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趣味に文章を。

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最近の記事

劣等感を抱く人は、ものすごい優越感を隠し持っている

劣等感を抱きがちなあなたへ. この文章は、子育てに関する他人様の文章を 引用・編集してお届けしています. ー以下引用・編集ー 心を育むために必要なこと、それは褒める事. 私たちは子どもたちをしっかり褒めているでしょうか. しっかり褒めていたとしても間違った褒め方をしていないでしょうか. 褒める事で大切なことは しっかりと心を持って褒めるという事です. 褒めてはいても、その場その場で刹那的に 言葉だけで表面的に褒めていても 子供の自信はつきません. 忙しかったり、余

    • 人付き合いが苦手というか自らその道を選んでいる可能性

      こうして自分の過去をさらけ出すことは、何の得にもならないし、自己満足に近いのかもしれない。私の過去になんて興味のある人はいないことも承知している。 だけれども、人とのコミュニケーションが苦手な私にとって、どうしてそうなったのか、ふとその理由を過去に遡って探してみるのも悪くはなさそうだと思い立った2022年の霜月の終わり。インターネットという名の海に向かって言葉を浮かべてみる。 先に申し上げておくと、ここから先は私の過去の回想であり、読者の皆様にとって有益な情報は一つもない

      • カーボンニュートラルの実態。科学的には無価値?

        CO2削減というものは温暖化防止という観点から開始された取り組みだが その実、温室効果係数というものは CO2を1とした場合に メタン25、水蒸気300、フロン1万 とされている。 水蒸気は人為的に操作できないファクターとして 温室効果ガスリストから除外されているが corse50や水素電池、メタンガスの分解による燃料電池 と CO2なんて目じゃない係数を持つものが CO2排出代替燃料として着目されている。 いわゆる目的と手段が逆になった典型例か。 また、忘れられ

        • 漆黒のライダー

          最近仲良くしているアニメ・ゲームオタクの友人の話。 ◇ 彼は変な人である。 どれくらい変かと言うと、 マグカップの代わりに実験用のビーカーでコーヒーを飲み、 踵がすり減った靴下を毎日履き (それが見えている事を気に留めず、デスクでは靴を脱いで仕事をし)、 10年前に購入した緑色のデミオには、 未だに納車時のビニールカバーが付けっぱなし、という具合だ。 容姿はカッコイイとは言えない。 顔のつくりは中東系で目鼻立ちがはっきりしていて 悪くないはずだが、髪の毛はボサボサ

        劣等感を抱く人は、ものすごい優越感を隠し持っている

          潜在意識は言語化できない

          ずっとずっと 言葉は思考だと信じて生きていた。 だから、 言葉でうまく表せないのは、 自分の思考が整理できていないからだと 言語化することがゴールなのだと。 でも、潜在意識が、思考の外にあり 言葉で表せない領域ならば そういった 言葉にできない思いや感覚こそ 本来大切にするべきだったのでは…。 ◇ コロナで 人と人との直接的なコミュニケーションが遮断され 付き合いたくない人とは付き合わなくていい テレワーク、ワーケーションで 満員電車なんて乗らなくても

          潜在意識は言語化できない

          SNS詐欺?外国人とDMしてたらマネーロンダリングに加担しかけた話

          前回の記事で、外国人との国際恋愛小説を書きましたが、この話には裏話があります。というかむしろこちらの方がインパクトあるかも。 エルバートと名乗る外国人から連絡がきたことはお話しした通り。 小説では、インスタのDMで会話を続けていた…という設定でしたが、実際は途中からLINEへ移行していました。 エルバートは、アメリカで生まれた韓国人で、今ロンドンで石油精製の現場監督の仕事をしているらしいです。 1.熱烈なアピールLINEに移行するやいなや、自分の写真を送ってきて、君は

          SNS詐欺?外国人とDMしてたらマネーロンダリングに加担しかけた話

          友達の友達

          スマホのバイブが鳴った。 インスタグラムにメッセージが来たからだ。 知らない外国人のアイコンに未読マークが付いている。 「Hi, how are you doing?? 」 いろんな犯罪が横行するご時世、 馴れ馴れしいメッセージはスパムだから、無視すると決めていた。 「I’m Elbert」 エルバートと名乗るその男性はロンドンで石油系のエンジニアをしていると言った。 インスタグラムに私のアカウントがオススメとして表示され、近くに住んでいるのかとメッセージを

          友達の友達

          裏会小説 第8話 世界の裏側で

          第7話はコチラ。 ◇ プルルルル... ん?こんな時間に?アメリカのスティーブンから電話だ。 ガチャ。 「ヘイ、ユウ!どうしたのなんだか今日は元気がないね。それよりさ、聞いてくれよ、さっき、2020回目の実験でこれまで進まなかった反応がやっと10%進んだんだ!これってすごいことだと思わない!?2020回話しかけても目も合わせてくれなかった女の子がやっと僕の存在に気付いてくれたようなものだよ? ユウ、君にそんな根性と愛情はある?毎日愛してるって言ったとしても2020

          裏会小説 第8話 世界の裏側で

          裏会小説 第7話

          第6話はコチラ。 ◇ 上司との名古屋出張は無事に終わった。 事前に準備した甲斐あって取引先との商談もスムーズに終わることができた。 上司も教え子の成果を喜んでいるのか、帰りの新幹線の中一杯飲もうと誘われ、東京に戻ってから飲んだ。 上司の昔話に相槌を打ちながらも、ユウイチは行きのタクシーで見かけた不可解な建物のことがずっと気になっていた。あのマークはどこかで見た気がするのに、それがどこだったのか思い出せない・・・。 ◇ 店を出て家路につく。 いつも見かける路上パ

          裏会小説 第7話

          裏会小説 第6話 シンボル

          第5話はコチラ。 ◇ 今日はユウイチにとって珍しい出張日。品川駅から新幹線で名古屋に向かう。 出張の日にわくわくしてしまうのは新入社員だろうがベテラン社員だろうが同じらしい。同行する50歳中盤の上司が、見慣れないスーツ姿を窓ガラスに写し、キザっぽくコーヒーをおごってくれた。 「昨日は遅くまで資料作りお疲れ様。今日はよろしくな。」 緑のセイレーンをシンボルに掲げたこのコーヒーチェーン店には本当に頭が下がる。世界中どこに行っても同じ味、同じ空気感を演出しながら、適度なプ

          裏会小説 第6話 シンボル

          裏会小説 第5話

          第4話はコチラ。 ◇ マスターの醸し出す不思議な雰囲気が酔いを助長し、いつものウイスキーも一層深く味わえる。 ロックアイスはこれでもかというくらい真球に近づけられているが、表面には削られた凹凸があり製氷器で作られたものではないことがわかる。 マスターの熟練なのかその不思議な能力なのか・・・怪しく煌めいている。 マスターは物静かだったが、いろんな話をしてくれた。結構酔いが回っていたから記憶が断片的。 地球の始まりの話だったか、キリストがどうとか、ユダヤのなんちゃら、

          裏会小説 第5話

          裏会小説 第4話 夜明け

          第3話はコチラ。 ◇ スピリチュアル研究会を訪れてから1週間たった。 あの場所での出来事は強く印象に残っている。 仕事中でもふとした瞬間に老人の言葉が蘇って、目の前の仕事の意義や会社の構造なんか今までこれっぽっちも考えたことなんてなかったのに急に意識を向けるようになった。 ときどきぼうっとする僕を見かねた同僚の佐伯が 「お前、最近おかしくね?好きな子でもできたのかよ(笑)」と飲みに誘ってくれた。 「そ、そんなんじゃねーよ。」 思い切ってこのスーパー能天気男にス

          裏会小説 第4話 夜明け

          裏会小説 第3話

          第2話はコチラ。 ◇ 「僕がこの研究会を開いたのはたった5年前なんですよ。それまでは普通のサラリーマン。 と言っても、石油関係の会社だったから世界情勢や金目の話はよく耳にしていたんですけどね。 そこでの話を聞いていると、会社生活でできることの限界を感じてしまって。 ちょうどそのころ、母の体調が悪くなったのをきっかけに、思い切って会社を辞めることにしたんです。 これでも、会社では取締役まで昇進しておりました。周りからは、退職を反対されましたが、残りの人生を過ごすくら

          裏会小説 第3話

          裏会小説 第2話 開かれた扉

          第1話はコチラ。 ◇ チラシに乗っていた情報を頼りにたどり着いたのは、四角い建物と窓が並ぶ何の個性もないビル群の端っこだった。 ロードバイクに乗った若者が颯爽と通り過ぎたかと思えば 杖を突いたお年寄りがのんびりと歩く。 坂道が多いせいで、周りの景色が見渡せず、どこか閉塞感がある。 ここはどこなんだろう? 「ヴァンヴェール青山」 意識して探さないと見落としてしまいそうな 築10年ほどのマンションだった。 おそるおそる802号室の部屋番号を押すと思いがけず優し

          裏会小説 第2話 開かれた扉

          裏会小説 第1話 破片

          ユウイチは走っていた。 探しても探しても、出口が見つからない。 狭い路地、体をよじらせて方向を変える。 角を曲がって振り切ったつもりなのに すぐにまた背後に追いつかれる。 もう嫌だ。一体いつまであいつから逃げないといけないんだろう。 息が切れる、体が重たい、もう限界だ、足が回らない・・・ --ピピピピ・・・ 携帯のアラーム音で目が覚める。 ベッドから外を覗くと、ビルとビルのわずかな隙間に染み込むかのような青空が見えた。 いつもの夢だった。 東京に来て3年

          裏会小説 第1話 破片