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第137回 売り上げを作る!ペルソナ設定 初歩編

このnoteはVoicyで配信中のつれづれあやにーをテキストで書き起こした「読めるつれづれあやにー」です。 

今回の配信はここから聞くことができます。

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今回は、ビジネスを考える上で一番最初にするべきペルソナ設定についてお話ししていきます。

商品を売る相手を考えるペルソナ設定とは?

ペルソナ設定とは簡単に言えば商品を売るターゲットの設定のことです。

ちょっとした副業でも、ペルソナ設定を考えるだけで売り方がかなり変わって来ると思うので、今回はシンプルに「一番最初に決めておくといい事」をテーマにお話ししたいなと思います。

なぜペルソナ設定をする必要があるのか

そもそもなぜペルソナ設定をするべきなのでしょうか。

それは、物が溢れているこの時代に誰に対してどうやって売るかを考えずに商品を売ろうとするのはとても難しいからです。

自分の商品は誰に対して売るのか、そしてそのターゲットに選んでもらうためにどう伝えていくのかっていうのはとても重要になるポイントです。

ペルソナ設定のポイント5つ

ペルソナ設定のポイントが5つほどあるので、順番にお話ししたいなと思います。

1、性別

あなたの商品を買う人は男性なのか女性なのか、それとも両方なのかを考えてみます。

性別はとても大切な要素で、性別によって商品のコピーやパッケージ、色味など細かい部分が変わってきます。

もちろん男女共に好まれる物もいいですが、どちらかをターゲットにして絞った方がより響きやすくなります。

2、年齢

10代が欲しいものと30代が欲しいものって全然違いますよね?

これを考えないで商品を作っちゃうと、どちらにも届かないっていうことになってしまうので、自分の考えていることはどの年代に求められているのかを考えてみてください。

3、家族構成

大人をターゲットとにする場合にとても重要です。

結婚しているか、子供が一人なのか複数人いるのか、さらにその子供は赤ちゃんなのか受験生なのか。

そういった家族構成を細かく考えておくと後々役に立ってくるので、生活環境を細かく考えてみましょう。

4、年収

商品によっては年収も必要になってきます。

年収1千万の人と、ニートの人では買うものがかなり変わってきますので、どのくらいの年収の人たちが自分の商品を買ってくれるのかも気にしてみてください。

5、ターゲットの持つニーズ

これまでの4つを踏まえて、その人たちが今何に困っているのか、何を欲しいと思っているのかといった、ターゲットのニーズの声を聞いてみてください。

ビジネスでペルソナ設定をするときは、「ターゲットの女性はこういう雑誌を読んでいて、最近後輩ができて仕事にやる気を出している反面、自分のプライベートも充実させたいと思ってる」といったストーリーなど、細かいところまで考えます。

ペルソナ設定をすると相手のことをよく分析するようになるので、相手の立場に立ったサービスの提供ができるようになるんですね。

そういうサービスをすると、確実にリピーターやファンになる可能性も上がりますので、最初に売る相手を考えることは大切だと思います。

次に、私が実際にどんなペルソナ設定をしてお店を開いたかということをお話していきます。

勝算はペルソナにあり。そこから最高のサービスを生み出せる。

私は最初にネイルサロンを起業したんですが、ターゲットは女性でした。

名古屋の錦という歌舞伎町のような夜の繁華街にお店を出したので、ターゲットはそこで働く20代から40代の女性で、夜の仕事の人の割合を8割くらいにしようと思ってお店を作りました。

その人たちが困っていることを考えると、そもそもネイルサロンがないことが一番で、仕事終わりにネイルして帰ることができるといいと思って、朝5時まで営業するお店にしました。

そして、年収がある程度高い層なので、その分素晴らしいサービスをしようというプレッシャーもありましたので、全ての席にテレビをつけたりマッサージチェアにしたりなど少しラグジュアリーな雰囲気にして、ネイルを受けるだけではなく、休んでもらうっていうテーマを作ったんですね。

いざ開業すると、女性向けにしたはずが同伴やアフターの男性も多く、一緒に施術を受けるというスタイルもあったので、広い範囲でお客様を得たことはラッキーだったと思います。

また、夜のお仕事ということもありお客さんの都合で急に来れなくなったり、時間に間に合わないという方も多かったので、その辺りの柔軟性も追求してお客さんを案内していたのがうちの店の特徴でした。

その分、深夜はプラス料金を頂いていたので、とても良い対価交換が行われていたと思っています。

ここまでが私の実体験の話でしたが、ペルソナを決めると客が何を望んでいて何をしたらまた使ってくれるかを徹底的に考えやすくなったんですね。

私のVoicyも、起業や独立や副業をしたい、稼ぐことに前向きの人たちに向けた情報にした途端、その人たちが集まって話を聞いてくれるようになったんですよね。

商品が売れない時、サービスがうまくいかない時こそ、どういう人が自分のサービスに何を望んでいるのか、そのニーズに自分は応えられているのかを振り返るという意味でも、まずはペルソナ設定をやってみるといいと思います。

ペルソナ設定は、検索すると詳しい情報が出てくると思うので、より明確にペルソナを設定したいという方はぜひ調べてみてください。

それではまた次回お会いいたしましょう。
ごきげんよう!

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グラレコ(イラスト):ことみさん

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