いつもそこに音楽がいた

真夜中にたまたま見つけたBump of Chickenのライブ映像。
久しぶりに聴く藤くんの声に引き込まれ、思わず最後まで見てしまった。
10年前くらい、本当に大好きで、アルバムもシングルも全て聴いてた。

音楽って、当時の記憶を呼び起こすから面白い。
がむしゃらに目の前のことに立ち向かって、無茶苦茶な恋をして、何でも一生懸命全力であることだけが正義だと信じてたあの頃。
限界を超えるまで頑張ったあの時があるから、今はどんなことでも、当時より余裕を持ってこなせる。一生懸命なのは、変わらないけど。

何気ない日常、いつもそこに音楽がある。
すごくいい曲を聴くと何故か涙が出てくるし、悲しくて辛いときはそのまま号泣してしまう。私にとって音楽はそんな存在。
だから音楽と一緒に思い出すのは、なんだかとても切ない思い出が多かったりする。だけど、号泣した出来事が"思い出"になってるってことは、それを乗り越えた自分がいるってことなんだよね。

悲しくて辛いとき、いつもそこに音楽がいた。
涙を流して浄化されるように。未来の自分が幸せに気づけるように。




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