お花を長く楽しむために①ーお世話のポイント「傷んだ花と綺麗な花は分ける」
見出し画像

お花を長く楽しむために①ーお世話のポイント「傷んだ花と綺麗な花は分ける」

こんばんは。

今日は、花屋らしく(?)お花を長く楽しむ為にお世話するポイントをご紹介します。

傷んだ花と綺麗な花は分ける

今日のポイントは「傷んだ花と綺麗な花は分ける」です。

複数の花が混ざっていて、その中に傷んできた花があれば、他の綺麗な花とは分けて飾るのが長持ちさせるポイントです。

花と言うのは生き物で、変化を楽しむものですので、花盛りがすぎて散っていくまでも見所です。といいつつ、もちろんどう楽しむかは全くの自由ですので、シャッキシャキの時だけ楽しんで処分してもいいし、はらりと花弁が落ちて朽ち果てるまで楽しんでもいい。良いも悪いもなくて、もう一重に個人の好みに依りけりです。

でもまぁ、自宅用に楽しむ方のほとんどは、ちょっと萎れてきても最後まで大切に愛でたいと思う方が多いと思いますので、そんな方にちょっとでも長く楽しむ為のポイントをお伝えできればと思います。

どうして分けるのか?

花の傷んだ部分からはエチレンガスが出ています。エチレンガスとは、青果物が発生させる植物ホルモンの一種で熟成を促すものです。リンゴが赤くなったり、バナナが甘くなったりするのもエチレンガスにより成熟が進むからです。熟成と言うとい感じに聞こえますが、老化・劣化と表裏一体です。甘くなった果物は美味しいですが、そのまま放置すると熟成が進み続け腐ってしまいますよね。

昔のドラマのエピソードタイトルに「腐ったみかんの方程式」なんて言うのがあったと思いますが、あれは箱に腐ったミカンが一つ入っていると周りも影響されてどんどん腐っていくと言う状況を、学校のクラスの人間関係の比喩として言っているわけで、なかなか皮肉が効いていて私は好きな表現なのですが、まぁ人間はさておき、ミカンの腐敗が促進されてしまうのは、エチレンガスの影響と言うわけです。

で、このエチレンガスは花からも出ていますから、傷んだ花の周りの花も劣化が進みやすくなってしまいます。ですから、傷んだ花は、綺麗な花と分けた方がいいです。

お花をもらって、アレンジとか花束とか一つのデザインになっているものは崩すのがもったいない気もすると思いますが、長く楽しみたければ、傷んだ花があればこまめに取り除き、別の花瓶で違う場所に移して楽しむといいですよ〜。

ayakokakoi FlowerDesign 栫彩子

インスタ
home page
mail: info@ayakokakoi.com

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
ラッキーカラーは黄色です
関西を拠点に店舗のない花屋(ayakokakoi FlowerDesign)を営んでいます。 読書が好きです。花のこと、本の感想、ふと考えたことなど、徒然なるままに書いています。 https://linktr.ee/ayakokakoi_flowerdesign