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自分が自分の声を聞いてないのに、誰かにわかってもらおうなんて100年早いよ、なんて言わないよ絶対。(←なつかしい)

マインドフルネスを伝えるようになって、一番驚いたのは「自分の心の声を聞いている人がすごく少ない」ということ。

私はこれまで、精神的にちょっとヤバいかも、と思った時にもこうすれば乗り越えられるという方法があり、それは自分の心の声を聞くということでした。「今どう感じてる?」「どんな気持ち?」と。
でこんな感じで答える。「あー、今めっちゃ悲しい」「うう、寂しい」「なんだか不安」「打ちのめされた感・・・」

マインドフルネストレーナーとして講座をするまでは、他の皆もそれを当たり前にしていると思っていました。
なので講座中に「どう感じました?」「どんな気持ちですか?」と聞いて答えが返ってこないことに驚きました。

「良かったです。」「うまくできませんでした。」「前やった時よりできたと思います。」「いいと思います。」
これ全部気持ちや感情じゃ無くて思考、評価です・・・。

逆にこんなボキャブラリーがあるといいなーと思います。
「ざわざわしました。」「ほんわかしました。」「気持ちわるかったです。」「スッキリしました。」「清々しいです。」

今までの受講者さんからのアヤパン調べでいくと、特に男性は感情・感覚についてのボキャブラリーが少ないように思います。感情を共有することを求められてこなかったのだろうと推測します。
受講者さんから「感情の表現って喜怒哀楽以外に言葉あるんですか?」と聞かれたこともあります。

何も感じていないわけは無いのですが、自分の心の声を聞いておらずボキャブラリーも増えないから表現もできない、というループです。
そんなふうに自分の心の声を聞いていないのを棚に上げて、他者に「私の気持ちをわかってほしい」なんて、100年早いわ!とは言いません(笑)

ですが、あなたがもし
「自己肯定感を上げたい」
「直感力を上げたい」
「メタ認知したい」

と思っているのなら、「どう感じた?」「どんな気持ち?」「何を感じている?」ってぜひ自分に聞いてみてほしいです。

今までずっと聞いてこなかった場合、最初は「今までも聞いてくれなかったじゃーん」とあまり教えてくれないかもしれませんが、だんだん答えてくれるようになります。

感情が動いた奥には、本当はこうしたかったという欲求やこうなってほしかったという期待があります。
ポジティブな感情の時はその欲求が満たされた時、ネガティブな時はそれが叶わなかった時、とも言えます。

それを認識して「私はこうしたい」「こうしてくれると嬉しい」と伝えることができれば、「なんでわかってくれないのーー💢」と一方的にぶつけることも少なくなるのかな、と思います。

もちろん、他者が言わなくても私の気持ちをわかってくれた、という喜びは大きいですが、自分といつも一緒にいるのは自分。
まずは自分が一番聞いてあげられる存在でありたいな、と思っています。

(おまけ)

▪️経沢香保子さんの感情の言語化についてのこの話、すごくわかりやすい。自分がフラストレーションが溜まる原因が理解できると思う。

▪️感情のボキャブラリーとニーズリスト参考になさってくださいませ〜

(おしまい)

①【令和初の新年会、普通じゃ面白くない!】
1/5(日)笑ってハッピーに始める新年会します

②感情に気づくための練習、マインドフルネス
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1/17(金)19:00-21:00 (18:30開場)


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