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Slackでプチ・コミュニティマネジメント ①飲み会チャンネル運営

こんばんは、タカダアヤカです。
寒い日に体を冷やして寝てしまったせいで首を寝違えて辛い日々を送っていますが、皆様におかれましてはいかがでしょうか。笑

さて、年末年始といえば飲み会シーズン!会社全体が飲み会フィーバーになっている方・そうでない方、いろいろかと思います。
弊社はどちらかといえばフィーバーしない方なのですが、そんなの寂しすぎる!とタカダが勝手に始めた飲み会チャンネルが最近ちょっと盛況です。

▼現況
・開始5ヶ月
・メンバー37名(社員約120名中)
・5名以上集まった飲み会が直近2ヶ月で3回

とはいえ、実は弊社は社員によって状況が異なり、同じ時間に同じ話題を共有するのがとても難しかったりします。

・土日休みの社員とシフト勤務の社員
・カスタマーサポート職とオフィス職
 -いままでチャットツールも分かれていました。今年に入ってSlackに統一
・昼勤務と夜勤務
・働くフロアが2つに分かれる

ここまで違うと働く風土も微妙に違いがあり、せっかく同じ会社で働いているのになんか少し食い違うことも。
組織施策に関わる身としては少しでも多部署交流を生んで一体感に寄与したい気持ちがあり、会社のオフィシャルなイベント以外で何かできないか考えました。

いくつか行ったアプローチのうちの一つがこの飲み会チャンネルの運用でした!以下、課題感やアプローチなんかを書いていきます。
草の根で社内コミュニケーションに挑戦してみたい人に少しでも参考となる記事になりますように……!


⬛︎課題感

上にもちょっと書きましたが、弊社は勤務形態や職種が全く異なる人たちが同じ目標に向かって仕事をしているというちょっと特殊な環境です。
エンジニア・マーケ・カスタマーサポート・デザイン・経営企画・営業・バックオフィスがごった煮で働いている会社はなかなかないと思います。笑
目標は同じなのですがアプローチもプロトコルも全く異なるため、正直お互いが言ってることがよく分からないこともあります。
これは私の経験談ですが、入社当時はSEOもROASも分からんまま飛び込んだので何を言っているのか全く分からず、上司含め周囲を怖いと感じたこともしばしば。。
でも多分お互いの人となりをそれとなく知っていればそういう壁は乗り越えられるな、というのも私の実感でした。分からない用語や概念も、「知らないことを知ってて」「人となりが分かる」相手であれば聞きやすかろう、という話ですね。
「何言ってるか分からんけど聞きにくい」ままの環境を少しでも良くするために、人となりを自然と知ることができる場を何かしらで作れないか?とおもったのが出発点です。

⬛︎飲み会チャンネルにした理由

一つは単純に私が飲みたいからw
そしてもう一つは、弊社の飲み好きな人は他者を自然と繋げる人が多いからです。
繋げる、と言ってもアルハラとかはしないですw が、「あの人はああ見えてもね……」みたいにフォローしてくれたり「あの人面白いよ!」と自然と輪の中に入れるのが得意な人が多いなーというのが私の所感。小さな輪を作ることで大きく巻き込んでいきたいなーと思いました。

⬛︎チャンネル運用方法

①タイトルにコツ
チャンネル名は「五反田で飲みたい人チャンネル」にしました。仕事終わりに職場の人と飲むことを発想しやすいように、という工夫です。

②まずは飲みたくさせる
最初からチャンネル内で「飲もうよ!」と声かけはせず、粛々と自分の知りうる飲み屋を投稿しました。
運用も「みんなの持つ飲み屋情報を共有する」に絞り、他の人の投稿に反応したりチャンネル加入者にウェルカムemojiを押したり。情報交換するうちにみんな自然と「(この人たちと行くかは別として)このチャンネルにいると飲みの情報が入る」という状態になりました。

③インフルエンサーを誘う
社内に1人はいるであろう【喫煙所の主】や【酒好き著名人】【Slack雑談の達人】をチャンネルに誘いました。単純に私の仲の良いメンバーがそういう属性ってだけなのですがw

④誘い合う様子を可視化
ある日、飲みたい人チャンネルとは全く異なる流れでチャンネルメンバーと飲みに行くことになりました。「おっ、こりゃ活性化のチャンスだ」とメンバーと申し合わせ、実際にチャンネル上でやり取りをしてみることに。するとチャンネルを見ていたメンバーが自然に「行くの?」「俺もいこっかな」とわらわらと集まり、あれよあれよと10人近い飲み会に。

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↑実際の様子。タカダはいつでもどこでもこのアイコン。

⑤インフルエンサー登場
ここからは完全ラッキーなのですが、この飲み会でエンジョイしてくれたメンバーが時たま「このチャンネルにいるとみんなで飲めるよ」とSlackや仕事中の雑談で広めてくれるようになりました。そこから徐々にメンバーが増えるように。このチャンネルは徐々に自走するようになりました。

⑥そして10名超の飲み会へ
最終的に、先日ついになんでもない日に10名超の飲み会が催されました。各部署から猛者が集い、大盛り上がりに!(みんなポケモン好きすぎか。なぜかイワークの雑コラが現れるなどしました)そして楽しみすぎた私は自滅して途中退場するに至りました。笑

⬛︎課題感は解消されたのか

明確にKPIを置いているわけではないですが、今まで
進捗ゼロだったとしたら2mmくらいは進んだんじゃないかな。まずは飲み好きな人が徐々に可視化されているのは大きいです。あとはここから部署や職種を跨いで誘い合う空気ができたらいいなーと思ってます。
そして部署を跨いだとしても疑問や意見を聞きやすい、そんな会社になるようにまだまだコツコツ頑張ります……!

⬛︎最後に

ヤカンから焼酎注がれる系ホッピーは、トキメキに負けて焼酎注ぎすぎて結果的に早く潰れちゃうから気をつけよう。(教訓)

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