導入備忘録⑭ 小さなこだわりで決定を遅らせず、さっさと決めて動かしていく

Ayako M

2021.6.15記

半年経って、2回目のガバナンスミーティング。

業務として動いているプロジェクト等には触れず、組織の構造や責任範囲を変えたい、追加したい、という議題を扱う。

現在のロールは、半年前に決めたもの。
私たちがだいぶホラクラシーでの運営に慣れてきたこと、Purposeを言語化していく過程を経て、もう少し統合したり分離したりできない? というのが大きなテンションとして私のロールにあり。

ガバナンスミーティングとしてはイレギュラーだけれど、ロール再編自体をアジェンダとして、一つひとつのロールの名前・Purpose・アカウンタビリティを提案して、確認していくミーティング。(導入した際に行うロール決定を、改めてやり直すイメージ)

テンションを持っている提案者は私=業務整理ロール。
再編後の想定している一つひとつの新ロールについて、議題として挙げていく。
挙げた議題に対して、決まった検討・承認プロセスをみんなで経る。
最終的に、当初の提案者のテンションが解消されるか? ということを確認して、承認される。

大事なことは、ここで「議論をしない」。
組織に害や不利益がなく、「提案者のテンションが解消される」なら、提案は承認される。
それでもしなにか不都合のあるロールがあれば、そのロールのテンションとして再度ガバナンスミーティングで議題に挙げればいい、という考え。

「つまんないことにこだわって決定を遅らせず、さっさと決めて動かしていくための進め方」
と最後のチェックアウトに言ったメンバーがいて。
ほんとに、いったんこれで決めてみる。

どうしても気になることがあれば、あとからいくらでも直せばいい。
ということに、慣れるプロセスでもある。
(例えるなら、webサイトをつくって更新していくような感覚……
誤字脱字に気づいた時に直して、新しいサービスが始まったらそれを反映して、、、そしてその更新には、終わりがない)

でも、いったん決める、形にする、今はこれでいこうと全員に対して明確になっている、ということはとてもパワーがあるなぁ。

私にとっては今回すべての議題に提案者=こうしたいという提案を形にする役割である、タフなミーティングではあったのだけれど。
なにか違和感や懸念があれば、その人が提案者として直してくれるから信頼すればいい、という感覚を持てるようになった。

私が解消するのは、あくまで私のテンション。
各自がそこにだけフォーカスするから、他の人も自分のそこにフォーカスするようになる。
他の人が自分のテンションを解消することをリードしてくれることはない、と明白だから。

議題に挙げた際にどのように扱われるのか? が仕組み化されていて。
どのロールからのテンションでも同じように扱われる。
それが議題に挙げることへの不安を払拭することにつながっている。
組織が不利益を被ることを防ぎつつ、テンションを自ら解消しよう、という動きを妨げないための意思決定の仕組み。

議論しないって、不思議な感覚!

意見を耳にはするけど、反映するかは提案者が決めていい。
そのタイミングが分かれている、ということが鍵だな。

でも、組織構造だけの話だけではなくて、他の日々のことについても、担当ロールが基本決めていく、というスタンスを養っていく上でのインパクトもあるプロセスのような気がする。

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