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"I am Enough"

ヒプノセラピー、初めて受けたのは6年ほど前で自分の過去生を見る、というものだった。自分の奥深いところに段々入って行き、潜在意識にアクセスする。そのなんとも言えないリラックスした安心感は深い瞑想状態とも似ている。

最近やってみたのが、Marisa Peer という英国の著名なヒプノセラピストのセルフヒプノ。YouTube などでも動画がでているので興味のある方はどうぞ、英語ですが。

彼女のヒプノは セルフヒプノ、いわゆる誘導に沿って自分の潜在意識にアクセスしていくスタイルで、特に有名なのが" I am enough " と自己暗示をかけるというもの。

幼児の頃から、周囲の大人や環境によって潜在意識に埋め込まれてきた、”私なんて”という感覚を書き換える。" 私なんて可愛くないから、私なんて頭悪いから、私なんて走るの遅いから、私なんて貧乏だから、私なんて不器用だから、私なんて気が弱いから、私なんて、私なんて、私なんて、、、” この無数の " 私なんて " によって私たちは無意識のうちに自分の価値を自分自身で下げてしまっている。

生まれたばかりの赤ちゃんは、”私なんて僕なんて、泣いたら嫌われちゃうから我慢しよう” って決して大人しくしたりしない。それでも周りの大人は赤ちゃんが泣き止むように、オムツを替えたりミルクをあげたりして赤ちゃんのために試行錯誤する。ペットだってそう。猫や犬は、飼い主の顔色を伺ってお腹が空いているのを我慢したりしない。

赤ん坊のように周りに手間をかけさせよう、と言っているのではない。赤ちゃんがどんなに手間をかけさせようと、その赤ちゃんが周りにとってかけがえなく愛おしいものであることに変わりがないように、私たち一人一人はかけがえのない存在なんだ、っていうこと。

だから、あなたはあなた自身であること以外にしなくてはいけないことなんてない。愛されようなんてしなくていい。あなたはあなたの素のままで、十分輝いていてかけがえのない人なのだから。

ほんの20分のセルフヒプノ。" I am enough " の効果のほどは?なんだか落ち着いてよりグラウンデイングできている。この感覚を保ちながら今日もいきたいな。誰にも合わせる必要はない。私は私。私が私であるからこそ、本当の思いやりができるのです。




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