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秋田名物「生グソ」とは

秋田には「生グソ」と呼ばれる名物があります。

「何を言いだしたんだ、コイツは」と思った方、絶対いらっしゃいますよね?(笑)

しかもこれ、食べ物なんですよ(笑)

「何だよ、それ……」「秋田県人、大丈夫?」なんて思わないでください。
めっちゃ美味しいですから……!

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これが「生グソ」の正体。
正式名称「生グレープフルーツソフト」。

こちらは秋田市の「広栄堂」というところのメニューです。

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写真の通り、「生グソ」という愛称は公式。
注文する側が正式名称で頼んでも、店員さんは普通に「生グソ」と復唱するし、伝票にもしっかりその名称で記入されています(笑)

上に載ったコクのあるソフト。
器の底に沈むゴロゴロとした生グレープフルーツの果肉とシロップ。
そしてふんわりとしたきめの細かい氷……。

グレープフルーツのさっぱり感とソフトの程よい甘さが混じった絶品です!

食べ方的にはソフトとグレープフルーツを混ぜるのも良し、途中まで別々コースで食べるのも良し。
まぁグレープフルーツとソフトさえ好きであれば、どういう食べ方しても美味しいと思います(笑)

秋田人的に「広栄堂」のかき氷といえば「生グソ」のイメージですが、他にもイチゴ、レモンといった生のフルーツや宇治抹茶などのメニューもあります。
私はほぼ「生グソ」だけど、宇治金時も美味しかったなぁ。

またソフトがないバージョンや白玉のトッピングもあります。

あと個人的にオススメの注文法は「氷少なめ」。
写真はまさにそれなのですが、フルバージョンの氷の量は半端ないです(笑)
さっぱり食べたい方はフルでもいいと思うのですが、トッピングの味もしっかり堪能したい場合は、量を減らしたほうが味わえるかなと思います。


ちなみに「広栄堂」は、もともと和菓子屋さんで、かき氷の販売は大体7月~9月末までの限定販売です。(といっても今は和菓子屋さんはやっていなくて、かき氷の時期だけ営業しています)
秋田育ちの母曰く、子どもの頃からかき氷が人気だったとか。(私が今年30歳なので、その辺で年齢を推測してください。笑)

名物なだけに、夏休みの時期などは行列ができるレベルの繁盛ぶり。
可能なら今の時期の午前~昼過ぎくらいか、夏休み明けの9月頃の同じ時間帯に行くのがオススメです。

今日も平日のお昼時に行きましたが、店に入った時点で普通にお客様がいて、食べている間も次々と新しい人が入ってきました。
ソーシャルディスタンスが何とか保てるレベルでしたが、繁忙期はどうなることやら……。
ただしこんなご時世なので、今はテイクアウトができるらしいです!

秋田にお住まいで、まだ行ったことの方ないはもちろんのこと、もしも今後、夏に秋田を訪れる機会のある方は、ぜひ一度食べに行ってみてください!(今年でなくても、当分なくなることはないと思うので!)

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