見出し画像

「徹底的なコロナ対策」の是非

「書けなくなった」って吐き出してしまったら書きたくなった!
(どれだけあまのじゃく)

こんばんは。
浦安駅から30秒のネイルサロン!
Pink Cloverのオーナーネイリスト兼スクール講師の東條 彩乃です。

今日は長文。
この新型コロナウイルス感染拡大防止のために
ネイルサロンが行っている徹底対策とそれがお客さまから見てどう思われているのか、についての考察です。 


■「当サロンは徹底的に衛生管理しています」ブーム

緊急事態宣言発令前、そしてその後の
ほとんどの地域が緊急事態宣言で自粛中だった4月中旬〜5月、ネイルサロンが発信するSNSには
「うちはこんな衛生措置をしてます!」
「ここまで徹底して対策してます」
の投稿が溢れていた。

・サロン入口に消毒用アルコールを設置しています
・窓も扉も開けっぱなしにして換気しています
・スタッフはマスク着用を徹底しています
・お客様にもマスク着用をお願いしています
・次亜塩素酸水で空間除菌しています
・・・などなど。

もともとネイルサロンは多種多様の消毒液を備えていて衛生管理を徹底しているのが当たり前ではありますが…
さらにスニーズガード(飛沫防止用のアクリル板やカーテン)をそれぞれDIYして作ったり、フェイスシールド(顔全体を覆う透明のシート)やニトリル手袋の導入、さらには入店時に非接触の体温計での検温を取り入れたサロンなど、「おぉ!」となるような徹底対策を取り入れたサロンのSNSには「いいね」が殺到するブームになりました。


■徹底してますブーム発祥の考察

これだけの「徹底的なコロナ対策ブーム」

これには私が思いつくだけでも2つの理由があって

①休業を決めてサロンを閉めているサロンが「今できること」を徹底的にやっている
②サロンに行きたいけど感染が怖くて迷っているお客様への安全アピール

①に関してはもう本当に、切実なほどみんな同じ気持ちだったと思うのですが、
「サロン開けたい!」「お客様に会いたい!」「でもできない…」
じゃあ再開できるようになった時のために今できることって??
という気持ちと、発信することしかできない切ない想い。

②も思いは同じなのですが、
ネイルサロンに行ったら感染するんじゃないか、こんな時に行って大丈夫なのか?というお客様の不安を少しでも和らげるために、
リスクゼロにはできなくても「うちはここまで対策してるよ」とお知らせすることで迷っているお客様の背中を押すために。
または「こんな時に言ったら迷惑がられるかな?」と来店を遠慮しているお客様へ「こちらはウェルカムですよ」の姿勢を示す、というイメージ。

それに付随してお客様へのブランドイメージや、
働いてくれるスタッフへ、オーナーからの「ここまで徹底するから安心して働いて」という想いもあったように感じます。

■お客様からの反応

実際私のサロンでも、前述のような対応はほぼ行っていました。
ネイルサロンなので手の消毒はもともと当たり前ですが、
クルーズ船報道のあたり(2月上旬)から
・スタッフの手洗いの徹底
・お客様へも施術前の手洗いのお願い
・お客様の手が触れる場所(ハンドレストやライトの中、ドアノブや椅子など)の消毒の徹底
はすでにしていました。
その時のブログ  での手洗い手順はお客様や同業者にも
「これいいねー♡」と言ってもらえたり。

その後緊急事態宣言中にはスニーズガードも作ったし、
直接ボトルを触らなくていい、自動噴霧のアルコールスプレーの導入、
さらにはご予約前日に登録していただいているLINEでお客様アンケートの実施などもしています。

「なんだか潔癖症キャラでスミマセン…」
「健康状態アンケートとか疑っているわけではないのですが、お手数おかけして申し訳ないです…」
という気持ちもあり、来店されたお客様にお伝えしていましたが、
お客様からは
「ここまでやってくれてるから安心して来られるよ」
「こういう対策って大事だもんね、全然協力するよ!」
という温かい言葉をたくさんいただくことができました。

■目から鱗だった「あえて見せない」作戦


そんなうれしい声ににんまりしていたら、
同業の経営者さんたちが集まるZOOM座談会でこんな声が。

「今どこのサロンも対策、対策と徹底しているけど、ネイルサロンはそもそもお客様にリラックスしてくつろいでいただく場所。
そういうのはあえて見せないのがいいのではないか」

これには本当に目から鱗でした…。

実際私がお客さんの立場で、
例えば美容室やまつげサロンに行くことを考えたとき、
(特に今はリスクを考えて行くのを控えてるということもあり)
もしどうしても今行かなきゃいけないのなら徹底してやってくれているところがいい!って思っていたんです。

自分のサロンのお客様も同じように考えていると思って疑いもしなかった・・・

お客様だってこの大変な時期で外出を控えなきゃいけない中、
それでも爪って伸びすぎてしまうと危険だし、自分でオフもできないし、
どうしてもやむを得ず来店するなら、やりすぎなくらいキッチリ対策しているサロンのほうがいいはず!
その安心のためなら私が「潔癖症キャラ」とか「大袈裟ー!」とか笑われるくらいでいい!!
って本気で思って疑わなかったんです。

■「徹底してるサロンがいい?」「出さないサロンがいい?」まったく知らない人に聞いてみた 

完全に思考迷子になった私は、人に聞いてみることに。
ここは同業者じゃダメ。
私の性格や思いを知っている人でもダメ。
ニュートラルに考えてくれる人!
ということで一人もお会いしたことがないTwitterで聞いてみました笑

え、なにそれ?って思われると思うので、サラッと説明すると、
私3年程前から「西野亮廣エンタメ研究所」というオンラインサロンに入っています。
そのオンラインサロンのメンバーだけが繋がることのできる、
全員本名、全員鍵アカ(非公開アカウント)のTwitter村という取り組みが最近始まり、
ここでのコミュニティが本当に学びが多いんです。
みんな年齢も住んでいる場所も業種もバラバラ。
実際にお会いしたことのある人なんて、ほぼゼロ!

なのに、こうやって困ったときに
「意見を聞かせてー!!」とお願いしたら100名以上の方が回答してくれました。(本当に感謝)

■衝撃の結果

質問は2択のアンケート形式で、
・徹底的に対策をしている感たっぷりのサロン
・癒し優先・見ためは今まで通りのサロン
どちらがいいか聞いてみました。
男性にも答えてほしかったので、「ネイルサロン」とは限定せずに
美容室や美容サロンで、と想定したのですが・・・

結果はこちら。

(ご協力いただいたサロンメンバー様、本当にありがとうございました‼)

「対策をしてくれるのは有難いけど気持ち的には癒されない」
「サロン側が過剰な対策をするとストレスを感じてしまう人もいるのではないか」
「対策するのが当たり前なのになんでわざわざアピールするの?」
「美容室の雰囲気や美容師さんとのコミュニケーションも重要だからいつもの雰囲気がいい」
など“今まで通り派”の方が3分の2を占めました。

逆に同業のサロン経営者さんはやっぱり“徹底派”の方が多くて、
「うちは徹底してます!お客様からも好評ですよー♡」などと
私がお客様からいただいたような声を同じように受けているとのことでした。

◼️たどり着いた結論


結論!
とは言ったものの、これの正解はひとつではないので、
こっちが正しい、とは言えないままです。

特にネイルは施術中対面で、ずっと手に触れているし、
万が一にもネイリストの手を介してほかのお客様にうつしてしまったり
感染を広げるようなことだけはあってはいけないので、
どんなにいつも通りがいいとは言っても手は洗ってもらうし、手の消毒もしっかり行います。

ただ改めて感じたことは、
お客様の数だけ考え方や思いはあるし、
いくらこちらがお客様のため、と思って徹底的な努力をしても
それが必ずしも良い結果として伝わるわけじゃない。

やっぱりサロン側も
「うちはこういう想いで、この部分を大切にしていて、こういう経緯で、
だからここまでやっています。
お客様にも違和感や不便さをなるべく感じさせないように配慮してますが
それでもモヤモヤさせてしまったらごめんなさい!でもこれはこういうリスクからお客様や従業員やその家族を守るためなので!!
(だからゴメン!今だけは大目に見て♡)」

という想いもあわせてお伝えすることが大切なのかな、と。

これはこれでお客様からすると面倒に感じる場合もあると思うので
日頃のお客様との関係構築がものを言いますね。
(その点私は優しくて理解あるお客様に恵まれているただのラッキーなのでかなり有利です♡)

だんだんと状況はよくなってきても、
まだまだリスクと共存していかなければいけない時期。

こんな時だからこそ、自分のサロンの在り方をしっかり考え、
想いを伝えたうえで周りの方の協力も仰ぎながら、居心地のいいサロンと安全なサロンのどちらでもあり続けられるように、そしでも大切なお客様や同じくらい大切なスタッフにとって1番よい方法を日々考え続けて行きたいと思います。


▶︎浦安駅から30秒!丁寧なケアとアートが自慢のネイルサロン
Pink Cloverネイルサロン&スクール
▶︎検定対策もプチ開業も、ネイリストのスキルアップも♪
学びたいことだけ選んで学べるネイルレッスン
▶︎ネイルの知識とスキルを生かして社会に貢献する新しい働きかた♡
「福祉ネイリスト」になるために
▶︎LINEでお気軽にご相談いただけます。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?