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現代におけるコミュニティの価値とは?

こんにちは。ふじあやです。

先月末、わたしの主宰している「次世代OLラボ」2年目の決起ミーティングを開催しました。そこでは、「現代におけるコミュニティの価値とは」について自分なりに過去学んだことや日々触れ合う人からの情報を整理してメンバーにシェアしました。

今回、この次世代OLラボとは別に新しく「学習型」のオンラインプログラムとしを開設するタイミングでもあったので。自分の中でも学びを深め、それぞれの主宰の目的を整理しました。

一般的に言う”オンラインサロン”というと「学習型」と「プロジェクト型」に分かれる。(あと、アイドルのファンクラブのような「ファンクラブ型」もありますね。)ちなみに次世代OLラボは「プロジェクト型」であり、活動のビジョンに共感するメンバーが所属してくれています。(1年目に決めたフィロソフィーはこちら)メンバーひとりひとりの意志と主体性が重要視され、ラボ内での活動自体の方向性決めから企画・運営までメンバーによって行われます。わたしが「何かを一方的に教える」という場ではありません。

コミュニティというと、もしかしたらこのnoteの読者層にはこういったオンラインサロンのようなものがパッと思い浮かびやすいかもしれない。(慣れ親しんでいて抵抗がない、という意味で。)しかし実は元来、みんなが当たり前に所属をしているもの。それは、地域の集まりであったり学校であったり会社であったりだ。地元の住民との繋がり、学生時代の友人、会社の同僚など。その関わり方の濃さは様々であっても1人の人が複数のコミュニティに所属している、と言われている。(自分の意志で積極的に入っていないものも含めて。) 自分たちの親世代も当たり前のようにいくつかのコミュニティに所属している、と考えるといくつか思い浮かぶだろう。

この日経xwomanの記事でも紹介した、佐渡島庸平さんのコミュニティにおける文献を読み進めている中で印象的だったこと。それは、これだけたくさんの人が周りにいるのに、現代の人はどこか孤独を感じている人が多いということ。それは周りに人がいるいない、という単純な話ではなくって。
”心の繋がりの問題”だということ。
現代の核家族化・終身雇用制度の崩壊などから所属するコミュニティが減ってきていて、そんな背景からインターネット上で「好き」で繋がる”自分の意志で選択して所属するコミュニティ”が どんどん加速している、ということを説明していた。これには個人的には大変、納得した。

実際にわたしの数ヶ月に渡る継続講座には、「身近な周りの人とはやりたいことや夢の話を共有できないので同じ価値観の仲間が欲しかった」と言って、決断して飛び込んできてくれる人が多い。
わたしは継続講座募集の際には、グループ講座のベネフィットとして”副次的な価値”としては打ち出しているが、正直それはメインベネフィットとは考えていないものではあった。しかしながら、講座が終わってその繋がりが横に横に自然と広がっていくことを見ているともはやそれこそが”一番の価値”ではないのだろうかと感じることさえある。

そんな様子を目の当たりにして、わたし自身は日々の発信の質と量を高めて「価値観が合う人にだけ丁寧に伝え続けていく」ことが自分の重要な役割の1つであると認識している。それこそが、セミナー・講座の受講生やサロンメンバーとして集まってくれる人に対してより「安心できる場を用意する」という意味で提供価値を上げることにも繋がるからだ。

また、冒頭に書いた運営を始めてから1年が経過した「次世代OLラボ」においても興味深い変化が見受けられる。1年前の初期のミーティングでメンバーに「このコミュニティに何を求めるか?」ということをブレストしながら聞いたことがあった。そこでは、「今までと違う選択ができる」「新しいチャレンジができる」「自分の好きを仕事にするきっかけを掴める」という意見が多かった。
1年後にメンバーに「ラボに入って1番よかったこと」についてアンケートを取ったら、「普段知り得ない仲間と繋がれたこと」という答えが、多数見受けられた。
「新しい行動に移せる」のも「チャレンジできる」のも、こうした”安心できる環境”があってこそだ。そしてその環境に身を置く志のある人であれば、新しいチャレンジをすることは然程難しいことでない。環境を整えて安心な場で過ごす時間を増やすことで、自然と全員が抵抗なくチャレンジしていくものなのだと。
そう考えると、「実はこれがみんなが求めている潜在的な(自分たちでも気付いてないレベルでの)答えなのかもしれない。」

”価値観の合う好きな人たちと心から繋がりたい”


そう思う人って、いまの社会には多いのではないだろうか。

ネット上では、「自分の感情に素直に従うこと」が良しとされている風潮だが学校や会社の教育の中では「他人を自分より敬い、世間に合わせること」の大切さを学ばされる。もちろん他人を敬うことは大切だけど、自分を大切にできていなかったらこれはただの苦行である。(苦笑)

その日本の教育システムも今後は変わっていくのだとは思うが、今はまだまだ過渡期だ。その過渡期に自分の軸をどう持って、どんな人と繋がって、どんな未来を切り開いていくかはまさに自分次第である。

わたしの会社員時代は、これからのキャリアに悩むととにかく本屋に立ち寄っていた。ビジネス書コーナーで女性が書いている「営業女子が1億売るには・・・」というような本を見つけて買っては、ひたすら営業スキルアップに努めていた。
しかしどこかで心に違和感があって。「何かわたしの頑張る方向性。違くないか?」どこかそんな心のひっかりは、実は結構前から感じていたことだった。

しかし、その原因が「何か」分からない。共有できる「誰か」もいない。

今あなたが置かれている環境において、同じような考えの人が少数派であればあるほど、自分が我慢して大多数の意見に合わせていれば丸くおさまるわけで。そうしていつしか自分を抑え込む癖が染み付き、自分の中にある心のしこりは見て見ぬフリをして日々を過ごすようになる。

周りの仕事観や価値観にどこか違和感を覚えても、それを共有したり共感できる人がいない。進むべき答えが分からない。漠然とした不安ばかりが募る。
そんな人って、結構多いのではないだろうか。

そんな人たちの心の拠り所になったら良いな、と思って新しいサロンを作ってみた。

会社員でも主婦でも、もちろん起業している人でも・・・
みんなが好きなことを好きなだけして、人にもお金にも愛されて幸せになるために。自分の心に素直になって、大好きな人と繋がれる場をオンラインでも用意していきたいと思う。今までなかなか繋がれなかった地方の人ともたくさんコミュニケーション取っていきたいな。

では、また更新しますね。

*お知らせ*
ふじあや新しいオンラインサロンをオープンしました!

https://lounge.dmm.com/detail/2014/

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