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私が初めて買った山菜はノカンゾウでした

私生まれてこのかた山菜を買ったことなんてありませんでした。

もちろん食べたことはあります。
でも買ってまで食べようという気持ちにはならなかった。

どちらかというと地味な存在。
大人になってからやっとその魅力に気づく。


山菜を知るというのは
「オトナのたしなみ」のひとつかなという感じがします。

最近は一気に食への熱がヒートアップしているので、
いろいろ試したくなっているタイミングでした。



そんなときにお店で出会った。




その名は「ノカンゾウ」

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なんだかお店で妙に惹かれてしまい
ついついかごに入れていました。

さて、
ノカンゾウですがユリ科のワスレグサ属に分類される多年草。
ハーブとしてお茶にも使われるそうです。

今回は葉の部分。
見た目はねぎに近いです。

「さっとゆがいてどうぞ」とあったので
これならできると思い手を出した次第です。

家に帰り、湯を沸かし、さっとゆでる。


そして、
酢味噌を作ろうかとも思いましたが、
基本ずぼらなので、
家にあった醤油こうじをつけて食べることにしました。


醤油こうじは醤油より甘味や深み、
あじわいが増しているので、とても使いやすいアイテムです。

ゆで野菜につけて食べたりとよく食卓に上がっています。



さて、ノカンゾウのお味はというと・・・

特にくせもなく食べやすい。
ねぎのような臭みもなく、
シャキシャキとおいしくいただきました。

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春の山菜。


やはり季節のパワーをもらえる
ということを昔の人は知っていたからこそ、
生活の中に山菜が溶け込んでいたのだろうなぁと思います。

自然の恵みをいただくこと。

季節のもの、旬のもの、それを感じることができる食。

忙しい毎日を送っていると見落としがちですが、
感じる心や察知するアンテナが鈍くなってきていたのは
重々承知していますので、
今からでもちょとずつ育てていきたいです。


ところで、ノカンゾウ。

今回食べたのは葉っぱの部分ですが、
6~8月頃にとれる花のつぼみの部分は
漢方で使われる生薬である金針菜(きんしんさい)になるんだそうです。


金針菜は薬膳鍋に入れて食べたことがありますが、
生薬というわりには苦みもないので
比較的取り入れやすい食材という印象があります。

今は家には置いていないので、
これきっかけでまた買ってみようと思います。

ちなみに葉っぱの部分は
利尿作用やむくみ、鎮静作用などの効能があるそうです。

普段手を出さないものになんとなく手を出す。

あくまでなんとなくなのですが、
こういった無意識の声に従っていくことで
自分の新たな何かにつながっていくんだろうなと
最近は思うようになりました。


いろいろな選択が
何かしらのカタチで自分の未来につながる。


何をどう選んでいくのか。

何を大切にするのか。

選択することを通して
また一歩ずつ自分を知っていくような気がしています。


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