんない。
だがそこに救世主のアテンダー登場。
「私、梅田のECC行ってたから日本語わかるで!」
まさかのドイツで登場の梅田駅。うーん、なんかドメスティックが凄く現実に引き戻されたけど安心。強面のおばさんを無事撃破。
2時間以上送れてハンブルクに到着。その日は疲れ果て即就寝。ちなみにお部屋はこんな感じ。猫が可愛い。
次回はハンブルクの観光名所などをお伝えします。今日はこれからリューベックに移動。
日本時間で明日の19時ぐらいに更新予定です。
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ではメリークリスマス。
世田谷学園在学時に「全日本アンサンブルコンテスト」にて金賞受賞。 立命館大学に入学と同時に音楽活動を再開し、京都大作戦、summersonic2012にもサポートとして出演。作詞作曲も行い、シンガーソングライターから企業にまで、幅広く楽曲を提供している。