【お礼】小部屋句会について(「走鳥堂通信」号外)
2014年8月から月1回開催していた小部屋句会につきまして、2020年4月からは運営をゆずり、佐藤主催でのオープンな句会はなくなります。小部屋句会はリニューアルし、いったんは新規参加者を募集しないかたちでの出発となります。今まで句会にお越しくださったみなさん、ありがとうございました。
*フルーツポンチの村上さんに句会におこしいただきました。
【お礼】
改めまして、これまで空き地句会や小部屋句会、真鯵句会など、佐藤の主催する句会に参加してくださったみなさん、ありがとうございました。 句会は楽しいけど、一人ではできない。4人でも足りない。6人揃うとほっとしました。ほぼ毎回参加のレギュラーメンバーの方、たまに来て風を入れてくれる方、みなさんに感謝しています。
私は人と話すのが好きなのに勤めていないので、ほとんど誰とも話さずに一日を終える日があります。でも句会がある日は、外出して人と話し、お酒を飲んで帰ることができて、その日生きていてよかったなと思えました。二度目に上京して以来この9年間は、句会やみなさんに生かしてもらってきたのだと思います。
句会では面白い句が生まれ面白い評が聞けることが大事ですが、それと同じぐらい、その人の人生の中でひとつの句会がかけがえのない思い出になるのも素敵なことです。忙しくて句会にあまり顔を出せなくなったり、俳句への興味が薄れてしまったとしても、あの句会が面白かったという思い出は消えません。
俳句は本来人の役に立つためのものではありませんが、句会という場やそこで出会った人、見つけた俳句に、ちょっと励まされることがあったらそれはそれで、ね。俳句をやっててよかったなぁと、思ってもらえれば幸いです。
また元気でどこかでお会いしましょう!
2020年3月 佐藤文香
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