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真夏のパリに稲川淳二?

先日、外出から家に戻りいつも通りリビングに行こうとすると…あれっ?目の前に広がる景色がなんかいつもと違う。怖いな〜怖いな〜、と思いながらもエイっと振り返ると、まぁ!洗濯機の位置が変わっています。30㎝ほど前に移動しているのです。怖いな〜怖いな〜、洗濯機の扉をギィ〜っとあけてみると仕上がっているはずの洋服が、ビチョ〜っと生温かい、
…はい、故障しました。

借りているアパートには洗濯機があります。
これは、滞在型旅行になくてはならない重要なアイテム。でも何だか調子が変!

最初は異音だったんです。
あれ?
少し音が大きいかな…
音はみるみる大きくなり、騒音に。
騙し騙し使用し、ある日、洗濯機を回したまま出掛け、家に戻ってくると…
洗濯機が1メートルほど、前進してました。

これは、大変、と大家さんに連絡。
大家さんは南仏へバカンス中ですが、丁寧に対応してくれて、
しばらくすると、我が家のチャイムがなります。やってきたのは電気屋さん!?

ではなく隣の住人
その名もムッシュー・ジョン・バティスト、通称J・B!

ここがポイント1。
電気屋ではなく、なぜか隣人。
嬉しいけれど直せるのかな?
必死で修理してくれるけどなかなか事態は好転せず、ついに根を上げ助っ人に電話。

ついに、電気屋さんね!
と期待して現れたのは、まさか、いまさっきランチを食べたガレット屋のあんちゃん。

ここがポイント2
知り合いを集める。
問題があると、専門家は中々来ないせいか、近場の知り合いが続々集まります。

何とか、洗濯機の修理をしてもらい、脱水まで出来るようになり、感謝。ところが
真夏の洗濯機ホラーは終わらない…

その晩、突然停電に。
な 問題は洗濯機の接続に違いないとすぐに判断。しかし、沢山の可能性を示唆してくるフランス人大家さん。指示通りに対処するも、トイレの水が流れなくなるという結果に…これは、もう大問題です。

ピーターメイル著の、「南仏プロヴァンスの12ヶ月」という本の中でも、なぜかフランス人に頼むと次々と問題が起こる…という話があった事思い出しました。

ステファニーさんも、J・Bさんも、とても良い人で、なんとか、なんとか、土曜日に新しい洗濯機がやって来て一件落着。

月曜日に起こった問題が土曜日に解決するのは、この国では奇跡的な快挙だそうです。
怖いな〜怖いな〜笑

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