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【地球といっしょに】ゴミからアートを#ocean sole


こんにちは!いま地球規模で大きな変化が起きようとしていますね。

企業、個人、教育、あらゆる人が世界の変化に注目していると思います。
このマガジンでは、地球とのつながりをアートを通して少しでもお伝えできたらなと思って描いています。

年間90万トンのゴミ

ケニアのビーチリゾートとして有名なナイロビのキワユビーチでは、年間90万トンのゴミが回収されています。

そのほとんどが先進国から訪れた観光客から出たもので、そのビーチからではなく、流れ着いたものも含めてです。それを処分するのは地元の住民で、ビーチサンダルなどのプラスチックのゴミは自然に反ることができないため、住民をダイレクトに苦しめています。

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よくわからない国からきた、きらびやかな人たちが、自分たちの住む世界を汚していく。この感情を考えてみると、怒りを感じそうですが、住民のひとたちはそれが普通なので、自分たちの生活を整えるために、毎日過ごしているのです。

ここで怒りが生じてしまうと、戦争等につながっていくのかもしれませんね。わたしたちの地球は贅沢をしらない、自然と同調して生きる発展途上国の人々のマインドに支えられているのかもしれません。


ゴミをアートに、お金に、雇用に、地球に

しかし、このゴミを小物などにリサイクルし、商品として販売をする集団がいます。その名も「ocean sole」。そのきっかけは、ゴミから小物づくりを楽しむ子どもたちからきたものだという。

子どもたちは、いつの時代も、どこの国でも、アーティスト。

そして、そのゴミからつくられるアート作品は、皮肉にもゴミを捨てる観光客に好評でみるみる購入されていきます。

そしてその結果から、活動は広がり、最初3人でされていたプロジェクトもまたたくまに①ゴミを回収する人、②選別する人、③素材にする人、④作品をつくる人との何百人規模に広がり、この循環が貧困の地、ナイロビに雇用を生んでいます。

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<参考:CNN

そしてなにより、彼らは働きながら「地球のために生きている」という感覚を強く持っているそうです。ただお金を得て生活が楽になっただけではなく、地球とともに生きていることへの幸福度も併せて持っていることが素敵ですね。日常から地球への愛や感謝があるのでしょう。

そんな想いが循環してできたアートや作品だからこそ、エネルギーが満ちているような気がします。その感覚を購入者まで行き渡らせたいです。

自分たちが購入するものの想いを受け取っているか

今回考えさせられたのは、自分たちが普段購入するもの、着ているもの、食べているもの、誰かにプレゼントするものに、どのような想いをのせているでしょうか。

雑誌でトレンドだから。
恋人にあげると喜ばれるものNo.1だから。
芸能人の〇〇がCMをしているから。
安いから。

そこからもう一歩、二歩深く、想いを感じてみたいと私は思います。

その選択がいい、とか悪いとか、判断はないけれど、選択の連続に私たちの細胞ひとつひとつの感覚が光っていくのだと思います。その光の感覚こそが、これから常識がひっくり返っていく世の中で大切にすべき「なにか」だと強く確信しています。

想いを買い手に伝えていこう

ocean soleプロジェクトはまだ終わっていません。エネルギーの感覚を買い手に伝えるまで。これはエゴではなく、本当に心から、地球の循環を感じることなのではないでしょうか。

観光客の

自らが楽しむために、幸せになるために
遊ぶ→捨てる→買う→遊ぶ→捨てる

その想いの循環と併行して

地球をきれいに、自分が幸せになるために
拾う→整える→つくる→売る→拾う

そんな住民やボランティアの想いが重なりあっている。

交わり、チェンジする人もいる。交差しないまま生きていく人もいる。

ひとりでも多くのひとが、何かアートから感じる感覚というものを大切に磨くきっかけを与えていけたらと思い、家庭科教育とアートを展開していきたいなと感じた今日このごろでした。

パステルアートで表現してみました!


ではまた^^



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