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【未経験からライターへ】仕事内容や必要なスキル、気になる将来性まで徹底解説!

「未経験からライターになりたいけど、どうしたらいいかわからない……」

そんな思いをお持ちの方、多いのではないでしょうか。コロナウイルスの流行により、在宅でできる仕事としてライターを視野に入れている人もいるでしょう。

本記事では、ライターの仕事内容から給料、必要なスキル、仕事の始め方、そして気になる将来性まで徹底解説します。

変わろうと思った今がチャンスです。ぜひ本記事を読んで、あなたらしい新たな一歩を踏み出してみてください。

意外と知らないライターの種類と仕事内容

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「ライターになりたい!」と思って本記事を読んでくれているそこのあなた。

あなたは、どんなライターになりたいか考えたことはありますか?ライターといっても、種類はさまざまです。以下に代表的なライターの種類と仕事内容を示しておきます。

コピーライター
仕事:広告のコピーを作成する
スキル:リサーチ・マーケティング能力など
Webライター
仕事:媒体コンセプトに合わせて表現する
スキル:文章力や構成力・SEOに関する知識など
ルポライター
仕事:実際の現場からの報告、レポートを書く
スキル:文章力や行動力・コミュニケーション能力など
シナリオライター
仕事:ドラマや映画、舞台などのシナリオを書く
スキル:文章力や発想力・進行管理能力など
トラベルライター
仕事:実体験を元に、自分が訪れた場所について書く
スキル:文章力や表現力・写真撮影スキルなど

ライターの種類によって、それぞれ求められるスキルは少し異なります。

まずは「自分がなりたいライター像」を明確にしてみてください。料理(趣味)×ライティングや、子育て(ライフスタイル)×ライティングなど、自分の強みを掛け合わせて考えるのもおすすめです。

ライターの給料はどのくらい?

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「ライターの給料って、実際どのくらいなの?」と気になる人は多いでしょう。

マイナビAGENTを見ると、以下のようになっています。30代になると、日本人の平均年収よりもやや高い傾向にあるようです。

※参考
ライター全体(20代):368万円
ライター全体(30代):496万円
20代男性:357万円
20代女性:375万円
30代男性:562万円
30代女性:460万円
※出典先:マイナビAGENT クリエイティブ職の職種図鑑

しかしながら、ライターといっても会社に所属している人からフリーランス、副業している人までさまざま。ここからは少し細かく、案件ごとの相場を紹介します。

正直なところ、案件ごとの報酬はピンからキリまで。取材記事であれば1記事5000円〜50000円、SEO対策記事であれば3000円〜50000円が相場です。

コラムやレビュー記事にいたっては、相場は100円~2,000円程度と言われており、スキルや経験によって大きく変動します。

自分の中で、ライターとしてキャリアを築く上で必要な経験を積めるのであれば、案件を受けてみてもいいかもしれません。低単価の仕事は、ステップアップするための第一歩としましょう。

ライターになるために必要なスキル5つ!

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ライターになるには、どんなスキルがあればいいのでしょうか?実際にライターをしている私が考える、必要なスキルを5つ厳選しました。

1.読みやすい文章を書く力

書き手としてこのスキルは外せません。現代は、紙だけではなくネットの世界にも文章があふれています。その中で、自分が書いた記事をいきなりたくさんの人に読んでもらうのは難しいかもしれません。そこで思わず読んでしまう記事を書けたら、面白いと思いませんか?いかに読者に立ち止まってもらうか、最後まで読んでもらえるかが重要です。

気づいたらあっという間に読み終えていた!なんて経験ありませんか?目指すべきはそんな文章。読みやすい文章を書く上で気をつけるべきは以下の4つです。

(1)キャッチーなタイトル
(2)‘‘知りたい”欲を掻き立てるリード文
(3)分かりやすい構成
(4)長すぎない一文

思わず読んでしまう文章は、タイトル、リード文、本文のそれぞれが「次の一文を読ませる」文章になっているはずです。そのため、まずは以上に注意して書いてみるだけで、一気に読みやすい文章になります。

それでも思ったように書けない……。という人は、こちらの本がおすすめです。
20歳の自分に受けさせたい文章講義 (星海社新書)
学校では誰も教えてくれなかった書く技術について学べます。

2.読み手を想像する力
書き手でありながらも、読み手を想像することは重要です。特に、読み手が知りたいことを書くSEO記事でこの力は活きてきます。

記事が掲載されるメディアの属性や、どんな記事なら読みたいと思われるかなどは、おさえておきましょう。

また、ライター自身は書き手でありながら、読み手でもあります。あまり難しく考えず、「自分が読み手だったらどう思うかな」と想像してみましょう。

3.常にアンテナを張る力

ライターの仕事は、異業種・異分野との関わりが多いです。自分の興味の有無に関係なく執筆依頼がやってくることもしばしば。

もちろん好きなことだけを書いて仕事をするのもよいでしょう。でも、「あのジャンルは知らないから」と食わず嫌いをするのは少しもったいないと思いませんか?いつもより少しアンテナを広げてみると、意外な発見や出会いがあるかもしれません。

そうして自らの好奇心を掻き立てていくと、ライターの仕事はもっと楽しくなります。長く続けられる原動力になるでしょう。

4.コミュニケーション力

取材記事を書く場合、ライター自身がインタビューをする機会も多いです。その他にも、編集者がインタビューを行い、その内容をライターがまとめる場合もあります。インタビューをする相手に心地よい気分で話をさせるコミュニケーション力はもちろん必要です。また、限られたインタビュー時間の中で、いかに相手に本質を語ってもらえるかが鍵となってきます。

そのためのコミュニケーション能力、質問力を磨く必要があることはいうまでもありません。ライターには書く力と同じくらい、高いコミュニケーション能力が求められるのです。

そこで、おすすめの書籍があります。『書いて生きていく プロ文章論』です。
https://mishimasha.com/books/kaite.html

こちらの本は書き方だけではなく、話し方、聞き方について書かれているのが大きな特徴です。初心者からプロまで、参考になることが数多くある1冊となっています。

5.社会人基礎力
最後は社会人基礎力。以下のようなものが挙げられます。

(1)締め切りを守る
(2)常に連絡がとれる、とれない時は事前に連絡する
(3)挨拶と受け答えがしっかりしている
(4)わからないことはしっかり確認する
(5)時間を守る

これらはいわばクライアントに自分を信頼してもらうための行為です。「この人に任せても大丈夫そうだな」という安心感が、次の仕事のきっかけにもなります。

書くスキルにはまだ自信がない……。という初心者でも、社会人基礎力から見直せそうですね。

お仕事の始め方

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ライターの仕事をどう始めるのかわからない人もいるでしょう。そこで、いくつかの方向性からライターのお仕事の始め方を紹介します。

1.ライターとして転職・就職する
ライターになりたいけど、会社には属していたい人におすすめです。未経験募集の求人もありますので、転職サイトで調べてみるのがよいでしょう。

現場で書き、編集部からフィードバックをもらったほうが、ライターとして効率のよいスタートを切れます。

以下におすすめ転職サイトをいくつか挙げておきます。
(1)転職・求人・仕事探しならdoda(デューダ)
https://doda.jp/
(2)Web業界専門求人サイトWebist(ウェビスト)
https://webist-cri.com/
気になる求人・案件があれば気軽に話してみてください。

2.社内異動でライターになる
こちらは転職をするほどではないけど、ライターに興味がある人におすすめ。

この場合は、自分でライティングについて学び、採用に関する記事やオウンドメディアなど、自分で仕事の幅を広げていくという強い気持ちや行動力、ガッツが求められます。

「私はこういう仕事がしたいんだ」という意思表示をしている人に、チャンスは巡ってくるもの。そのため、仕事は与えられるものではなく、自分で作っていくスタンスの人に向いています。

ただ、社内異動が希望通りになるとは限らない、自分のしたいことが必ずしも自由にできる環境とはいえないのがデメリットです。

3.フリーランスライターとして活動する
フリーランスになれば、自分の好きな時間に好きな場所で仕事できます。会社に縛られた働き方をしたくない人にはぴったりです。また、未経験でもスキル不要の案件に挑戦できるというメリットも。

デメリットは、会社員なら会社がやってくれる事務作業を請負わなければいけない点。確定申告なども自分でやる必要があります。また、締め切りや仕事時間の調整など自己管理能力が求められます。

案件を獲得するなら、以下のようなサービスに登録して案件を探す、もしくはメディアサイトでフリーのWebライターを募集してないか確認するとよいでしょう。
(1)日本最大級のクラウドソーシング クラウドワークス
https://crowdworks.jp/

(2)「はたらく」を面白く Wantedly
https://www.wantedly.com/

4.個人でnoteなどを運用し、経験を積む

実践経験を積むならば、自分で実際にnoteやブログを公開して運用してみることもおすすめです。

運営していく中で培った書く力は自分の財産になりますし、そこで作成した記事・コンテンツ、ブログ自体がポートフォリオになります。SNSでの発信もあわせて行えば、執筆実績を見て仕事の依頼や受注につながるかもしれません。

5.副業から始めてみる
収入の安定や適性の有無を見極めるために、副業から始める人は非常に多いです。業務委託や副業という形で募集している案件も数多くあります。

比較的単価を気にせず、好きな仕事を受けたり、低単価でもキャリアアップのために必要な案件を受けたりなど、柔軟な対応が可能です。

フリーランスになることを考えているけど、未経験だし少し不安……という人は、まずは副業から始めてみるとよいでしょう。

案件の獲得はフリーランス同様。まずは気になる募集をみて、話を聞いてみてはいかがでしょうか。

気になる!ライターの将来性

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インターネット社会といわれる現代。Webメディアの急激な増加にともない、ライターの仕事は増加しています。雑誌や書籍などの紙媒体がメインだったライターの活躍の場が、確実に増えてきているのです。

Webライターは未経験者や初心者も多いことから、しっかりとした知識や技術、経験のある方は非常に重宝されています。

加えて、執筆がメインのライターですが、取材記事の撮影や写真の編集までできる、ニッチな分野の知識がある、マーケティングの観点から執筆できるライターはニーズも高いです。ライティングスキル以外のスキルもあわせて身につければ、ライターとして大きく成長できるといえるでしょう。

一歩踏み出してあなたもライターになろう!

本記事では、ライターの仕事内容から給料、必要なスキル、仕事の始め方、そして気になる将来性まで幅広く解説していきました。

結論からいうと、ライターになるには特別な資格や必要ありません。誰でもライターを名乗れます。しかし、稼げるライターになるには土台となる知識やスキル、案件獲得の仕方を身につける必要があるのです。

そのために、まず今の自分ができる一歩を踏み出してみましょう。どんなライターになりたいか考えてみる、noteと始めてみる、本を読んでインプットしてみる、なんでもいいです。思いたった今が一番若いのですから、遅すぎることはありません。

本記事が、あなたの背中を押すきっかけになっていたらうれしいです。




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