仮説と検証による家事能力の向上にチャレンジ！

たまご荘運営がなかなか軌道に乗らなかった理由が、ある。

隠れた理由にして、最大の・・・

それは、私の家事能力の低さ！！

家事がさらに滞ってグダグダになってしまうと目も当てられない。家もたまご荘もガタガタだ。たまご荘を楽しくやるには、まず土台である家のことをうまく回したい。

・・というような愚痴めいた話を、息子の家庭教師であるユキさんにしていたら、ユキさんがいくつかステキなヒントをくれた。ユキさんは才能溢れる素敵な若人で、話すたびに私の脳内に「ユキ語録」が蓄積されている。

特に「いやなことは皆、作業です」と言い切り、「やりたいことをやるためにイヤなことをいかに楽しみに変えてしまうか、を考えるのが好き」という、よくぞ今、私に出会ってくださった、というような方なので、アドバイスは120%素直に取り入れてみようと思う。

1）ルーティンを決めて、作業にしてしまえばいいのではないか。

→ユキさんのお母さんは、毎日の家事がキッチリとキッパリと“時間割”になっており、何時になったら何をする、ということがひとつひとつキレイに決まっているらしい。「今やったらコレしてるなあって当てられるくらい毎日おんなじです」。

そういえば美しい家事スタイルを持つ義母も、そうだ。朝起きてから夜寝るまで全てが流れるように進んでいて、1ミリも迷いがない。そう言った方々と私を比べてみると、歩く歩道をすうーっと歩くのと、岩石だらけの山道を「次はどこに足を踏み出そう？」「何に掴まれば進める？」と迷いながら進んでいくくらい、しんどさが違うハズ。

まずは、朝だけでも、予定を考えてみよう！！
私は完璧なスケジュールを作成した。

作成しながら、思った。

あゝ。この作業、数十回はやったことがある。
よく、やってる。
何度もrepeatしちゃってる。

何が起こっているかと言いますと・・・すぐに予定通りにいかなくなるわけです。時間オーバーしたり、よそ見しちゃったり、あれやこれやで予定と現実がずれちゃって。

そして、どうなるかと言うと、
「あーーやっぱり私はダメナノヨ、家事に向いてないノヨ、ヨホホのホ〜〜」と落ち込みホールに入り込んでですね、湿気た土の匂いのする深いホールの中で、じっとりとへたりこんで自分のダメさ加減を責めていただけなんですヨ。

どうですか。非生産的この上ないですね。

しかし今日の私は違います。
ここでユキさんの一言を思い出すわけです。

2）「なんでも仮説と検証です」

こうやったらいいかな？
→うまくいかない
→じゃあ、どこを直せばいいかな？
→新しいプランを考える

あ、それも知ってる！PDCAっていうやつだね！

落ち込みホールにへたり込んでいる場合ではなかったのだ。
仮説と検証。PDCA。これを20年早く知っていれば、私は今頃・・・今頃・・・

やめよう。今日が一番若い日だ！

ということで、さっそく、プランを書き上げた。

明日から私はルンルン主婦だ。おやすみなさーい。

チュンチュン・・・
チュンチュン・・・

【検証】

まず、6時に起きられなかった。

なんでだーー

長く寝ても短く寝ても、眠い。

【新しい仮説】

私には全く思い当たる節がないのだが、私の夫の「私の妻は夜中激しくいびきをかいている」という証言がある。もしそれを信じるとしたら、彼の妻はなんらかの身体的問題を抱えている可能性がある。いびきによって質の良い睡眠を得られないことが、彼の妻がいつもグズグズと布団から抜け出せない大きな原因である可能性がある。

鼻からフン、と息を吐いてみて気づいた。

詰まっているような気がする！！

ということで新しいプランはこれ。

「耳鼻科を予約する」
「いびきに効きそうな枕を調べる」
「漢方薬の先生に電話予約する」
「トレーニングの先生に相談する」

あと、鼻とは関係ないけれども「寝る前の過ごし方を工夫する」こともやってみよう。

「スマホなどデジタルのものを寝る2時間前は見ない」
「お風呂に1人でゆっくり入る」
「ストレッチをしてみる」
「ラベンダーオイルを嗅いでみる」

さあ、明日は起きられるのでしょうか！

では、またあした。

（こんな本たちも買ってみた。モウ本気です。さらば「家事鬱」。）