mom

親友や会社の同期が、次々と親になっていくここ数年。わたしは、どうする?と自問する時間が増えた。

ある日親に『△○ちゃん、赤ちゃん産まれたんだって』と何も気にせず近況報告のついでにぽろっと言ったら
『あんたはどうするの?早い方がいいよ』
と返ってきた。

そういうつもりで言ったんじゃないんだけどな、となんだか無性に悲しくなってしまった。
じぶんを産んでくれた人の前ではっきりと
『わたしは親になる気はない』とその日は伝えられなかった。

今の相手でも、もしくは仮に年の近い相手でも、まず自分の体を痛めることが酷く怖い。
自分が散々親を憎んで生きてきたのもあって、こどもからそんな感情を抱かれながら育てていける強さもない。ひとに何かを教える器用さや賢さもない。自分を生きるのに精一杯。家族像が、思い描けない。

こんなこと、親になった人間から見たらただの我儘に見えるのかもしれないけど。
わたしは優しさをくれた人と叱る人がずっと別だった。優しさをくれた人は先に亡くなってしまった。癌の宣告をされてからあっという間に。
成人式を迎えて家を出てから、叱る人が自分を思って言ってくれていたのだと、ようやく少しだけ気付けた。やっと最近、幼い頃思い描いていた親との仲の良さに近づき始めることが出来ている。ひとりで双方こなすなんて。考えられない。

周りの知人達が親になってゆく中で、つい先日親友が母になった。他人事なのだけど、初めて胸がじんわり温かくなった。そして嬉しくなった。あの子の子どもは母を選ぶセンスが大変によろしい。家族思いな親友の姿が高校の頃羨ましかった。こういう風になれたらいいな、と思っていた。母となった彼女の人生にこの後も寄り添う関係になれたらいいな。幸せになってほしい。


24歳真っ只中のわたしは、まずはじぶんを隅々まで見つめて、やりたい事をやっていたい。自然と、進みたい先が見えたらいいな。


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歩けよ乙女。日々の備忘録、等
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