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また味方が減ってしまった。

こんにちは。お久しぶりです。

先日大好きなおばあちゃんが亡くなりました。

前から入院はしていたのだけど症状が急変したとの連絡を受けてかけつけたところそのまま。という感じです。

心拍数とか呼吸の数字が書いてある装置がドラマで見た時のように音を立てて

病院の先生を呼ぶ家族、おばあちゃんと呼ぶ声、まわりだけが動いているようで

何もできなかった。声も出なかった。自分だけ止まっているようだった。

呼吸はなんとかできていたようなんだけど目が閉じれなかったり会話ももちろんできなかったし

息を吸って吐いての布団の山が亡くなってからもずっと動いているように見えていて

家族からは動いてないよと言われたんだけど多分受け入れたくなかったからかなんなのかあたしには息をしているように見えた。

運転が壊滅的なあたしの車に「もうすぐどうせ死んじゃうから。」と冗談ぽく言いながら乗ってくれたおばあちゃん。

ホームセンターで一緒にお花を選んだりとかご飯を食べに行ったりとか

実家を出てからは敬老の日にお菓子を送ったりとかそんなことしかできなかった。

おばあちゃんの話はいつも長かったからちょっとなぁと会うのが億劫になっていた時もあったけれど

困った時はいつも味方でいてくれた。やりたいことを否定せず応援してくれた。

いろんな思い出が今更になって溢れ出してきてお通夜も葬儀もずっと泣いていた。

いろんなことしてもらったのに何にもできなかったし役に立てなかった。

そんな自分がとても惨めで無力だった。

今年の3月にも大好きなハムスターがなくなりそして先日はおばあちゃんが亡くなり

味方でいてくれる人がまた減ってしまったと思ったら本当に胸が苦しくなった。

「強くなりなさい」とおばあちゃんに言われたのだけれど

嫌なことや理不尽なことをされてもただずっと耐えればいい。それが強さだと思っていたけれど

体や心がボロボロになってしまったので大きく履き違えていたなと改めて思った。

本当のところ強さって何?って今も思うんだけど

やっぱり嫌な人になにかされた時やねじ伏せられそうになった時

おかしいと思ったことはちゃんとおかしいと言わなくちゃ伝えなくちゃなと思った。

地獄みたいな毎日だけどいろんなことに負けないように生きていたいな。

長々と読んでいただきありがとうございました。

#おばあちゃん
#ありがとう






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