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いろいろあるけれど結局どういう精油(エッセンシャルオイル)を選べばいいのかしら

アロマをするうえで効果がすごいのはわかったけど、どんな精油を選べばいいのか迷いますよね。
だって精油って安いものでもないですし、使用期限もあるから使い切れなかったらもったいないし。
ということで今回は購入する前の注意点をお伝えします。

1、精油は高いものと思うべし

ついつい値段を見比べるとより安いものを選んでしまう性質を人間は持っています。
でも、精油でそれをしてしまうとかえって逆効果になる恐れが。

そもそもなぜ高いのかということを知っておかなくてはなりません。
精油の元は、植物の花や葉、種子、果皮、樹皮などから芳香成分を抽出させたもの。

いくつかの抽出方法があるのですが、一番ポピュラーな方法が「水蒸気蒸留法」です。
蒸留用の窯で、水蒸気や直火で加熱することで芳香成分が入った水蒸気が出てきます。
その水蒸気を冷やすことで、液体に戻す。
すると、精油と精油を含んだ水(芳香蒸留水、フローラルウォーター)ができます。

基本的には原料に対してできる精油の量がごくわずか。

例えば女性に人気のローズの精油。
これがまたお高いのですが、1000㎏のローズから、わずか100~300ℊしか精油が取れないというとっても貴重なものなんです。
貴重だからこそ値段もその分高くなってしまう。

値段だけで判断するのはやめましょう。

2、本物の精油を選ぶべし

日本では精油は雑貨扱いとされていて、いろいろなところで目にします。雑貨屋さんや100円ショップでもアロマとして売られています。

ですが、安く手に入るものは精油を別の合成物質で薄めてあったり、悪い原料を元に作られていたり、表記自体に虚偽が見られたり。
そういうものを使ったところで精油のパワーは得られません。
むしろトラブルの元にもなる。

ポプリオイル、アロマオイルというのは精油のことではありません。
精油もしくはエッセンシャルオイルと記載されているものを選びます。

本物にはしっかり、精油名、学名、原産地、抽出部位、抽出方法、成分分析表などがついてきますのでしっかり確認しましょう。

ちなみに私が愛用しているのはプラナロムの精油です。

3、結局は自分次第

精油の効能を聞くとその効能のみに目が行きがちです。
でもね、私たちの身体はすごいんです。

今必要なものが本当はわかる。

香りを嗅いでみて心地よいと感じるものが今のあなたに必要なものだと言われています。 
同じ人でも体調によって好きな香りは変わります。

効能にばかり目が行って、苦手な香りに包まれるのはなんだか違う気がします。

いくつかの精油を並べて、その人が好きな香りの順番で今の身体のバランスを見るという診断方法もあるくらいです。

できれば実際に香りを嗅いでみて、好きなものを選ぶようにしたいところです。
きちんとしたお店なら精油の効能や、禁忌についても教えてくれるはずですのでそういうお店と出会えるとアロマも有効活用できそうですね。

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