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JAPAN CH BRIDGE: Clubhouseタウンホール日本語解説 2.7

今週のクラブハウス内でのハイライト

・ものすごい盛り上がりを見せた今週のクラブハウス!

・Good Times ClubがElon Muskをゲストに呼んでトークルームをホストした。あまりの盛況ぶりでメインルームから五つものサブルームもでき、しまいにはElonがインタビュアーとなりオーディエンスをインタビューをするなど、非常に盛り上がりを見せた。

・GameStopがFacebookのBuzzとPG含むエグゼクティブたちとのディスカッショングループを開く。そこになんとMark Zuckerbergがサプライズゲストとして登場。彼はまた参加してくれると約束してくれたので、今回のセッションを見逃した人は次回をお楽しみに。

・The Art ClubがDrue Kataokaと共同開催で複数のとても興味深いディスカッションルームが開催された。女性の地位向上についてTina Chenと議論が行われたり、Kelly Leeと共に開かれたルームでは、今話題の「Bling Empire」やアジアの文化、クリエイティビティーにつきAndrew Chenと話が交わされた。

・The Authenticated ClubがSteve Rifkind(Loud RecordsとSRC Recordsの創業者)と共に2月1日の「世界ヒジャブデー」につきマスタークラスを開催し、実際にヒジャブを着用する女性たちが、ヒジャブを着用する時に感じる不快感などの貴重な体験談をシェアしてくれた。

・昨日は、Kat ColeとRahaf HarfoushがAdam GrantとMalcom Gladwellと共に、人間性についてディスカッションが行われ、真実を伝えることの大切さ、そしてその真実は個人の文化的バックグラウンドにより多様に存在することなど、深く共感を呼ぶ内容だった。

・昨夜はFelicia Horowitzが「Dinner Party(ディナーパーティー)」を開催し、フィンテックとeコマースのスペースにおける今後の展望につき話し合われた。

・同じく昨夜、Alexis Ohanianがホストとなり開催したルームに、妻のSerena WilliamsがClubhouse初参加。少し会話を交わした後、「これからトーナメントに行ってくるわ!」と部屋を退出した。

・今週は「Black History Month」(アフリカ系アメリカ人の歴史月間)の第一週目。Etienne Maurice によるライブプロダクション「A Raisin in the Sun」 が行われたり、Noel Chestnut WhitmoreがキャストのZendayaと映画監督のSam Levinsonをゲストに招き、ネットフリックスの新作映画「Malcolm & Marie」について語った。ネットフリックスは一ヶ月に渡り黒人がリードする映画をプロモートしている。

・2月14日から15日にかけては「24 Hours of Love」というチャリティーの元、集められてた寄付金は全てThe Martin Luther King Centerの非暴力的社会活動へと寄付される。

・そして今夜はスーパーボウルが開催され、クラブハウス内では複数の観戦グループが開かれる予定。

以上、特に盛り上がりをみせた今週のクラブハウスコミュニティー。でも有名人が参加するしない関係なく、全てのクラブハウス内で行われている全てのディスカッションは素晴らしく価値のあるもの!

プロダクトディベロップメントについて

Clubhouseは現在世界レベルで急激な成長を続けていて、ここ数週間の間だけでも、日本、ブラジル、チェコ、スロバキア、ドイツ、台湾、トルコ、など様々な国からのユーザーが参加。文化の違いや言語を超えて繰り広げられるやりとりはすでにとても有意義なものとなっている。私自身(Clubhouse創業者の一人Paul Davison)昨日、中国人ユーザーが開いたトークルームに参加しディスカッションを聞いていた。

プロダクトの今後のロールアウト予定に関しては、ここ最近ユーザーが一気に増えたことで、最近見られた開催中ルームが落ちるなどの問題が今後起こらないよう、現在ディベロップメントチームの最大のフォーカスはユーザーパフォーマンスの向上と、プラットフォームの拡大化。

そのため、現在その他の開発は一時中断していて、先週及び直近の数週間に間に上記以外のプロダクトリリース情報はないであろう。その分、ユーザーパフォーマンスを一刻も早く改善するため全力で開発に当たっている。

Q&Aセッション

  カレンダー機能について

Question:

一つ一つのトークルームをスクロールするのではなく、特定の時間に開催されるイベントをピンポイントで検索し見つけることはできないか(例えば朝9時に同日夕方5時に開催されるイベントをすぐに調べたい時など)

Answer:

クラブハウスがローンチした当初のカレンダーはユーザーインターフェイスから完全に切り離されたただのドキュメントだった。より早くカレンダーをアプリケーションと同化させるため、早急に今のカレンダー機能をロールアウトしたためスクロールベースというシンプルな設計となっている。

ユーザーが増えたことでカレンダー内に表示されるイベント数が急激に増えたため、今後改善するべきポイントは、大量のイベントリストを細かくカテゴライズしてよりコンパクトに見えるようにすること。

ちなみに、自分がホストとして今後開くトークルームの詳細をすぐに見たい場合、トップの「Upcoming for you」をタップすることで、少なくとも自分が開催するイベントのリストをすぐに出すことは現在可能である。

また、以前にも質問に上がった項目だが、カレンダーの他に、クラブがホストとして開くトークルームをクラブのプロフォール画面で、個人ユーザーが開催するルームのリンクをユーザーのプロフィール画面でシェアすることは今後可能になるかという点にも関連してくる。

この点につき改善は必ず行うが、まだロールアウトしていなかった理由は、以前はクラブのページを見に行く人があまりいなかったから。

現在はTopic Directory(興味別にフィルターしどのようなクラブがあるのか検索する機能)によってそれぞれのユーザーが興味の対象に合うクラブをより簡単に見つけることは可能となっているためクラブページがより見られてはいる。

ただ、興味の対象とマッチするクラブの中から更に自分に合うクラブを見つけるためには、クラブの活動頻度やどんなトークルームをいつ開いているのかなど、より詳細な情報を知る必要がある。今後各クラブオーナーが誰なのか明確にしたり、過去開かれたトークルームの履歴を表示するなど、クラブページ及び個人プロフィールをより使いやすいものにするため、ディスカッションを更に重ね改善していく予定だ。現在そのための専門エンジニアの求人も行っている。

  カレンダー内に表示されるイベントの言語について

Questions:

アメリカ以外の国のユーザーが増えてきたことで、カレンダー内に表示されるイベントが自分の言語とは異なるものが表示されることがある。言語ごとにイベントをフィルターすることは可能か。


Answer:

現在アプリ自体は世界各国で使われているが、インターフェイス上、表示言語はまだ英語のみ。

ユーザーによっては複数の言語でコミュニケーションを取っていることもあり、よってフィードも一つの言語に限定されない。例えばフォローしているユーザーが英語とドイツ語を喋り、ドイツ語でチャットするトークルームに入った場合、そのドイツ語の部屋がフィードに表示されることとなる。これをフィードされないようにするには、そのユーザーのフォローを外すしか今のところ方法はない。

ただ、ほとんどの場合、フィードに上がってくるイベントは、ユーザーがクラブハウス内で使用している言語に沿りソートされている。また、現在様々なバックグラウンから参加しているユーザーたち同士の有意義なやりとりが行われていることもあり、アプリ上、各言語別にコミュニティーを分ける必要はないと思っている。

より正確性を高めるため、言語表示機能において今後考えている改善点は、各自の携帯で設定している言語をベースに表示を変えたり、それぞれがクラブハウスのプロフィール画面内でどの言語を表示したいか選択する機能など。その他、各トークルームのホストがルーム内での使用言語を決めるレルようにすることも考えてはいるが、この場合、ホストが数名いてそれぞれが異なる言語を話すことも考えられるため、必ずしもパーフェクトにはならない。

大半の場合は、前述の通りユーザーが主にクラブハウス内で話している言語に基づいてフィードがされているので、この改善点のプライオリティーはそれほど高くはない。

  プロフィールページをシェアするリンクについて

Question:

今後行われるイベントをシェアするリンクがあるように、ユーザーが今後開催するトークルームのリンクをプロフィールページ経由でシェアすることは可能か。クラブについても同様の質問が以前あった。

Answer:

現在カレンダー内で今後予定されているトークルームのイベントのリンクをシェアできる機能はある。

今後はもちろん開催中のトークルーム、クラブページ、各ユーザーのプロフィールページ、全てにおいてシェアできるリンクを作っていくし、プロダクトの開発にそれほど難しいものではない。

また、現クラブハウスのユーザーがそのリンクをクリックした際は直接クラブハウス内該当ページに飛ぶようにするし、非メンバーがクリックした場合は、クラブハウス登録画面へと誘導するようにする。

トークルームのリンク機能は次のプロダクトロールアウトに含まれる予定で、そのリンクをクリックすることにより直接そのルームへ飛べるようにする。

ユーザープロフィールとクラブページへのリンクはその後随時ロールアウトする予定。

  特定のチャットルームをフィード上トップに固定する方法について

Question:

ホーム画面のフィードで、スクロールしながら興味のあるトークルームを見つけた場合、他のルームをブラウズしている間もそのルームがトップに来るよう表示できるようにしたい。

Answer:

まず、興味のないトークルームがフィードから流れてきた場合、スワイプで隠すことは現在可能。隠すだけでフィードから消えるわけではないではないので、今後この機能を強化することで最終的にフィードに流れてくるチャットルームが興味の対象により沿ったものだけが残るようになるはず。

特定のルームをブラウズ中トップに表示させることに関しては、例えば、一つの部屋にオーディエンスとして入りながら同時進行でフィード上のトークルームから気になるものを複数トップに固定していくことで、現在参加中のトークルームがどんどん下の方に埋もれてしまう可能性もあるかもしれない。取り消しボタンを導入するなど、詳細をもう少し時間をかけて考えたい。

この質問に関してはディベロッパーとしてまだ検討したことのないトピックで、ユーザー視点からこういったフィードバックをもらえることで新しい気づきとなり、更にユーザーエクスペリエンスを上げるための気づきとなるため大変嬉しい。


  クラブハウス経由でのポッドキャスト配信について

Question:

クラブハウスを使いポッドキャストを放送できるかどうか、ポッドキャストど同様のユーザーエクスペリエンスが可能かどうか

Answer:

クラブハウスの最大のミッションはクリエイターをサポートすること。「クリエイターFirst」のミッションの元、できる限りクリエイターがやりたいことを今後も応援していきたい。だからこそ規約にもある通り、クリエイターたちが自由に表現できる場として、スピーカーたちの事前許可がない限り録画を禁止しているし、アプリ内での録音機能も今は作っていない。逆に言えば許可が取れれば録音は可能。ポッドキャストをクラブハウス経由で同時配信した場合、当事者の許可さえあれば録音しログを残すことは可能で、実際にこれは既に行われている。

  Green room機能について

Question:
スピーカーが全員揃いトークが始まるまで待つ部屋(Green room)を作れるかどうか。

Answer:
この機能は近々ロールアウト予定。スピーカー全員が集まるりリスナーにトークルームを開けるまでのプライベートなウェイティングルーム機能を作る。また、トークルームをモデレーターがオープンしたら、参加予定のスピーカー全員にリマインダーが送られるようにする。


  トークルームのオーディエンス人数制限について

Question:

各トークルームのオーディエンス人数制限を5K以上にする予定があるかどうか。

Answer:

拡大予定あり。今はプラットフォームが5K以上に耐えられないが、最終的にはリミットを設けず誰もがオーディエンスとして参加できるようにしたい。その他にも、メインのチャットルームから派生し、Breakout roomや、Pre-discussion room、Post-discussion roomなど、サブルームを作る機能も追加したい。実際の対人ミーティングでは、ミーティングで話し合われたことを元に、参加者がグループに分かれ更なるディスカッションを進めることもあるため、リアルライフと同様、このような多様な使い方ができるようにすることまで視野に入れている。

まずは、リミットを5K以上に上げることをプライオリティーとし今開発を進めている。

また、逆に各トークルームの人数を制限する機能も今後ローンチ予定で、例えば参加者を20人までに限定するなど、クリエイターの目的によってプライベートなディスカッションの場を作ることも是非今後実現していきたい。

ちなみに今ある機能として、一旦トークルームを開いてから、「Social room」モードに設定を変更することができる。このSocial roomでは、現在自身がフォローしている人だけがルームを見ることができ、参加者として呼べることができる。また、その中から誰かをモデレーターにしたとすると、その人がフォローする人を更に呼ぶことができるため、より親密なディスカッションの場を作ることができる。クラブハウスのユーザー数が益々増えるにつれ、チャットルームのクリエイターたちが自分たちのルームをより自由にコントロールできるこの機能はより重要性を持つことになるであろう。


  モデレーター機能について

Question:

参加者がそのトークルームのモデレーターからモデレーターリクエストされた場合、拒否できる機能を作って欲しい。

Answer:

この機能は作るべきだし今後開発する。
クラブハウスのアプリがローンチされた当初はモデレーター機能はなく、皆自由に発言するスピーカーとして参加し、そのスピーカーがまた新しいスピーカーを呼び、気づいたら何十人ものスピーカーが一部屋に存在していた状態もあった。スピーカーが増えることで、ディスカッションが混沌とし、そもそものディスカッションの目的が失われ収集付かなくなることになりかねないため、この後すぐにモデレーター機能を作った。

現在、モデレーターはオーディエンスの中から特定の人をスピーカーとして呼ぶこと、そして話が終わればオーディエンスに戻すことが可能。

モデレーターは責任の多いロール。人によっては受けたくない人もいて、選択の自由としてモデレーターリクエストを断る機能は今後開発していく。

クラブハウスの意図としては、各トークルームのモデレーターは一人、ないし二人までを推奨している。その部屋のモデレーターが追加でモデレーターを要請するのは、基本、本当にサポートを必要している時であるべき。

また、一部、モデレーターを増やすことでその部屋がお知らせ機能を通じて宣伝される頻度が上がるという誤解が生じているようだが、これは全く正しくない。また最近見かけるのが、参加者の誰かに感謝の気持ちを表したり好意の意思を示すたにその人をモデレーターにするなどがあるが、これもあまりお勧めできない。もちろん何人モデレーターにするかは各部屋の意思に任されてはいるが、必要以上のモデレーターを作ることは、上記の通り、本来のチャットルームの目的が失われる可能性がある。

  スピーカーとして話すことのできる時間を制限できるようになるかどうか

Question:

一人のスピーカーが継続的に話すことで、他のスピーカーの喋る時間がなくなってしまう現象が見られるため、各スピーカーの話す時間を一定の長さに設定することができるようになるか。

Answer:

参加者全員を歓迎しスピーカーとして話したい人を自由にディスカッションに参加させるということは好感の持てるモデレーター像かもしれないし、そのトークルームのディスカッション内容によっては効果的なモデレーター手法かもしれない。

ただ、その部屋の目的によっては誰をスピーカーとして呼ぶか等、モデレーターが一定のルールを決めそれに沿ってディスカッションを進めることがより良い場合もある。質問にあったように誰か一人だけがスピーカーとして話し続けるようなことを避けるためにも、その場を柔軟に仕切るスキルが求められる。

クラブハウスでは、モデレーターのためのトレーニングセッションや、オフラインでモデレーターガイドのドキュメントを作成し行っているし、より良いモデレーターになるための情報シェアが様々なクラブやトークルームで日々行われていて、とても有益な情報を得ることができる。

私たちの見解としては、各トークルームがどのように運営されるかはモデレーターが決めるべきであって、クラブハウスとして各スピーカーが話せる時間にリミットを設けるなどの機能はを作ることは今のところ考えていない。モデレーターが今後より効果的にチャットルームを運営していけるよう随時サポートしていきたいと思っている。


  ミュート機能について

Question:

現在、スピーカーとして自身の音声をミュートすることは可能だが、オーディエンスとして入っているトークルームの会話自体をミュートすることはできるか。

Answer:

その機能の必要性は高くなく、もしその部屋の会話自体をミュートにしたい場合は携帯の音量を下げればいい。


  クラブハウスのマネタイゼーションについて

Question:

投げ銭機能はどのようなものになるのか。チャットルームのモデレーターから繰り返しお金を要求されたり、投げ銭があった視聴者への優遇的な接し方など、健全に機能させるためどのような対策を考えているか。

Answer:

まず、モデレーターへの投げ銭(チップの支払い)を含む機能は今後ローンチする予定。すでにこの行為自体は行われていて、クリエイターがプロフィール画面にPaypalなどのリンクを載せるなどして、そこから収入を得ているケースもある。今後クラブハウスとして正式にこれをサポートしていけるのはとてもエキサイティングなことである。

四つのパターンを考えていて、一つはクラブをお金を払うメンバーシップ制にすること。二つ目は、お金を払って入れるプライベートルームを作れるようにすること。三つ目は、投げ銭制度。最後に、ブランドとコラボしスポンサー収入を得ること。最後のポイントに関してまだどのような形でサポートしていくか詳細はまだ考えられていない。

クリエイターへの支払い機能を正式にローンチすることによりユーザーエクスペリエンスが害されないよう、慎重に進めていきたいと思っている。ゆっくりとロールアウトし、ユーザーから積極的にフィードバックを募り、より良い機能を開発していければと思っている。

例えば、チップの支払いを公にするのかプライベートで行うのか、ディスカッションが終了してから支払いが行えるようにするのか、ディスカッション中にも可能にするのかどうか。クリエイターとユーザー間に不健全な関係性が生まれるのを防ぐ必要もあるため、考えるべきことはまだたくさんある。

この件に関しては公式機能としてロールアウトする前に、クリエイターのサンプルグループを作り、一緒に改善点を見つけながら時間をかけて開発を進めていくことが重要だと感じている。


  ブランドとのコラボについて

Question:

ブランドからコラボを依頼されているが、クラブハウスとして今後どのようにブランドがユーザーとしてこのプラットフォームに介入していくことを考えているのか。

Answer:

まず、クラブハウスはリアルな人間同士のコミュニティーなので、ユーザーは一個人であるべだし、実名で登録してもらっている。また、普段ニックネームで活動している人もいるため、登録時の名前の変更は一度限り可能にしている。

実際クラブハウスにも多くの企業が参加したいとリクエストが来ている。今後企業とディスカッションをしていくが、一つ言えるのは、クラブハウスは人と人とがリアルにコミュニケーションを楽しむ場だということ。ブランドや企業がクラブハウスに参加し、ブランド名を掲げチャットルームを開くような際は、そのブランドの代表者が一人の人間として入り、その部屋の参加者とやり取りをしてほしい。


  盲目者のアクセスについて

Qeustion:

盲目のユーザーからの質問。現在iPhoneのスクリーン読み込み機能を使いこのアプリを使っているが、多くのアプリ内のボタンにはそのボタンが何なのかテキストの説明がついていない。今後テキスト機能の追加予定はあるか。

Answer:

今この機能は開発中で、来週、もしくはその次の週にはロールアウトでローンチできる予定。この機能の制度を上げることはとても重要で、ボタンのラベル追加の他にも、カラーコントラストや、モーターコントロール機能など、全てのユーザーのアクセスをより効率よくするため、今後更に開発を進め段階的にロールアウトしていく予定だ。


  クラブハウス内の「クラブ」の今後の在り方について


Question;

今後クラブはどのように運営されていくべきか。例えばクラブ内にいくつものサブグループが同時進行で運営できるようになるのか。現在のTopic Directoryの他にもクラブを見つける機能ができるのかどうか。

Answer;

まず、クラブハウスがローンチされた当初はごく限られたコミュニティーしか存在していなかったが、そこからノミネートされユーザーがどんどんと増えるにつれ、より多様なバックグラウンドから人が集まるようになり、様々なテーマでチャットルームがいくつも生まれていった。クラブハウスの最大の特徴は多種多様なユーザーがリアルタイムでどこに居ても会話ができるということ。

そして同様の興味や価値観を持つユーザーたちが集まれる場所としてクラブを作った。

現在クラブの運営方法は大きく挙げて三つあると思っている。

一つは、イベント運営としての使い方。クラブ名を作り、そのクラブがどういった主旨をもちどのような目的を掲げているのか明確にし、数名のホストがそれに基づきトークルームを定期的に開催していく。メンバーは各クラブが掲げるミッションに共感しそのクラブに入り、その「イベント」に参加する。

二つ目は、コミュニティーの場。ゲームや今勉強している言語など、とにかく共通の興味や趣味をベースに人が集まり、各自自由にメンバーと交流していく場所。

最後に、プライベートな団体、組織としての活動。例えば、一般企業が作る公には開示されないグループや友人たちが集まって作るグループ。

今後クラブはどのように発展していくのか。

まずは数週間前にローンチされたTopic Directory。世界中でクラブハウスユーザーが急激に増え、自分の興味のある人、グループを見つけることが困難になってきている中、このTopic Directoryがアプリに組み込まれたことで、今後改善するべき余地はあるものの、大幅にユーザビリティーか上がったと思う。

また、現在のクラブキュレイターたちがクラブをナビゲートしていくかたちから、参加者が増え、クラブが拡大すると共に、運営者だけでなく、各メンバーが自由にそのクラブ内でサブグループを作り、積極的に活動していける場となることを望んでいる。サブグループの数に制限はなく、何百、何千という数のグループが存在していても全く問題ないし、メンバーが増えるにつれ、クラブから小さなグループが派生していくことは至って自然な動きだと思う。そしてそのサブグループから更にユーザーたちのネットワークが広がっていく可能性をサポートするプロダクトを今後開発していくことは極めて重要であると考えている。

また、Topic Directoryの他、沢山のクラブの中からより自分に合ったクラブを発見することをもっと容易にすることも大切だし、クラブページを改良し、そのクラブのメンバーが誰なのか見れるようにする、今後予定さえれているトークルームのリストだけでなく、リアルタイムで現在行われているトークルームもクラブページから見えるようにする、クラブに入会するためのアプリケーション機能を作ったりする、などのアイデアがある。

クラブハウスの中に所属しているクラブの独立したスペースが存在し、そこでメンバー同士が自由にトークルームで会話を繰り広げられる、そんな場所にしていきたい。

クラブハウスは創設当初から、DiversityとInclusion(多様性と全てのユーザーが平等であること)を念頭に置き運営しているし、それに沿ったコミュニティーガイドラインを作っている。小さなグループから世界最大規模のグループまで、世界中の全てのユーザーが共感でき、メンバーの一員として参加できるできるようなコミュニーがクラブハウスで見つけることができれば、このプラットフォームがどんなに大きくなったとしても、DiversityとInclusionは失われることがないだろう。

そのためにもクラブ運営をより発展させていくためのサポートを今後も積極的に行っていく。

新クラブハウスの設立を希望する場合、今後は現在の申請フォームではなくアプリ内でクラブ申請をできるよう、次の次のロールアウトに間に合うようにしたい。


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