ボーダーライン　episode16「本当の目的」

～ノギ－銀行ケヤキ支店貸金庫～

中元無線：２－Ａ－２３、１名確保
キャリー無線：ディスパッチ了解

○○：１名確保か...
橋本：火災の件を考えると最低でもあと３人は居るね...
菅井：入り口は封鎖されてるので中に居るはずです...
絢音：どこに居ますかね？
○○：見つけられそうにないな...
絢音：どうしますか？

○○無線：２－Ａ－３５から２－Ａ－２３。チャンネル９へ
中元無線：了解

中元無線：どうしたの～？
○○無線：金庫の方に居たのは一人だけか？
中元無線：うん。防犯カメラの映像には金庫の中には誰も居ないし、周りにも誰も居ない
○○無線：金庫の中身は？
中元無線：まだ盗まれてない
○○無線：なら、犯人はまだ盗むタイミングを狙ってるはずだ
中元無線：そうだと思うけど...
○○無線：ならタイミングを作ればいい
橋本：は？
菅井：何言ってるの？
○○：見つけられないならおびき寄せるだけだ
橋本：何するつもり？
○○：すぐに分かる

～数時間後～

～ノギ－銀行ケヤキ支店裏口～

警備員１：輸送車の周りは誰も居ません
警備員２：輸送車のドア開けて
警備員１：了解です
ガチャ（現金輸送車のドアを開ける警備員１）
警備員２：じゃあ、積んじゃおう
警備員１：はい

～数分後～

警備員１：ＯＫです
カチャ（銃を警備員１に向ける男１２）
男１：手を挙げろ！
男２：輸送車から離れろ！
警備員１：わ、分かりました
警備員２：やめてください...
ウーーーーーーーーー

カチャ（銃を構える橋本菅井）
橋本：LAPDだ！手を挙げて腹ばいになれ！
菅井：諦めなさい！
男１：クソっ！
男２：輸送車に立てこもるぞ！
男１：ああ！
カチャ（輸送車後部から銃を構える○○絢音）
○○：LAPDだ！
絢音：手を挙げて！
男１：・・・
カチャ（銃を構える警備員１２）
警備員１→寺田：武器を捨てて！
警備員２→中元：手を挙げなさい！
男１２：・・・
（手を挙げる男１２）
○○：お前らを逮捕する。
ガチャ（男１と男２に手錠を掛ける○○中元）
○○：あなたには黙秘権がある。あなたの発言は法廷で不利な証拠として...

巡査１無線：２－Ａー０５から指令室。逃走車の運転手を確保
橋本無線：２－Ｌー２０から指令室。被疑者２名を確保。コード４
キャリー無線：ディスパッチ了解

男１：どういうことだ？
○○：簡単な話だ
橋本：あなた達はサクラー地区で何件も火災を起こした
○○：だけど目的は火災じゃない。ノギ－銀行ケヤキ支店の金を盗む。それがお前らの本当の目的だ
絢音：そして盗むためにここに来たけど同時に警察が来た
中元：だからあなた達はお金を盗めなかった
寺田：だから私たちはわざと抜け穴を作った
菅井：あなた達がお金を盗みに来るように
男２：仕組まれてたのか...
○○：そういうことだ。行くぞ
男２：・・・

～ＬＡＰＤノギ－分署～

橋本：初日から大変だったね...
菅井：ええ...
橋本：どう？巡査部長は
菅井：大変な仕事ですね...
橋本：まぁ、分署内の全域を２人の巡査部長で監督しないといけないからね...
菅井：そうですよね...凄いですね...
橋本：まぁ、頑張りな？
菅井：はい
橋本：困ったことがあったら○○に聞きな？
菅井：了解です
橋本：改めてこれからよろしくね
菅井：よろしくお願いします
中元：それでさ
○○：うん
橋本：あ、○○。ひめたん
○○：なんすか？
中元：は～い
橋本：今日の報告書出して？
○○：明日じゃダメ？
橋本菅井：ダメ
○○：・・・
中元：諦めよ？
○○：はい...
中元：残業しよっか...
○○：そうだね...
橋本：頑張れー
○○：あれ？新人は？
橋本：もう帰った
○○：俺もひめたんと帰りたい...
橋本：結局、ひめたんも残業だけどね...
○○：あ、そっか...
橋本：ひめたんと残業がんばれ
○○：はい...
中元：行こっか
○○：うん...
橋本：急に子供みたいになるじゃんｗ
菅井：本当ですねｗ
橋本：私たちも報告書書こうかｗ
菅井：はいｗ

～数十分後～

～ＬＡＰＤノギ－分署巡査部長オフィス～

○○：失礼します
橋本：は～い
○○：書き終わったぞ
中元：私も終わった～
橋本：頂戴
○○：ほい
中元：は～い
（報告書を橋本に渡す○○中元）
橋本：ＯＫ。じゃあお疲れ様
○○：お疲れー
中元：お疲れ様～
○○：ひめたんご飯行こ？
中元：いいよ～
橋本：お、いい雰囲気...（ボソッ