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ステイホームだしフリーランスはじめました

こんにちは、あやはなと申します。
今春から、デザイナー/イラストレーターとして、個人で仕事をしていきたいぞ、と決起した駆け出しのフリーランスです。
主にエディトリアルデザイン(ページもののデザイン)、そしてイラストは歌舞伎ほか伝統芸能、和物、ファンアートに派生して人物の似顔絵なんかも少しずつ描いていきたいと思っています。
心境にいろいろあって、今年2月にけっこう勢いだけで、わりと円満に勤労していたデザイン事務所を辞めまして、今普通に困っているので会社は勢いで辞めない方がいいなと思っていることろです。仕事ください!

苦労話はさておき、何かTwitterよりもまとまった文章を載せられる場が欲しいかも…と思って、HPブログ代わりにnoteにお世話になることにしました。
人に読んで貰うための長い文章を書くこと自体が久しぶりです。古の二次創作HP文化を嗜んでいた時代でも、作品だけ羅列されててあまり喋らない、中の人はちょっと謎めいているくらいの方がカッコいいと思っていたタイプだったので(笑)、こうしてお気持ち表明するのはあまり上手くありません。
時々、喋りたくなったんだな…くらいに見てもらえるとありがたいです。

デザインとイラスト、本と歌舞伎、どっちも好きだったので兼ねました。

こうしたことをするきっかけは、まぁ時間がめちゃくちゃあるからなんですが(笑)、ポートフォリオなんかを作っていて、なんかこう…ジャンルが局地的すぎて、大丈夫なのかな…って思ったんですよね。いやこれから大丈夫にしていきたいっていう希望はあります。
時間がめちゃくちゃあるとき、逆に何かに追い詰められたとき、ヒトは自分自身と向き合うことになりますよね。嫌だね〜ほんとに。

本と歌舞伎って、某書店員さんにキャラを被せてやろう!としているわけでは決しないんですけど(笑)(すみません)、
会社辞めちゃって、これから生きていく上で、出来ること、得意なこと、好きなこと、やりたいこと、苦手じゃないこと、関わっていきたいこと、などなどポジティブに向き合えることを考えたときに、まず今の私がアピールしたいのがこの二つだった、という実にシンプルな答えです。

最近好きな作家さんが、出来ることだけをやっていたいと考えてる時点でダメみたいなことを呟かれてたのを見て普通に落ち込んでたんですが(笑)、
得意です、強みです、嫌がらず出来ます、任せてみて欲しいです、って言えることがあるのは、良いことなんじゃないかなと思うことにしました。

デザインが出来ます。イラストが描けます。

どっちもそんなに上手くないんですけど…とかっていうのを言い出したらきりがないので辞めますが、どちらも好きで、仕事として、趣味として、何かを作る行為と共にずっと人生を過ごしてきました。
ものづくりの中にも細かい分類が色々あると思いますが、これで食っていけたら幸せだな…と純粋に思ったのが本づくりでした。自分が楽しいのに加えて、クリエイティブの業界の中でもすごく居心地よかったんですよね。肩の力を抜いていられるというか。
本が売れず、出版業が厳しい状況に置かれていることも知っています。金銭面では損な業種を選んでしまったな…と思いつつ、まだ辞めたくないなって思うだけの魅力がありました。(会社辞めなきゃよかったのでは?って感じですが、色々他にも思いつめてたんです当時…)

イラストは専ら趣味でずっと描いていたのですが、こちらも出会った業界が良かったのか悪かったのか…(笑)。
私の心に纏わり付いて離れない歌舞伎の呪縛を、しばらく解くのは難しいと、数年前に悟りました。
こんなに好きにならなければ楽だったのに…!と本当に思います。歌舞伎好きな人って皆少なからず思ってるんじゃないかな(チケの苦しみとか)。
イラストやアートを仕事にしたいと本気で思ったことは今までありませんでした。今でもイラストだけ描いて過ごせたら幸せだろうな、という気持ちは持っていません。私の中のイラストの立ち位置は、デザイン以上の生みの苦しみを伴うことを知っています。…なんて思ってたのに、歌舞伎に出会ってこれですよ…
たまたま絵が描けて、たまたま歌舞伎が好きな状況が訪れて、楽しい〜!最高〜!って思うモチーフが目の前にある。しかも400年分の歴史がある。人生決まったなって思いました。
これが世の中の人の役に立つのかもわかりません。どうやって役立てていいかもまだわかりません。でもとりあえず、この局地で、できます!描けます!って言うのって、もしかしたら誰かの役に立つときは立つんじゃないかなって思ったのです。せっかく身軽ないい機会なので、まずはひと声鳴いてみようと思った次第です。ピヨピヨ!


世界の片隅でマニアック人生を送ろうとしている人間の、お気持ち表明を読んでくださってありがとうございます!
コロナ禍で、人の人生が簡単に変わってしまう世の中を実感しています。私も飢えて死なないようにバイトしたり国に助けてもらったり頑張ります。

次回以降は基本的に、デザインした本の紙やインクの話とか、描いたイラストの話、あまりにやばすぎたときの推しの話とかを書く予定です。

まず本日はこれぎり

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