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職場でコロナ感染者非難、誹謗中傷相次ぐ。『お前が感染したら、迷惑がかかるんだぞ。』 自己免疫疾患の人の心の悲痛がTwitterで話題。

新型コロナウィルス感染拡大防止のため、ついに【緊急事態宣言】が出される。しかし、現状日本の法律では、イタリアやアメリカのように法的に外出禁止、罰金などの処置はない。だからこそ、日本国民一人一人に、感染爆破、医療崩壊を避けるために、不要不急の外出自粛に日本の生命、経済がかかっている。

毎日更新される日本の感染者数。その更新と共に感染者批判が増えている。コロナ感染ルートに挙げられた3つの密が揃う場所に、不要不急に訪れる人は確かに非難の対象になりやすい。それは、世の中の迷惑行為に該当しているのは誰もが認識している。

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しかし、どんな理由で感染しようとも、感染者を責めないでほしい。夜遊びでクラブやカラオケで感染したとして許せない気持ちは分かります。

だけれど、みんな同じ人間である。非難するよりも、人命を心配できる人間でいましょう。

自分の家族、子供がインフルエンザやノロウィルスに感染したら、一言目に相手を非難するだろうか?

『あんたが感染したせいで、家族全員が全滅だ!バカやろう!』

家族であろうと、友達であろうと、赤の他人であろうと、一番最初に思うことは、『大丈夫?身体気をつけてね。』と言える人間であってほしい。

こういう非常事態にこそ、人間性が問われるのではないだろうか。

感染者=敵ではない。

敵はウィルス。人は被害者。

仲間割れしている場合じゃない。自分さえ助かればいい!感染しなきゃいい!など、自己中心的な人ほど、大切な家族、友人、知人にさえも見捨てられる。

コロナを機に、心ない一言が原因で、大切な人を失いかねないだろう。

Twitterで話題になったコロナ感染者への労い

筋トレ本で一躍有名になったTestosterone(テストステロン)さん、実業家。

#testosterone さんの心温かいツイートに、職場や身の回りで、コロナ感染に関わる心ないことを上司に言われたり、難病や免疫疾患を抱える人たちの悲痛な思いに反響を与えた。

こんなご時世だこらこそ、【思いやりが大切】

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免疫抑制剤を服用している人は、毎日が感染のプレッシャーと不安がのしかかる。

健常者よりも免疫が弱く、身体が弱いことを心配されるのではなく、【バイ菌扱い】に傷ついている人が実際にいる。

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職場でコロナ感染者非難、誹謗中傷相次ぐ。

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コロナ感染者数は増える一方で、完全に出社禁止、休業ができる企業など少ない。

そんな中、社員は、命がけで出勤しているにも関わらず、心ない上司はこう言い放つ。

『コロナにかかるなんて、ヘマするなよ!』
『もし陽性になったら、職場を封鎖せざる得ない』

人命よりも、会社の利益、業務が第一優先な会社で、命をかけて、その企業で働きたいだろうか。

そうじゃないだろう!

『こんな大変な時期に、出社してくれて本当にありがとう!会社の経営を存続させるためにも、1人でも多くの社員が、こうやって命をかけて、働いてくれている。そんな社員を持てた我が社は、必ずこの苦しい戦いを乗り越えられる!一人一人が気持ちを一つに、この見えない敵に戦おう!』

コロナ陽性になったら職場に多大な迷惑をかけることは、社員じゃなくても世の中の誰もが感じていること。それをわざわざ言葉に出すなんて、人として終わっていると思う。

みんなが『感染したらどうしよう』と不安やストレスを抱えているのだから、労いや気持ちが一致団結するスローガンでも掲げた方がよほど、職場の人間関係も良好になる。

リモートワークできない命がけの出勤

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IT企業では、リモートワークにシフトできた社員も多いがGoogle,Amazon,Facebook,Appleなど大手企業でも、サーバーのセキュリティー管理、システム管理のため、出社しないとできない業務もある。

私たちが何気なく当たり前に、無料で利用しているGoogle検索、Twitter、YouTube、ネット通販、関連のサービスが今もいつでも使えるのは、エンジニアやそのバックオフィスで働く人たちのおかげである。

このnote投稿も当たり前のようで当たり前ではない。投稿できる環境を提供してくださる方々いるから私たちの暮らしをより豊かにしたり、自由な発信ができる。

エンジニアに限らず、私たちの生活を助けるため、スーパー、日用品店、銀行、ガス、生活に関わるインフラなどはしっかり維持される。

ファーストフードなどの飲食店でも、営業を続けるのは、必ずしも国民全員が自炊できるわけではない。

病気や怪我で、スーパーにいけない、食事を作れない、そういう方々のためにも料理を提供して下さる。

医師、看護師、技師、介護士、医療関係者の皆様、本当にありがとうございます。

心より感謝申し上げます。

そんな勇者である働く人々に、感謝とエールを送りましょう。

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