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ジャイクエから教わったアイディアのつくり方

ジャイクエの3カ月は、最高に楽しく、自分史上では最高に “イノベーティブ”になれた期間だったと思えている。笑
記憶は薄れるが、感覚は残る。
いつだって感覚を呼び覚ませるように、備忘録を残しておきたい。

ちなみにジャイクエはJICA Innovation Questの愛称。自分も参加者のみんなもそう呼んでいる。(https://www.jica.go.jp/aboutoda/sdgs/jiq/index.html)

◾️“問いを立てる”ということ

問いなんて、学生時代のテスト以来、馴染みのない言葉だった。

だけど、3ヶ月間で一番こだわったのは、問いを立てることだった。

結果的に、54個の問いが生まれた。その中でも、いい問いは、みんなの議論が乗ってくる。いい問いは、クスッと面白かったり(たいがい駄洒落が含まれてる)、突拍子もなくぶっ飛んでいたり(究極目標というらしい)、賛否両論の議論を呼んだりする。

振り返って、いい問いからしか、いいアイディアは生まれないと実感している。

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しっくり感が出るまで、何回も何回も問いを問い直した。笑 ちなみにHMWは、How might we(どのようにしたら)の略。


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ちなみに。ジャイクエのワーク場所を提供してくれたQWSも問いを立てることを重視している。(https://shibuya-qws.com/about)
「問いを立てる」というキーワード、今後さらに共通言語として再燃していくのかなと思う。

◾️“集合知を使う”ということ

全員の知を集め、問いを解きにかかる。
これを集合知を使う、と呼ぶらしい。

集合知?知を使う?
はじめてSDMの先生から教えてもらった時は頭の中が?だった。
ただ次の言葉は妙に納得した。

「自分が最初に思いついたアイディアが、そのままチームに採用されるようでは、まだイノベーティブでない」

これは “今まで聞いたことがないけど、言われてみたら確かにその通り”と思える、すなわちインサイトだった。〇〇版Uberとか〇〇版Airbnbとかすぐ言っちゃうけど、自分一人が考えつけるアイディアなんてタカが知れてる。

専門家の専門知よりも、素人チームの多様性が生む集合知の方が、突拍子もないイノベーションが生まれるという研究結果もあるらしい。

集合知を使って、答えを出しにかかることは、自分が行き先を知らない旅に出かけていくような、ワクワクと楽しいプロセスだった。
毎週集まって、毎回23時の閉館時間までアイディアを出し合っていたなんで、外から見ると狂気的にうつるかもしれない。笑
でも毎回楽しかった。それは “また今日も自分では考えつかなかったアイディアが出たー!” と毎回思えるからだった。

ちなみに。SDMは慶応の大学院のことで、今回3ヶ月チームに伴走してくださった。本当に感謝。
(http://www.sdm.keio.ac.jp/about/concept.html)

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ジャイクエ集合写真。11月の神奈川合宿にて。

◾️ “落とし所を作らない”ということ

最終プレゼンの1週間前になっても、新しい問いを立て、アイディアを発散させ続けていた。
ジャイクエ参加当初の自分に話すと驚くだろう。

途中で、転機になる出来事があった。
ジャイクエ開始から約2ヶ月後の1月。中間発表があと2日と迫った中、メンターのSDM先生にアドバイスを求めた。

「明後日の発表に向けて、今あるアイディアの具体性を高めるにはどうしたらいいですか?」
すると「最終プレゼンまで時間があるし、全然違う方向に振ってもう一個新しいアイディアを出してみた方がいいよ!」と。

無邪気に言われて、震えた。笑 だけど先生の経験では、途中の振り幅が広いチームほど最終アウトプットで伸びる、とのことで挑戦してみることに。
何とか2日で新しいアイディアを絞り出し、転がりこむように中間発表に持ち込んだ。
すると、意外と良い反応ももらえた。ここでチームとしても共通マインドが出来たと思う。

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中間発表前日に生まれたアイディア。そのままエイッと発表に持ち込んだ。

落とし所。妥協点。折衷案。
この類の言葉を、社会人になってどれだけ意識してきたか。この逆張りをしたからこそ、ジャイクエでは新しいアイディアを出せたんじゃないだろうか。

◾️ “アイディアを実行する”ということ


最後は番外編。出来なかったこと。

アイディアを実行すること。タジクチームは、見事にこのプロセスを一周回していた。その姿から学んだ。小さくてもアイディアを形にして、ユーザーからフィードバックをもらうこと、これがリアリティを高めるうえで大事。

幸いにも、最終プレゼンでジャイクエが終わる訳ではない。今後取り組んでいこう。

ーー

ここに書いたことは、慶応SDMの先生から教わったシステムデザイン思考が基になっている。興味のあるひとは本も出ているので読んでみてほしい。

今回書けたのは、ジャイクエのほんの一部分。まだまだ書き残したいことは多い。ブータンのこと、今回のアイデアのこと、個性豊かなジャイクエメンバーのことなどなど。1つずつアウトプットしていきたい。


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#ジャイクエ #ミャンマー #ブロックチェーン #G'sAcademy11期生 2018/7/21〜
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