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旗の台シェアハウスはじめました

おはようございます。えいやです。

旗の台シェアハウス、8月1日から物件の引き渡しがあって半月、引っ越しや家の簡単な整備もある程度カタがついてきて、中の人の生活も落ち着いてまいりましたので今までのところのまとめをお届けします。

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(ゲストハウス時代の写真:内装が現在と一部異なります)

皆様ご存知の通り、オリンピックを経て新型コロナ感染拡大の勢いが増しており、かねてより厳しかったシェアハウス業界の状況は改善の兆しをみせておりません。

開始の以前から本年中、あるいは本年度中はご入居者さまを見つけるのは厳しいものとなる予測ではありましたが、6月の計画中はワクチンの接種状況が進んで、9月くらいにはある程度状況にゆとりが出るのではないか、という淡い期待もありました。しかし、現状は逆にお盆休みを迎えますます悪くなる一方という、悪い方向に進んでいるようです。

そういう状況下のためか、8月初日以来、内見、お問い合わせを随時受け付けておりますが、正直なところあまり振るっていません。

お問い合わせで2件、いずれも金額面で折り合わないということで内見もお見送りという結果です。内見に関しては完全に0件で、ギークハウス管理人時代から中の人があまり得意としていない集客面の弱さが際立つ形になりました。

お問い合わせ頂いた場合でも金額面で折り合わないという点で、値段を引き下げては?というご意見もあります。

実物を見ずに金額面だけを見たときに折り合わなかったのは、実は僕自身も同じでした。

物件探しの段階で、当シェアハウス物件の賃料は予算をかなりオーバー(2倍弱)していましたので、最初の物件の案内もあまり乗り気ではなく「7LLDDKKという間取りは気になるので、見るだけ見るか」と物見遊山な気持ちでした。

しかし、物件を内見したら2つ返事で契約を進めたという経緯があります。そのため、内見にさえ来ていただければ気に入っていただけると期待しています。

賃料設定は確かに高めに設定しているという自覚があります。

もともと、シェアハウスのメリットに対して、安さを第一にあげる方を対象とはしておりません。住みやすさや気に入った人と近い環境に住めることを大きなメリットと考える方に向けたシェアハウスです。

シェアハウスについて他人との共同生活を、単にデメリットと考えて価格に反映させて考える方はいますが、僕はその考え方はシェアハウス生活向きの考え方ではないと思っております。

たしかに人との共同生活には課題はありますが、それは問題ではなく、自分勝手でない、より良い生活をするための基準として考えてほしいです。

生活費を安くあげたい、と言う気持ちはよくわかります。シェアハウス生活のメリットは確かにそこにもあると思います。僕も長年シェアハウスで暮らしてきたし、むしろ極めて倹約家の部類です。

賃料の設定はありますが、個人勢シェアハウスの強みとして柔軟に対応をします。どういう事情を抱えていて、どういった人物なのかということを個人的に見て賃料に反映させたいと思いますので、まずは物件を見に来て頂いて、きちんとお話しをして考えてみたいと思います。できる幅というのはありますが。

お金の価値は人それぞれです。僕にとっては、自身の生活をさほど脅かさないのであれば、シェアハウスを通じての金銭面での損得は重要ではありません。

おそらく、本物件一件である程度うまく利益が上がったとしても、それは本業のエンジニア業による収入の十分の一かそこらだからです。スケールメリットがない限りシェアハウスはほぼ儲かりません。たぶん運用資産で、僕が寝てても得られる収入よりも低いです。

高い賃料を取ることにこだわりはありませんが、なんとかしてオーナーから値引きを引き出そうといった関係を持とうとする方とは、あまりうまく行かないと思っています。敵対的だったり優位に立つことを目的としようとしたりとで、個人的な価値観が相違してしまうからです。

「〇〇やるから〇〇円下げて」と言った属人性のない交渉も、善意を前提としたお小遣い程度の値下げには応じることもできますが、おそらくその時間を勉強や生活時間のゆとりに使って、本業の収入をあげられたほうが金額的にもキャリア的にも有益なのではないかと思います。あるいは近所の飲食店でアルバイトしたほうが、時給的には確実にメリットがあります。利益の出ない事業に協力しても、得られる金銭的な利益は期待できないからです。

ともあれ、賃料の設定については以上として、一度内見に来てさえいただければ、という期待をしています。ですので、問題は内見に繋がる集客ができていないことと考え、今後の経営の課題としています。

コロナの状況を踏まえ、なかなかパーティをおおっぴらに開いたり、食事やお酒を提供して人を集めたりは難しい状況です。ただし、期待していたワクチンの接種状況自体は改善しているため、今後はワクチン接種済みの方を対象としたオフライン・イベントを徐々に開いて行こうと考えています。

さて、経営状況についての厳しい話ばかりしてきましたが、楽しい話もあります。

物件を気に入った理由の一つは、広い庭がついていることですが、庭いじりはものすごく楽しいです。

マインクラフトの建築のような中毒性があって、ついつい炎天下にフラフラと庭に出て泥だらけになって埋まっている邪魔な木の根や蔦の根を掘っては整地をしたりと、休日の過ごし方がまるで変わりました。

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(庭の前面の俯瞰1)

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(庭の前面の俯瞰2)

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(整地中の裏面)

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(掘り起こした大物の根っこ:円柱ブロックを抱え込んでいる)

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(一時保管していた大木の根っこの一部)

あと、管理運営を今回は法人を作ってやってみようとチャレンジをしています。

AY合同会社として、8月の代表社員の住所の移転をまって登記しました。

今後はAY合同会社の管理物件AY HOUSE 1号(あくまで管理名です。愛称・俗称は別途定めます)として管理していきます。

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