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サービス運営、立ち上げにおいての『デザイン』の役割を考える上で参考にしている本たち

新しい会社に1月からジョインして、はや2ヶ月ちょいですが、私は元気にやっています。

今は、電子書籍の取次会社の中のC向け事業を持っている部門のサービス開発部という部門の長をしています。いわゆる、部長です。

こんな感じで仕事しています。

色々ありまして、その部門で持っている複数サービスの色々に関わっています。
PM的な位置であるのですが、デザイナーさんと色々と関わる機会も多いのですが、結構デザイナーさんが業務委託比率も高いのですが、だからこそ優秀な人も多くてもとても助かってる感じです。

そうしたデザイナーとの会話をする上で、自分もキャリア的にはWebデザイナーって肩書きから始まったこともあるのですが、なるべくデザイナさんと会話できるようにと、過去読んだ本の紹介を突然ですがしようと思います。

ウェブ戦略としての「ユーザーエクスペリエンス」―5つの段階で考えるユーザー中心デザイン

Ajaxという言葉を生み出した、JesseJames Garrettさんの「The Elements of User Experience」の邦訳です。
早い段階で、ユーザーエクスペリエンスについて書かれていた本だと思います。

ユーザ体験を構成する5要素、「表層」「骨格」「構造」「要件」「戦略」について書かれている本です。2005年に日本版は発売になりましたが、今でもこの概念は使われていたり、これをベースにアップデートして使っている人もいると聞きます。

個人的経験でいうと、事業経営戦略がブレていると、要件と戦略がブレるので、そこを整理しないといけないと思うわけです。

IBMの思考とデザイン

IBM社の創業時からこの本の執筆時点でのデザインの取り組みなどを書いた本です。

デザイン組織という言葉が昨今言われますが、経営層および組織において、デザインおよびデザイン思考について重要視しているのであれば、どういうことになるかが垣間見れる本となっています。

組織とデザインという関係性を整理する上では、参考になる本です。
おそらく、デザイナーという職業が、上の本においての「『表層』を作る役割の人」って非デザイナーが認識している状況があっての、その状況に対して課題感を持っているのであれば、手に取った方がいい本だと思います。

誰のためのデザイン? 増補・改訂版 ―認知科学者のデザイン原論

これは、UIとかワイヤーかくPMの人は読んだ方がいいです(自分は旧版しか読んでないけど)

といった感じで3冊紹介しました。

次はエンジニアと会話できるために読んだ方がいいかもしれない、オススメの本を紹介しようと思います。(いつか)




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