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誕生月を過ごして

9月は私の誕生月でした。
17日で25歳。20代後半の仲間入りです。

なんだか、今年はすごく静かなあっさりとした誕生日でした。

今までの私はすごく祝われたがりで、0時に連絡が来るのをそわそわ待ったり、インスタのストーリーに誕生日を匂わせたり、なんてことがありました。
でも今年はそういうこだわりや自己顕示欲みたいなものがあまりなくて、0時も普通に寝ていたし、SNSに投稿もしなかった。だから、身近な友達や家族にお祝いはしてもらったけれど、本当に静かに過ぎ去っていったなという感じ。

年齢によるものなのかもしれない。
大人が「もうこの歳になると誕生日なんて…」と言っているのをよく聞くみたいに、だんだんそっちサイドに寄っているのかもしれない。
実際「HAPPY BIRTHDAY 25」という字面を見た時に、嬉しいより、なんだかギョッとする気持ちになりました。
毎年毎年、年を重ねるごとに言ってる気がするけど、「25歳」の現実味って言ったらありゃしない。
そして、想像していた25歳よりも自分が未熟すぎてびっくりしちゃいます。
安定した仕事なし、パートナーなし、人生設計なし、実家住まい、車なし。25歳これでいいのか…と思って少し焦りが生まれたり。

でも9月の1ヶ月を過ごして思ったのは、確実に1年前より自分は成長してるなということ。
他の人と比べると、自分は社会経験もまだ全然足りないし、生活基盤も安定してないし、地に足がついてない気がしてしまう。
それは他の人と比べた場合。
でも過去の自分と比べたらどうだろう。
1年前はただの院生だったけど、今は日本語教師として採用してもらえるまでになった。2年前はまだ教壇に立ったこともなかった。3年前は日本語教師になるっていうことを考え始めたばかりだった。4年前はそんなアイディアすら無く、いろいろな選択肢にモヤモヤしてた。

そんな風に過去の自分を振り返ると、今の自分は過去の自分の悪戦苦闘の末の結果なんだなぁとしみじみ思いました。
全然実感がないけれど、一歩ずつ前に進んでる。やりたいことを見つけて、新しい環境で勉強して、その分野で職を得たってすごいことじゃん!って自分を誇らしく思った。

そしてそういう姿は自分よりも周りの人が見てくれているものなんだよね。
SNSで匂わせたりしなくてもお祝いしてくれる身近な友達からのメッセージで、「ついにここまで来たね」とか「これからもあなたらしく」って言われると、本当に嬉しい。いつもいろんな人に見守ってもらってるんだよね。

まだまだスタートラインだけど、1年ごとに自分は確実に前に進んでる。
人と比べるんじゃなくて、過去の自分と比べよう。そして自分の成長に祝杯をあげよう。と思えた誕生月でした。

お祝いしてくれたお友達ありがとう!
これからも自分軸でがんばりますね。

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