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海外旅行気分の異国飯ツアー③

11〜21時と10時間で、飲食店&スーパー計7店舗をめぐる異国飯ツアーも今回で完結。

前編はこちら↓


Philippine Cafe&Bar Republic


池田公園ちかくでフィリピン料理を食べ終わったあと、
「おしゃれなバーに行きますよ!フィリピンオタクの日本人がやってるので、日本語通じますからね。」
と山谷さん。

フィリピンオタクってどんな人?と思いながら地下鉄で移動し、大曽根から徒歩5分くらい。

フィリピンパブというのは繁華街によくあるが、フィリピンバーと珍しいなと、ビル中のお店に入っていく。

日本人の店長とフィリピン人の奥さまが営業してる


入ってみると、なかなかおしゃれな感じ。

そして先客が二人座ってるかと思いきゃ、店長さんの小学生のお子様だった。

子ども達は、カウンターのすみでゲームなどをして過ごしているよう。

店内は禁煙で、なんと土日祝は8:00-11:30までモーニングをやってる。(フィリピンのパンが出るらしい)

バーにしてはずいぶん健全な感じだなと思ったが、店名がカフェ&バーだから、カフェ要素がちゃんとあるんだなと。

かわいいスイーツも売っている

ここはフィリピンのコーヒー豆を使ったコーヒーが名物らしい。

しかし、私はあまりコーヒーが得意でないので、アルコールをいただいた。

トルコ料理屋もエジプト料理屋も宗教の関係でアルコールは置いてなかったので、夜にやっと飲めるぞー!と皆で打ち上げ。

食べ物のメニューを見ると、聞き慣れないようなフィリピン料理やフィリピンスイーツがいっぱい。

私は米粉の蒸しパンやポルボロン(クッキー)、バナナとウベ(芋)のパウンドケーキなどをいただいたが、どれも優しい味で、とっても美味しかった。

米粉の蒸しパンは、中国の屋台で昔食べた、薄い蒸しパンケーキと味が似ていてなんだか懐かしかった。



これにて、丸一日世界旅行をしたような、異国飯ツアーも終了。

参加メンバーは皆ずっとテンション上がりまくりで、ツアーの満足度は相当高かったと思う。

山谷さんは、今日は僕が開拓したお店の中でもとくに良かったところを厳選したんです!とのこと。

名古屋南エリアをぐるっと一周した


とにかく今回は山谷さんのプランニングが完璧すぎて。

電車とバスをフルに使ってまわったが、本数の少ないバスでも待ち時間が少ないように計画を立ててくれてたので、移動はとてもスムーズだった。



ちなみに、前回の記事で書き忘れたが。

エジプト料理→フィリピン料理の移動の間に、ブラジル食料品店にも寄ったので、そこも追記しておく。



マイブラジル

地下鉄東海通駅から歩いて5分程度のところに団地があって。

住民は外国人が多いエリアのようで、団地内の張り紙も日本語はほとんど見当たらない。

その団地の1階にある、ブラジル系スーパーへ。

肉やソーセージの品揃えが充実してる

そんなに広くはない店内に、所狭しとブラジル系の食料品がたくさん売っていた。

私はお惣菜パンとコロッケ的なものを購入。

パンの名前もポルトガル語しかなく、グーグル翻訳したら「牛肉」などと出てくるので、パンに入ってる具はなんとなくわかった。

パンとコロッケは翌日の朝ごはんとして食べたけど、なかなか美味しかった。

このお店ではサトウキビジュースを推しているのか、店内にも店外にも貼り紙がたくさんあった。

1杯350円とそんなに安くもないけれど、幼い頃に中国でよくサトウキビをかじっていたなぁと思い出し、注文してみた。

懐かしいあじがして、ほっこりした。




異国飯のお店というのは、都会でも田舎でも、案外いろんなところにある。

ただ、在日外国人の多いエリアというのは、自分の近くにあっても、意識しないと存在を認識できてないんだなと実感した。

異国飯探しはお宝探しと似ていて、グーグルマップでもレビューがない、もしくは外国語のレビューしかないようなところが掘り出し物だ。


以前は、外国人しかいないようなお店だと、なんとなく自分は場違いかなと入りづらい気がしてたが。

今回いろいろ行ってみて、皆親切だし、あくまでここは日本だから多少日本語も通じるし、海外より治安もいいし、案外気軽に入れるんだなと思った。

お店のスタッフもお客さんも自分以外が皆外国人だと、リアルな海外旅行気分を味わえてむしろお得なくらい!なんて魅力的!


今回のツアーですっかり異国飯の素晴らしさに開眼した私は、これからどんどん積極的に開拓していくつもりだ。

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