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勉強してえなぁ、となっている話

こんにちは、高野です。

インターンを始めて早3ヶ月、最近、人生でもっとも勉強意欲が高まっています。
“FOR THE FIRST TIME IN FOREVER(うまれ〜て〜〜は〜じめ〜て〜〜)”と高らかに歌ってしまいそうです。

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(私は何か「うまれてはじめて」のことがあるとすぐこの動画と音声が脳内再生される仕様になっています、結構こういう人いると思うなあ)


「なんか最近めっちゃ勉強したいな!あれ?でも私今までも結構勉強してたよね?この生まれて初めて感はなに?あれれ?」となったので、今回はこれまでの暮らしで何が私を机に向かわせていたかを改めてまとめる文章です。ちょっと自己愛強めのうざめ文章になっている可能性大なので優しい気持ちの時に読んで欲しいです。


注:ここでいう「勉強」は書籍を読んで知識をインプットするようなタイプの勉強です。人生経験系の勉強は含んでいません。


小学生:「勇気」が欲しくて勉強していた

不登校気味の私が徐々に学校に行けるきっかけは「勉強ができて一目置かれること」でした。学校に行けるようになってもまだ自信のなさは抜けていなかったので、「私は大丈夫、ちゃんとできている」というわかりやすい指標を得るために勉強はナイスなツールでした。「人よりできることはある」ことは、教室に行く勇気につながりました。


最近は北欧の教育について色々調べており、日本の教育はまだまだ伸びしろあるなとは日々感じますが、「点数が高ければ褒められる」仕組みで分かりやすく自信をつけるという点では私の近くに日本の教育があってくれてよかったなあと心から思っています。


ただ、小5くらいで「学校で50分で教えていることは一人でやれば10分でできます」という本を立ち読みしてからは「その通りすぎる」と気づいてしまい、学校はちょっとサボりがちになりました(家で勉強していた)。同じ頃に色々背伸びして本を読んでいたので「小学校という特殊環境でしか社会人してない人たちが私に世の中のことを教えるのか…?」などと思い始め、学校に行かなかったり先生の手を煩わせたりしまくっていましたが、相変わらず勉強はしていました。

(当時の先生たち本当にお世話になりました…私には絶対にできないお仕事です…11歳の冷めた生意気ガールなんてお金もらっても関われない。)


中学生:「自尊心」を保つために勉強していた+面白み発見

中学校に上がる頃には毎日学校に行くようになっていましたが、私は忙しい部活には入っていなかったので、「サッカー部のレギュラー」「吹奏楽部の部長」的な肩書きはなく、「勉強ができる人」の枠でアイデンティティを獲得していました。強烈なスクールカースト等はありませんでしたが、「等身大の私♡」的な自我で勝負はできず、引き続き「勉強できる人」で自尊心を維持し、存在感とメンタルを安定させていました。


絶対評価で成績がつくので、「ノートの端に授業の感想を書く」「どんなに簡単な問いでも挙手して答える」などの愚直な行動の積み重ねで成績が上がり、この分かりやすい方法が当時の私にフィットしていました。


中3で塾に入ると、やや勉強の動機が変わり、「やればやるだけ数字が上がる」という単純な構造に「効率化」の要素が加わって、自尊心というよりは純粋に面白くて、探究心から日々勉強していました。「セルフマネジメント」「目標に向かってPDCA回す」ということの楽しさに気付いたのはこの頃だったような。面白いことを教えてくれて、ワクワクする目標を一緒に設定してくれた周りの大人に感謝しつつ、彼らも彼らで仮説検証しまくっている中学生を見るのは面白かったのではないかなと少し思っています。
今でもそうですが「大人」という存在全般が好きなので、先生たちと仲良くなれることや(当時の私にとっての)高次元な話ができることを目標に勉強していたところもあります。


高校生:「惰性」で勉強していた


私の高校には優秀な人がたくさんいて、物心ついた頃から当たり前に勉強している人が大半だった&基本的に全員大学進学する環境でした。なので、みんなと一緒に過ごした結果、私も「普通に」勉強していました。特に熱い情熱があったわけではないのに、「なんか世界史面白いなあ」「まあみんなやってるし」「流石に再試はまずいから数学やるか」「大学受験ってちょっと背伸びするくらいがちょうどいいよね、がんばろ。」くらいの温度感で結構勉強していた自分…えらい…。


悪い意味の「惰性」ではなく、周りから良い影響を受けたタイプの「惰性」だったかなと思います。「もっと頑張りたい、中学生の時みたいに勉強に全振りしたい」と思っていたけど誘惑と刺激が多すぎて終始本腰が入らない感じではありましたが、総じて楽しかったので良し。


大学生:「恐怖」で勉強していた


医学部に入学してほくほくしたのも束の間、「学年の1/3はストレートで卒業できない」という事実を叩きつけられ、めっっちゃビビります。私は何とか群馬大学医学部に滑り込んだと思っていたので、「下1/3…それ私じゃん…」となり留年の恐怖に支配されてやたら勉強していました。今でこそ休学などしていますが、大学の最初の方は「一度でも道を外れたら死ぬ」と割と本気で思っており、留年それすなわち死、という感じで勉強していました。


そのうち講義の質があまり高くないことに気づき、基礎が永久に続いてシンプルに飽き、医学部や医療界の闇を垣間見てどんどんやる気は低下し、あまり勉強しなくなりました。学外で色々やり始めてもいたので、「大して面白くもないことにリソース割けないよ!」とも思っていました。
とはいえ留年ラインは変わらないので勉強しないわけにはいかず、「目の前の試験勉強も一生懸命にできないような医者に診てもらいたくないでしょ」という殊勝な発言をする友人に感化され、そう思うことにしてしばらくやってみました。が、結局私はそれを理由にして本腰を入れることはできず、再試になったり試験遅刻したりしながらなんとか生き延びておりました。


今:なんかキラキラした動機で勉強したくなっている


ただの腑抜け大学生からいきなりゴリゴリのスタートアップの仲間にしてもらったので、社会常識も専門分野も何もなく、謙遜とかではなくまじで「ほんっっとうに何もできない人」としてしばらく存在していました。毎日皆さん色々教えてくれたり背中を見せていてくれるので、今は少しずつできることは増えていますが、圧倒的な勉強不足を感じています。

産業保健分野の専門知識だけでなく、ビジネス全般、情報収拾の仕方、仕事の進め方、コミュニケーションなどなど、勉強したい分野と内容が多すぎて、世の中こんなに勉強すべき材料があったのか…とちょっともはや引いています。人類ブラボー…。今までの生活と違ってものすごいスピードでものすごい情報と思考が動いているので、「知らないとできない」「知ってればチャンス増えたはず」の場面がものすごく多く、悔しさとワクワクが常に頭の中を渦巻いている状態です。


加えて、iCAREはエモい人たちが相互にコミットしまくっているエモい集団なので、最近は「もっとできること増やしたい!」「事業成長にコミットしたい!」「私の成長を期待してくれている人たちの期待値を超えたい!」のモチベーションで生きつつあり、先の勉強意欲と合わせて「こんなひねくれた奴にこんなキラキラした感情湧くんや…」と自分で驚いています。

(呆然としている時のBGMももちろんこれ👇)

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…などと熱いことを言いつつ、相変わらず怠惰な性格で「勉強したい!って言ってるくせに漫画読んでたら土曜終わってたな…」みたいなことも良くあります、反省。ということで、自分に発破をかける意味でこのnoteを書きました。これくらいキラキラ文章書いておけば夕方くらいには漫画から真面目書籍に移れるでしょう!!!(移ってね!!!)

セルフプレッシャー文章にここまでお付き合いいただいてありがとうございました。

そろそろアナ雪もう一回見たくなってきましたね。

お高いプリン購入費に使います。