光らないという美しさ
まだまだこの先も長いんだろうけれど、去年末からぐわっとハマった石について、なんとなく一周回った感じがするので書いてみる。
大きな輝きは美しい
宝石というものは基本キラキラピカピカしているものだけれども、
石の種類によってそもそも透明かどうか、透明な中でも屈折率と分散率でキラキラレベルが変わってくる。
で、さらにカットと大きさによって目に見えるキラキラさは大分変わるわけだけど、
1カラットのダイアモンドを手に入れて、
これが…キラキラってやつか…!
と、私の金銭感覚で手に入れられるベストを目の当たりにした。
そして、
満足した。(笑)
このキラキラは一つでよいよい。
小さな輝きは使いやすい
んで、とはいえその後に買ったのがネックレスに合わせたダイヤの一粒ピアス。
ふるさと納税で貰ったピアスなので、略してふるピと呼んでいる。
total0.5ctで大きすぎず小さすぎず、色はライトブラウンなので肌馴染みよく。
SIupとのことで良い石!って感じではないけど、このサイズだとそんなに気にならないし値段なり以上の納得感はあり。てかふるさと納税だしね。満足満足。
ネックレスは大きすぎるのでビジネスには向かないが、こちらのピアスは目立ちすぎないのでスーツにも合わせている。
大きな照りも使いやすい
でもお客さん先に行くわけではないオフィス出勤の日は、パールの登場頻度が1番高い。
楽天の真珠のお店で購入したあこや7ミリピアスと、あこや真珠ガチャで引き当てた一粒ネックレス。
よく見ると大きさや色照りは違うけれど、普段使いでセットにするには違和感なく。
白と青をその日のコーデによって使っている。
真珠のセットで言うと、お出かけの日はこのピンクたち。バロックパールの1連と、オイスターパールのピアス。
TシャツGパンでも、このセットをつけるとおしゃれしてきました感が出るのも良い。
初心を深掘る。誕生石の沼は深かった
そんな感じで色々揃えつつ、戻ってきたのが誕生石のガーネットである。
元々ハマる前にも持ってたし、ミネラルショー系に行って購入するのもガーネットばっかり。
ガーネットというのは、実は沼である。赤の流通量が多くて有名だけれども、知名度が上がってきているグリーンガーネット以外に何色でもあるし、スターが出るものもあるし。
で、ガーネットの中でもものすごいキラキラするものとか、珍しい色とか、色々見てきて集めてきて、
今、最終着地したと思うのが。
光らないという美しさ
ボヘミアンガーネットであった。
いわゆる、想像する地味なガーネットである。
厳密に言うと通常流通しているのはアルマンディンガーネットで、ボヘミアンガーネットはパイロープガーネットとさらに色が真紅で暗いもの、と言う感じらしいのだけれど、広義でイメージする赤い色からは外れないと思う。
これはモルダバイトというチェコで産出されるガラス質の緑色の石を、
ローズカットという光らないカットを施されたボヘミアンガーネットで取り囲んでいるデザイン。
見た瞬間、
これ、私、一生使う。
と思ったので、夫にねだって早すぎるクリスマスプレゼントにしてもらってから、毎日つけている。
きらびやかすぎず、チラチラとしか光らない。なんとも日常に馴染む。
あと高さがないのも使いやすい。
購入した時に店主が、シルバーなのでどんどん黒ずんできて、アンティーク調になるのも素敵と言っていた。育てる指輪である。
そういえば最近つけてなかったけど、去年買ったカボションの指輪もアンティークデザインである。碌山のもの。
1年経過し、シルバーが古美化しつつある。美しい。
こちらはシードパールが可愛らしいので、華やかな感じにしたい時にどんどんつけて行こう。
秋の夜長、ガーネットを愛でる
木々が色づき陽射しがやわらかい季節、深い色がさらに美しい。
つまりそれは春が来るとまた別のをつけたくなるということなんだろうけれども(笑)、
まずはここで1周完了〜。
うむ、まあまあ私にしてはお金も使ったし。
石、私の趣味である。
おわり。