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夏の隠れ冷えさんに!漬物初心者が挑むらっきょう漬けレシピ厳選6選【保存版】

キンキンに冷えたビールに麦茶、かき氷にアイス。
やっぱり夏はこれですよね。

でもね、あなたのお腹もしかしたら
”冷え”で悲鳴上げているかもしれませんよ。

外は暑くても、体の中は冷えやすいのが夏。
ですが
それを緩和してくれる季節の食材があるんです。

それは・・・ラッキョウ。

土付きラッキョウは季節ものですよね。
最盛期は6月・・・え、もう終わった?

今回はなんと大盤振る舞い。
計6パターンのラッキョウ漬けをご用意しましたので、
この中からあなた好みを選ぶことができます。

この夏はラッキョウを上手に活用しましょう。

夏の食材といえば、
トマトにきゅうり、ナスなどなど。

美味しいんだけど
これって薬膳的に見ると「身体を冷やす食材」なんです。

そんなときは
温める作用を持つラッキョウを
取り入れることで

冷やす作用を緩和するというのが
薬膳の賢い応用方法なんですよ。

ラッキョウが今使える理由とは

①辛味で温性。だから体を温めてくれる
→お腹や胸を温める作用があるので内から攻められます

②気を巡らせる作用
→イライラ、ストレス、お腹のハリが気になる方にはおすすめ

③ただし!もともと熱っぽい体質の人は注意
→熱を強めてしまう可能性があるので気を付けましょう

ということで・・・

そのまま食べてもよし。
サラダの具に、ドレッシングに
炒め物にも使えちゃうラッキョウだからこそ

この夏、
らっきょうを上手に活用しましょう。

では早速…という方は
以下、らっきょうレシピ6選になります。
ぜひお試しください。

厳選ラッキョウ漬けレシピ6選大公開

今年の綺麗道はらっきょうづくし。
調子に乗って、計5キロのらっきょうを手に入れました。
(出た!いつものやりすぎパターン)

これを展開していくとこうなります
↓↓↓

らっきょう色とりどり

【本日のお品書き】
1・らっきょうの下処理をしていきます
2.クセが少なく食べやすい!らっきょうピリ辛漬け
3.程よく甘くてついつい進んじゃう!らっきょうジャム漬け
4.これさえ作っておけば展開できる!基本のらっきょう塩水漬け
【豆知識】塩水ラッキョウの塩抜きの方法
5.やっぱりこれが定番!らっきょうの甘酢漬け
6.腎を養う黒でエイジングケアらっきょう黒酢漬け
7.梅パワープラス目でも楽しいらっきょうの赤梅酢漬け

まずはらっきょうの下処理をしていきます

洗って・根と茎を切って・薄皮をはぎます。

【ポイント】
・らっきょうの根と茎と切り過ぎると、
中まで酢がしみ過ぎて歯ごたえがなくなるので注意。
・薄皮剥きは水の中で作業するとむきやすいです。

クセが少なく食べやすい!らっきょうピリ辛漬け

ピリ辛なのでらっきょう苦手な主人でもパクパク食べます

1週間で出来上がり
保存:冷蔵庫で1~2ヶ月程度

【材料】
らっきょう 500g(下処理後のもの)

(A)
・水    90㎖
・塩     7g
・にんにく 1片
・砂糖   40g(きび砂糖使用しました)
・はちみつ 15g
・粉唐辛子 少々

(B)
・みそ   30g
・しょうゆ 50㎖
・酢    100㎖

【作り方】
1.らっきょうをさっと湯通し、ザルにあげ湯を切る。
2.鍋にAを入れ、ひと煮立ち。
火からおろし冷ましてから、Bを加えて混ぜる。
3.らっきょうを清潔な瓶に入れ、2を注ぎ、瓶を振りまぜる。

冷暗所に置いて1週間程度で食べられます

程よく甘くてついつい進んじゃう!らっきょうジャム漬け

甘味があるので食べやすいです。他の味も試してみたくなるな。

1週間で出来上がり
保存:冷蔵庫で1~2ヶ月程度

【材料】
らっきょう  500g(下処理後のもの)
お好きなジャム 200g
塩   20g
にんにく  1片
粒コショウ 少々
水   50㎖
酢   150㎖

【作り方】
1.鍋に酢以外を入れてひと煮立ち。粗熱が取れたら酢を入れて混ぜる。
2.らっきょうを湯通しして、ザルにあげ湯をしっかり切る
3.らっきょうを清潔な瓶に入れ、1の液を注ぎ、振り混ぜる。

冷暗所に置いて1週間程度で食べられます。

今回は酵素ジュースの残りを使いましたが、
ブルーベリージャム
マーマレードジャム
イチゴジャム
杏ジャムなどで作っても美味しいそうです。

これさえ作っておけば展開できる!基本のらっきょう塩水漬け

これが基本で、あとはなんでも使えるのが便利

2週間で出来上がり
保存:冷蔵庫で1年程度

【材料】
生らっきょう 1㎏
塩  80g
水  2カップ
酢 大さじ3(蒸し暑さが続く場合に入れる)

【作り方】
1.下処理したらっきょうをボウルに入れ、塩をかけてよくまぶす。
2.生活な保存容器に入れ、らっきょうがかぶるくらいまで水を入れてふたをする。
3.冷暗所に置いて2週間漬け、その後は冷蔵庫で保存。

大量過ぎると冷蔵庫に入らないので、この後、小瓶に小分けしました

【おすすめポイント】
・2週間漬けた辺りで浅漬けとしてそのまま食べられます
・塩抜きすることで、別の味に展開し漬け直すことができるので超便利アイテム

ここからは、塩水漬けのらっきょうを展開していきます
↓↓↓
白・黒・赤の甘酢漬けに大変身!トウッ


【豆知識】塩水漬けラッキョウの塩抜きの方法

塩水らっきょう200gにつき
水600㎖+塩大さじ1の薄い塩水に
5~6時間漬け置く。

塩気が少し残るくらいで終え、水けをきって使用します。

やっぱりこれが定番!らっきょうの甘酢漬け

定番は落ち着きますね。きび砂糖仕様で色が少し茶色いです。

20日で出来上がり
保存:冷蔵庫で1年程度

【材料】
塩抜きらっきょう 200g
酢    1カップ(200㎖)
砂糖   60g(大さじ10)
赤唐辛子 1本(種を取る)

【作り方】
1.鍋に酢+砂糖を入れ火にかけ、かき混ぜながら砂糖を溶かし、冷ましておく。
※酢の酸性で痛むので、ホーローかステンレス製の鍋がおすすめ
2.清潔な保存瓶に水気をふき取ったラッキョウを入れ、1と赤唐辛子を入れ、ふたをする。

20日程度冷蔵庫で保存すると食べられます

腎を養う黒でエイジングケアらっきょう黒酢漬け

腎を養い、温め作用のある黒使い。通常の甘酢よりコクがあります。

20日で出来上がり
保存:冷蔵庫で半年程度

【材料】
塩抜きらっきょう 200g
黒酢  1カップ(200㎖)
黒砂糖 大さじ4

【作り方】
1.鍋に黒酢+黒砂糖を入れ火にかけ、かき混ぜながら砂糖を溶かし、冷ましておく。
※酢の酸性で痛むので、ホーローかステンレス製の鍋がおすすめ
2.清潔な保存瓶に水気をふき取ったラッキョウを入れ、1を注いでふたをする。

20日程度冷蔵庫で保存すると食べられます

梅パワープラス目でも楽しいらっきょうの赤梅酢漬け

梅効果もプラスされさらにパワーアップします。
砂糖なしなので、酸っぱすぎる方は甘味を入れても。

20日で出来上がり
保存:冷蔵庫で半年程度

【材料】
塩抜きらっきょう 200g
赤梅酢   150㎖

【作り方】
1.清潔な保存瓶に水気をふき取ったラッキョウを入れ、赤梅酢を注いでふたをする。(ひたひたになるくらい)

20日程度冷蔵庫で保存すると食べられます

漬けた汁もドレッシングなどに展開できるのが嬉しいです。

と、なんとも盛りだくさんでお送りしました。
まとめます。

【本日のお品書き】
1・らっきょうの下処理をしていきます
2.クセが少なく食べやすい!らっきょうピリ辛漬け
3.程よく甘くてついつい進んじゃう!らっきょうジャム漬け
4.これさえ作っておけば展開できる!基本のらっきょう塩水漬け
【豆知識】塩水ラッキョウの塩抜きの方法
5.やっぱりこれが定番!らっきょうの甘酢漬け
6.腎を養う黒でエイジングケアらっきょう黒酢漬け
7.梅パワープラス目でも楽しいらっきょうの赤梅酢漬け

さぁ、どのレシピが気になりましたか?

らっきょうパワーを借りて
内臓の冷えを防いで
元気に夏を乗り越えましょう。

酢漬けは体に良いけれど
食べ過ぎは胃腸の粘膜を傷つけることもあるので
ほどほどに。

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綺麗道こと古川綾子でした。

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