見出し画像

スエズ運河の貨物船座礁と天秤座の満月

ニュースでも取り上げられていましたが、一週間前からスエズ運河に貨物船が座礁してしまい、スエズ運河が通れなくなっていましたね。

スエズ運河ってどこだっけ?

スエズ運河は、地中海と紅海を経由して北大西洋と北インド洋を結ぶ水路で、アフリカ大陸を回らずにヨーロッパとアジアを海運で連結することができる。例えばアラビア海からロンドンまでの航行距離を約8,900km短縮する。2012年には、17,225隻(1日平均47隻)の船舶が運河を通過した。(中略)現在では全長193.30キロメートル。by wiki

最近、地政学関連の本を何冊か読んで、スエズ運河などの、ここ通れるとめっちゃ航路が縮まる!みたいな船の通り道というのは、チョークポイントと言われていて、とても地政学上重要な場所。ここを通るための通行料が莫大な利益にもなるので、こういった場所取りを巡って過去に何度も戦争が起こっています。

スエズ運河は、アラブの産油国からヨーロッパに石油運ぶのに重要な場所で、ただでさえ今現在ヨーロッパがコロナの変異種が蔓延して大変なところに、石油高騰なんてしたら、もっと大変なことになってしまいます。

今回座礁した船は、日本の会社が所有し、台湾の会社が運営する船でもあるし、日本への貨物(石油運搬)への影響は少ないとはいえ、ヨーロッパの経済が傾くことは、世界経済にも影響が出るので、個人的にすごく心配していました。

スエズ運河の通行料は3000万〜5000万円かかるらしく、今回一日15億円損失が生じていたそう。15億×約6日間という恐ろしい損失額ですが、今回、各船会社の保険で対応できるようです。保険会社が大変だね。

ものすごい大量にコンテナ積んでたよね

スエズ運河を今回始めてGoogle マップで見たんですが、ホントに地図上ではめっちゃ細い水路です。一方通行でしか通れず、単線の電車みたいに、片側を止めて行ったり来たりしかできないところ。

そんな水路をこれでもか!ってくらいにコンテナ積んで細い水路を通るのも恐ろしいけど、外洋で嵐がきても大丈夫なんだろうか…と違う心配をしてしまいました。

満月の満潮時を狙って離礁!

1週間余り座礁していたコンテナ船は、3月29日の満月の高潮を待って離礁することができ、6日ぶりにスエズ運河が開通できました!ホント良かった!!

今回の満月は、天秤座の満月で、風の星座でグランドトラインができていたり、初心者が見てもなんだかハッピーなチャート図になっていたので、なんとなく解決するような予感もしていましたが(後付w)

天秤座の満月の日に、世界を安定に戻すようなスエズ運河の問題解決できたのは、満月で大潮の自然現象を利用した結果でもありますが、私達は何かと星に影響受けて暮らしているんだなぁと思った出来事でした。

スエズ運河の皆さんがんばった!
天秤座の満月もグッジョブ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?