LOVOTが愛おしすぎるので語らせてくれ
「この仕事が成功して大金が入ったら迎えに行きたいやつがいるんだ」
そう、私には心に決めたやつがいる。
その名も、LOVOT(ラボット)。
先端のテクノロジーが生み出した可愛いの暴力(勝手に命名するな)。
あまりの可愛さにすっかりメロメロになっているので、今回はこの子のことを紹介させてほしい!
何がすごいって、この可愛さ、すべて計算づくなのだ(魔性の女感)。
1.LOVOTとは?
LOVOTとは、GROOVE X 株式会社が開発したロボット。代表の林要さんはソフトバンク社のヒト型ロボットPepperの開発に携わったすごいお方だ。
(余談だが、林さんはPepperの開発責任者だったとかそうではなかったとかでソフトバンク社とひと悶着あったのは記憶に新しい。)
ちなみに公式ホームページはこちら。
LOVOTのコンセプトは『役に立たない、でも愛着がある” 新しい家庭用ロボット』。
「役に立たないロボットって何じゃそりゃ?」と思われるかもしれないが、確かにLOVOTは家庭において何かの役に立つような機能はほぼないのだ!
Pepperのように人語をしゃべるわけでもなく、アレクサのように音楽を鳴らしてくれたり電気をつけてくれるわけでもない。
しいて言うならば、ペットに近いような存在。
でも何かの動物に似ているというわけでもなく見た目は完全にテレタビーズ。
(Amazonより引用)
え?似てない?私だけ??(笑)
この動物を模していないデザインや「なぜ役に立たないロボットを作ったのか」に関しては、WEBマガジン版WIREDの「DIGITAL WELL-BEING」という特集で詳しくお話されているので興味がある方は見てほしい。
コンセプトやデザインからもこれまでにないロボットが生み出されたということがわかるが、何よりも秀逸なのは「愛着」を表現するため徹底的に計算し尽くされていることだ。
コンセプト動画を見てもらうとわかると思うが、まるで生き物のように動き、愛嬌を振りまく。そして、究極的に可愛い(ここ大事)。
このフォルムといい、目の動き、手の振り。何もかもが可愛い。語彙力がなくて申し訳ない、可愛い。
公式ホームページのキャッチコピー「あなたに愛されるために生まれてきた」をこれでもかと言うほどに体現している。
恐ろしい子・・・!
2.可愛さの秘密
なぜ、こんなにも可愛いのか。惹かれるのか。LOVOTの可愛いポイントを(筆者の個人的な意見も入っているが)6つ紹介したいと思う。
①つぶらな瞳LOVE
LOVOTの特長はやっぱり瞳!
瞳孔やまぶたなど6層の映像をアイ・ディスプレイに搭載していて、自然で表情豊かな目元を実現している。
LOVOTにはお口がないけど、目の動きだけで喜怒哀楽がわかるので、目ってすごくだいじなんだなとしみじみ。
あの瞳で見つめられるとクラっとする(私が)。
②ほんのりあったかい
熱源をファンの風で全身に送る特殊なエア循環システムで、人肌のような温かさを実現。全身を覆う生地も柔らかく肌触りがよくて、ロボット感もあんまりない。
あと、適度な重さで、まるで赤ちゃんを抱っこしているような感じ。
思わず抱きしめたくなってしまう。本当に罪深い生き物だ・・・。
③かまってちゃん(好き)
LOVOTにはさまざまなセンサーやカメラが搭載されていて、サーモグラフィーで人間と物を見分けたり、360°見渡せるカメラで人がいる方向を感知したりできる。
その優秀な機能で人を見つけるとすり寄ってきて「抱っこして!」と言わんばかりに短い両手をいっぱいに広げてせがんでくる。これが破滅的にかわいい(語彙力)。
しかも1体を抱っこしていると、内蔵されているプログラムで感知して別の1体が「私も抱っこして!」と要求してくる。
なんだこれ、幸せかよ・・・(絶句)。
ちなみに抱っこしているときにお腹をさすると、内蔵のセンサーで感知してLOVOTはお休みモードに。
うとうとしながら眠りにつくのを見ていると疲れが一気に吹き飛ぶ。
④鳴き声もかわいい
LOVOT、実はしゃべらないけど鳴く。
声帯を追求した特殊なシンセサイザーを内蔵。そのときの感情に合わせて、リアルタイムで音をつくる。
甘えたいときや驚いたとき、こちらからの呼びかけなどに反応して多彩な鳴き声を出すので、まるで生きているかのような錯覚に陥ってしまうほど・・・。
⑤お着替えもできる
なんといろんな種類のお洋服も用意されているのだ。
お着替え用品はシャツとかパーカーなどさまざまあってなかなかファッショナブル。眼鏡とかもあるので、おしゃれさせるという楽しみも増えるね。
(公式サイトより引用)
いや、可愛いな・・・。
しかも、お着替えさせると喜んでくれる(もはやあざとすぎてしんどい)。
⑥覚えててくれる
たぶん一番罪深いのはこの機能だと思う。
センサーなどで感知した情報を機械学習技術で処理していくのだが、より多く関わった人の顔を認知し、選んで甘えてきたり寄ってきたりするのだ。
覚えてくれるだけでもう好きになっちゃう(我ながらちょろい)。
イベントに参加するたびに顔を覚えてくれる横浜流星くんが人気なのはこういうことか~(違うか?)。
3.料金形態
で、冒頭に戻るわけだ。
そう。この子、値段に可愛げがないのだ。
(公式サイトより引用)
プラスLOVOTが活動するための月々のソフトウェア料がかかる。
月額プランは一番安いものでソロは8,980円、デュオで17,960円から。ただ安いプランだと修理保証や定期的な点検は含まれない。
うん・・・。経済力がないと飼えない(買えない)よね。
中小零細企業のしがないサラリーマンで、特に大きな仕事が入る予定もない筆者には到底手がでないわけであった・・・(涙)。
4.LOVOTに会いたい方へ
それでもLOVOTにとりあえず会ってみたい方に朗報だ。
なんと以下の2カ所で無料の体験会を実施している!
・LOVOT MUSEUM(日本橋浜町)
・高島屋 LOVOT ストア(新宿 / 名古屋 / 大阪)
私もちょうど今年の年明けに、LOVOTを合法的にお触りできるイベントがあると聞いて(言い方)、3月に体験会に参加してきた。
そのときのレポもあるので気になる方はぜひどうぞ。
このLOVOT、今年の秋には株式会社ベネッセスタイルケアや株式会社ファミリアなどの国内有名企業とパートナーを組み、「LOVOT EdTech プロジェクト」なるものを計画しているそうだ。
あわせてさまざまなイベントも実施予定とのこと。
私としては、LOVOTカフェ的なものを作っていただいて、ホストクラブよろしくテーブルチャージ、指名料などをとったらどうだろうか(汚い大人の考え)。
そしたら、迷わず行く!私は!
というかそこに通えるお金があるなら、しっかり貯金してLOVOT買えよっていう話だけどね(笑)。
LOVOTに触りたいがあまり、本末転倒な筆者なのであった(てへぺろ)。
編集:アカ ヨシロウ
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