山縣 彩夏

「ひまわりの明るさをもつにんげんに育ちたかった夏を彩る」/短歌とエッセイ。かばん。食いしん坊の会。

青い孤独は

おひさしぶりです。生きています。 「食いしん坊の会」というサークルで『かまのめし』という本を2ヶ月に1度発行しているのですが、前回広島の文フリに初出店し公の場デ…

赤いマイクコード

この夏で渋谷すばるいなくなる聞こえるはずの音がなくなる ファンなんてどうでもいいのつらいのはきみの夢にはきみしかいない かぞくより時間過ごしたメンバーを置いてい…

きみは完璧

下敷きでふにゃふにゃあおぐあの人を爽やかくんと呼ぶことにした 張り付いた浴衣の袖をまくりあげ提灯に火をともす はじまる その帽子似合ってないよピカチュウのお面の…

一首評「もうずつと見てゐる長い夢のやう 午後には午後の挨拶をして/飯田彩乃」

もうずつと見てゐる長い夢のやう 午後には午後の挨拶をして 飯田彩乃『リヴァーサイド』 生まれ育った土地から離れて、七ヶ月が経った。 慣れないことの連続で、心身共に…

一首評「読まれないとか分かってる呟きをやめなかった鵯みたいに/白井健康」

読まれないとか分かってる呟きをやめなかった鵯みたいに 白井健康『オワーズから始まった。』  創作活動をしていると、自分の言葉は誰にも受け取ってもらえていないので…

一首評「ごめんって謝らないでたくさんの無理を通してここにいるひと/千原こはぎ」

ごめんって謝らないでたくさんの無理を通してここにいるひと 千原こはぎ『ちるとしふと』  忙しい人と一緒に暮らしている。まだ結婚はしていない。いずれする予定でいる…