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【祖母の教え シリーズ】会いたくなる文字で手紙を書く

まだ会ったことのない相手の美しい姿が想像できる字

前回の記事に引き続き、祖母の教えから「会いたくなるシリーズ」。
今回は
会いたくなる文字で手紙を書く
です。

祖母も母もそれはもう達筆で…一方、字に関しては全く自信の無い私です。

姿勢を正して、時折インクのボトルにペン先をちょんちょん、
とつけながら字を書く母の美しい姿は、今も目に焼き付いています。
その文字は、まだ会ったことのない相手の美しい姿を想像するには十分だったことと思います。

上記のシチュエーションは、私が小学校に上がる時の願書を記入している時、と記憶しています。
母の美しい文字が、私の道すじをつけてくれたと思うと、感謝しかありません。

さてさて、字に自信のない私ですが、心掛けだけは忘れずに。
特に手紙を書く時は丁寧に字を書くようにしています。

今回は、私でもできる、誰でもできる字を書く時のポイントをいくつかお伝えしたいと思います。

1.姿勢を正す
2.ペンを正しく持つ
3.平仮名より漢字を大きめに書く
4.一画一画書く

【姿勢を正す】
姿勢を正すことによって、気持ちがシャキッとして、手紙に集中できます。
また、肩や腕の力が抜けて、字が書きやすくなります。
姿勢を正そうとすると、かえって身体に力が入ってしまう方は、お問い合わせくださいませ!

【ペンを正しく持つ】
恥ずかしながら、33歳まで自己流のペンの持ち方をしていました。
所作を伝える立場なのに、この持ち方は無いよなーと感じて、持ち方を直しました。
正しい持ち方をするようになって感じることは、
指先〜腕〜肩〜背中の力が抜けて、姿勢も楽だしペン先も自由になるということ。
そうに決まってますよね。これまで多くの先人たちが筆やペンを持ってきて、その上で「正しい」とされているのですから。( これはお箸の持ち方でも言えることです。)
慣れるまでは、補助ツールを使ったり、力を入れなくてもサラサラ書ける筆記具を選んでいました。

【平仮名よりも漢字を大きめに書く】
このコツを教えて下さったのは、小学校の時の理科の先生。
「レポートを書く時に気をつけること」としてお伝え下さいました。
以来、文字を書く時は意識しています。
パッと見た時の全体のバランスが整います。

【一画一画書く】
達筆だった祖母は、さらさらと繋がるような文字を書いていましたが、今の私にはまずもってムリ!ということで、一画一画丁寧に。省略せずに書くようにしています。
想いが溢れてくると筆が進んで、文字が繋がっちゃうこともありますけれど。


以上、私なりの字を書く時のポイントをまとめてみました。
いかがでしたか?

何かトライできそうなことがあると嬉しいです!


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