創作短文 "KOJiN Taxi"
学生のときに母を亡くした私が、そのまま大人になって 社会人になって、、その頃 空想した出来事を描いた短文です。
当時の原文のまま掲載いたします。
KOJiN Taxi
そのタクシーはね、
元気がない人の所へ ある日とつぜん走ってくるの。
なんとなく乗り込んで座って 行き先も告げずうつむいて、
ふと見上げた運転席には もう会えない人がいて。
一緒に過ごした時のことを話しながら 夜の街を走って走って、でも
ネオンが過ぎ去るたびに 少しずつ少しずつ眠くなって・・・。
懐かし