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うーん、響いてない。

会社に対して思うことです。

先日、休職中(障害者雇用・9月末で退職予定)の会社に、かなり気色悪い対応をされたんです。
いつもなら給料日前後に社会保険料の請求書が届くんですが、なんの断りもなく雇用契約書が同封されていました。
「なんじゃこりゃ!?」と思いました。
「え、私会社辞めれるんだよね……?」とも思いました。

契約書をよくよく読むと、定期昇給で8月からお給料が上がったので、一応形式上雇用契約を交わしておかなければならない、ということらしかったです。
それを9月半ばになってから送るセンス。

気持ちが悪いので、当初はさっさと契約書を書いて返送しようと思いましたが、「いや待てよ、これはクレームを入れよう」とあとから思い直し、

・無言で雇用契約書が送られてきて恐怖を感じたこと
・ついでに障害者雇用に関する意識が低すぎるのでそれを戒めるメッセージ

をご丁寧に、ハート柄の便箋に長文で手書きして同封してやりました。
ハート柄なのはたまたま家にある便箋の中で一番たっぷり書けるものだったからです。



さて、今日になって、会社から連絡が来ました。
「無言でいきなり雇用契約書を送って怖がらせてしまいすみません。ところで有休が残っているので消化しますか?」という旨でした。

いや、用事のついで感がすごーい。
しかも文字数をたっぷり割いた「障害者雇用について」には一切触れてない。

被害妄想かもですけど、
「こいつ相変わらず合理的配慮合理的配慮うるせぇわーwなんなんそれ?どうせ精神病の症状で激昂して書いてるだけっしょw無視無視www」
という態度が、透けて見えるんですね……。


病気の症状でガーッと書いて送ったことは否定しませんが、「合理的配慮ってなんだろう?」と少しでも思ってくれたなら、いくら人事が忙しくてもスマホでちょろっと調べる時間くらいはあると思うんですよ。

「合理的配慮について誰も何も学んでいただけないのなら、この会社は障害者を雇う資格はありません。未来永劫障害者雇用を行わないでください。それが会社にとっても、障害当事者にとっても幸せな道です」
とまで書いたんですよ、私は。

にもかかわらず、そこには触れてこず、謝罪もないということは、あー、少しも調べてないんだろうなーって。

※ちなみに「企業の障害者に対する合理的配慮」は、今年の4月から法律で義務化されています。

やっぱりこの会社には、何を言っても響かないんですね。
諦めて、辞めることにして本当によかったです。



私はこの会社でうつ病になり、希死念慮(死にたくなる症状です)が出て入院までしたんです。
ずーーーーっと重い業務負荷を課せられていた結果です。
何度相談しても、上司は口先だけ「はいわかりましたー」と言うだけで、何も対策を打ってくれませんでした。

だから、私にとって、「合理的配慮」を頂けないことは、命に関わるのです。
だってそうでしょう、うつ病で生きるか死ぬか、みたいな状況にまで追い詰められたんですもの。



繰り返しになりますが、辞めることにして本当によかったです。
私は今不妊治療をしていて、親友から、
「もし妊娠した状態で働き続けてたら、激務でお腹の赤ちゃんに何か起きていたかもしれない。だから今辞めてよかったよ」
と言ってもらえました。
確かに〜!と思って、気づかせてくれた親友にとても感謝しています。



10月から私は、就労移行支援(障害者の職業訓練みたいなもの)に通います。
安定して通えるようになったら、転職活動をはじめます。
もうあんなひどい会社には出会いませんように。
そして、次の会社では体調に無理なくゆるゆると、末永ーく仕事を続けられますように。




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