生理とかけて土用と解く→その心はデトックスでしょう

今月は生理がいつもより遅れているなぁ・・・と思ったら５日遅れで始まりました。しかも始まった日が土用の入りと同じ日！

春の土用は４月１６日から５月４日までの１８日間。
５月５日の立夏から暦の上では夏になります。

土用と聞くと夏の土用を思い出しますよね。ウナギを食べるっていうやつ。でも、実は夏だけでなく土用って年に４回あるんです。

季節の変わり目のことで、立春、立夏、立秋、立冬の前の１８日間が土用に当たります。

次の季節に向けて体の調整をしていく時期が土用。なのでこの時期はデトックス効果も高まります。体を整えるのにちょうどよい時期だといえます。

こういうときにファスティングを合わせてやるのはとても効果的。

ただ私の場合は、体質的に五行でいう「腎」がかなり弱いこともあり、生理のときはファスティングをしないと決めています。

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人によって体質は違いますので、いつでもファスティングできる強靭な方もいれば、私のように体調をいたわりながら慎重に進めないといけないタイプもいるわけです。

体調を顧みずに体にいいからと無理にファスティングを進めていきますと、逆に不調につながる恐れだってあるんですね。

なので、今回生理のタイミングがピッタリ土用の開始にあたったというのは、何かしらのメッセージなのかなととらえています。デトックスにちょうど良い時期に生理を合わせてくれた。

生理という形で、経血と一緒に悪いものもデトックス。
そして、生理後にファスティングをしてさらにデトックス。
という流れで今回の土用は攻めてみようかと思います。

女性にとって生理というのは、普段は見ることのできない体内の「血」の状態をダイレクトに教えてもらえるタイミング。それまでの自分の過ごし方の結果が生理の様子でわかります。
それはまるで毎月通信簿をもらっているかのよう。

生理には東洋医学でいう気と血が影響していますが、それぞれの量と流れによって生理の様子が変化します。

例えば、「於血（おけつ）」というタイプは経血が黒っぽいとか量が多い、かたまりが混じるなどの状態となって現れます。それを見ることで、自分の体調の変化に気づくことができるんですね。

体調に気づくことができたなら、あとは対処法も見えてくる。於血さんの場合は、血の巡りが悪くなっている状態なので、血の巡りをよくするための食材を摂り入れたり、体を温めることを意識したりと自分のいたわり方がわかる。

そうやって自分の体を向き合っていくことで、対話し、いたわり、よりよい付き合い方もわかっていく。これからも長く付き合っていく私のからだ。できるだけ大切にしてあげたいなと思います。

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