俺的人生ハードモード事案3選

こんにちは、WEBCAMP代表のあやのぶです。

みなさん『頭が真っ白になった。』

そんな経験はありますか?

いつもカッコイイtweetすることに勤しんでいるばかりなので、たまには失敗談をまとめてみなさんに少し勇気を与えられればと思っています。

【事案1】引っ越しした翌月に会社がなくなった

20歳の冬、当時働いていた会社に全てを賭けてオフィスから5分のところに引っ越しました。大学までは2時間かかります。※いま思うとこの時点で頭おかしい。

既に大学には行っていなかったし、週7日で働いていたからオフィスに近い方が良いと判断して大都会、池袋に引っ越しました。駅から徒歩5分、家賃5万のボロマンション。

最高の気持ちで新生活が開始しました。朝起きて準備をして、5分歩けばオフィスに着く。最高です。

気合いを入れて、そして最高の気持ちで会社に出社したその日、全体MTGが開かれました。そこで社長から耳を疑うことを聞かされました。

『来月で会社がなくなります。』

頭が真っ白になりました。

そうしてその翌月に会社は本当に無くなりました。

こうして僕の都会生活が始まりました。

【事案2】契約書をしくじり借金300万円ができた

都会生活に慣れて来た21歳の冬、当時僕は震災の復興を目的とする財団法人を経営していました。スポンサーから総額2000万円を集めてクラウドファンディングのローンチに向けてシステムの準備をしていました。その際に、社会人経験も知識も圧倒的に乏しかった僕はスポンサーとの契約関係でしくじり300万円の借金ができました。

そこから始まったのは取り立ての日々です。これが地獄でした。

取り立ては銀行ではなく、僕が救いたかったはずの被災地の方々からです。
いわゆる発注、納品は済んでいるけどお金が払えないという状態です。しかも支払先は20社ほど。多い時は1日10件の支払い催促の電話。

警察からも詐欺を疑われて電話が来ました。
一瞬、自分は本当に詐欺師かもしれないと思いました。

本当に頭が真っ白になりました。誰にも相談ができずに辛い期間でした。

すぐにお金を払うことはできないけど誠意だけでも伝えたく支払先がある福島県に一人で向かい、謝罪行脚をしました。そして約4ヶ月かけてどうにかこうにかスポンサーを見つけることができて、無事300万円を支払うことができました。

【事案3】オフィスが火事でなくなった
24歳の冬、深夜2時に携帯が鳴りました。

こんな時間に誰だよ、、、と電話に出たところ消防署からの電話でした。
電話口からは衝撃的な言葉を告げられました。

『あなたのオフィスが燃えています。』

頭が真っ白になり、呼吸が止まりました。

『とにかく今すぐ来てください。』

無我夢中でタクシーに飛び乗り、渋谷の南平台にあるオフィスに向かいました。

着いたら既に6-8台の消防車、3台のパトカー、夜中にも関わらずやじうま、建物の入り口は黄色いテープが貼られて進入禁止。

そこはまさに事件現場。

部屋に入るとこげくさい臭いと放水によって水まみれ、消防が土足で入ったので泥まみれの状態でした。

控えめに言って人生終わったと思いました。

怪我人などもなかったのが本当に救いでした。火事の原因は諸説あり、以前に入居していた人がオーナーに伝えずに増築した部分の電気系統によるものではないかと言われたりタバコと言われたりしました。

私たちはオフィスを追い出されました。そこからシャレー渋谷に入居するまでの二週間の間はカフェやコワーキングスペースで過ごしました。この時に精神的に支えてくれたのは会社の仲間たちで、メンバーを鼓舞し続けてくれた現役員の長谷川、そして悪友である福ちゃんには本当に感謝しています。

そして始まったのはオフィスオーナーからの損害賠償請求と火災保険会社との戦いです。頼みである火災保険会社からは『電気系統が原因であるならば、保険はおりない』と言われました。前に入居していた人を訴えるしかないとのことでした。保険とは過失に対してしか支払われないらしく、タバコが原因でないと払えないとのこと。

不動産会社、オーナー、保険会社からの激しい追求と1000万円近い請求書を前にして、頭を抱えました。ここに詳しくは書けないのですが他にも色々と問題があり且つ複雑で彼女の親や、自分の親まで巻き込む事態となってしまいました。


なかなかハードなディールだったんですがどうにかこうにか話をまとめて保険で対応をすることができました。交渉を学んだ良い経験です。

そう、僕の人生はいつも冬に何かが起きます。今年の冬も通常通りハードな事がありました。しかしまだここには書けません。笑

これらの経験からの学びはただ1つで『とにかく解決に動くこと』です。そうシンプル。

嘆いていても問題は解決しません。棚上げすると問題はどんどん大きくなり、複雑化していきます。お酒に逃げると一時的に楽になったりはするんですがそれは最悪パターン。問題を直視してとことん考えて解決を実行していく。そしてそれをやりきること。それが大切です。胆力のいることですが。

問題は解決できる人にしか降りかかりません。
どれだけ無理難題でも人生を賭して臨めば必ず解決できます。
そうやって人類は前に進んできたのではないでしょうか。

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最後に...
僕はいつも選択に悩んだ際に難しい方を選びます。簡単な選択肢はできるイメージが湧いてしまいます。イメージが湧くとなんだか楽しくありません。

人間の性格の根幹となる「気質」は脳内のホルモンバランスで決まるのですが、アドレナリンの割合が高いと自負しています。

そう、迷ったらアドレナリンが出る方を選ぶ人生。

だから日々常に問題を抱えています。
問題が解決しても、手持ち無沙汰になってしまう。
そうしてまた難しい選択をして問題を抱えていきます。

いま僕が持っている教育構想はめちゃめちゃ難易度が高いですが、これからの教育インフラになりえると信じています。これができたら教育界のGoogleと呼ばれると思います。いや、Googleが検索のインフラトップと呼ばれるのかもしれません(たぶんこれは言いすぎた)。そういう難しい問題にこれからもチャレンジしていきたい。

きっとこれからの人生でも頭が真っ白になるときがたくさんあると思いますがそんな自分と一緒に戦ってくれる人、一緒に頭を真っ白にしてくれる人、そんな物好きな方からの連絡を待ってます!

連絡はこちらから😄
https://twitter.com/ayanobu411


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