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フランス・デモ大国

Photo:パリで見かけた、ランチ買い出し中の警察官たち。武装した警察官を見かけると、つい「ドキッ」としてしまうけれど、ケバブとか買ってる現実を見ると、ちょっとなごみます。

さて。2010年暮れからパリに引っ越して、もう6年目ですが
正直、フランスがデモ大国だって感じることは、そうそうありませんでした。

ところがどっこい。来ましたよ。すごいのが。

交通の数が減るってのは、これまでもあったので慣れっこ。
今回、さすがにまずいなと感じているのは、ガソリンが買えなくなる&電気の配給がなくなりそうだということです。生活に非常に支障がでまくるような事態が迫ってます。(さすがに電気は止まらないだろーと思うけど、いやはやどうなることやら)

実際、近所の格安ガソリンスタンドでは、ガソリン売り切れで閉店しているところもではじめました。

国民が不満を持って、ひとりひとりが反発すると、電気がとまったり、ガソリンがなくなったりする国がフランスです。

不満の原因は「労働法改正案」というもの。国側はこの法改正で失業者が減ると言っているけど、国民はむしろ解雇しやすくなるだけだ!等々、反発しているんですね。

初めてのnoteテキスト投稿が、なんだか真面目な話しになってしまったけれども、いやはや。「気にくわないと、働かない」というフランスの反抗って、ここまで国民の生活を脅かすことになるとは……。

いつもは、はたから見てて爽快で面白がっている程度だけど、今回のはさすがにちょっとビビってます。

まあ、電気もガソリンも使えなくなって、そのありがたみがわかるチャンスでもあるのかも。いや、それにしても、電気が使えんくなったら、cakesの原稿もメールで送れんな。



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