社会を見る目について
長かった夏が終わって、頭がクリアになってきたからでしょうか。今日はいろいろな方面からのご要望が、はっきり見えてきています。
特に最近は社会的なテーマを重視していていますが、そこに共感して期待してくださる方がご連絡をくださっています。
これまでも様々お声がけはあってきたものの、何にでも応えられるわけではなく。本当に私しかできない社会的テーマを持った内容が、今は集まってきている気がします。それだけそういう媒体が、発信が求められているのですよね。
それを作り、発表するのは難しいことです。
社会的テーマほど、それを扱う皆さんの危機感や情熱が強く、極端な思想に陥りがちです。発信も、一般から拒否反応を示される表現になっていく。
身近な食やワクチンでよく見かける極論はその例です。
私にも思考はありますし、それが絶対正しいということもありません。
ただ、ある意味自分を信用していないとも言えますが、私は常に自分の思考を自分で監視している。だから戻ってこられるし、バランスを欠かない。
そして極端な思考に陥るとどうなるかを見てきたから、素晴らしい活動をしているものの表面には出ていない、極端な思想、自己中心的な思いの「におい」をかなり敏感に嗅ぎ取ります(ちょっといやですね…)。
だから社会的テーマを持ちつつ、偏らない編集ができるのだと思います。そこを、期待されているのだと思います。
そういう自分でしかできないメディアづくり。それをやるための仲間づくり。
今、本当にやらなければならないことです。
原田あやめ