見出し画像

S3 R4 マイクロパイロットからフルスケールモックアップへ

*別プラットフォームで運営していた過去の留学記を移行したものです(留学期間:2016-2018)

早いもので、来週は期末週間です!通常、クラスの間はまる4週間あるのですが、なぜか今年のR4-R5間は3週間でそのうち1週はサンクスギビング休暇という。。期末直前の一番時間が必要な時に過酷なものになっています。

R4では、ポップアップブースの設計をしているスタジオクラスのフルスケール・プロトタイプに取り組みました。。以前紹介した、このような1/8モデルを1:1に持っていく作業です。

画像1


デザイン思考をベースとしたビジネスデザインでは、実際の顧客にプロダクトやサービスを体験してもらい、フィードバックを受けるプロセスをとても重要視しています。このクラスでは、R3-4間に「マイクロパイロット」と呼んでいるテストを行いました。

設計しているエクスペリエンスの中で、特に肝になるもの。顧客受け入れられなければ、ビジネス全体がコケてしまうような点を選び、その部分のみを実際のエクスペリエンスとできるだけ近く作り込み、顧客に体験してもらいます。この時、顧客側から見てインタビューに応えている感覚ではなく、実際のサービスに触れている感覚を作り出すことがポイントです。

ほぼ全てのチームが仮のブースを街にたて、行き交う人とコミュニケーションしました。**と言っても、張り紙一つだったりタブレットを持って声をかけたりくらいのレベル感です。また、加えてソーシャルメディアで呼びかけたり、オンラインでアンケートを取ったりと。デジタルでの情報収集も並行してやっているところが多かったです。定性データと定量データをバランスよく持つ目的があります。

画像2

このグループは仮のTwitterハッシュタグを作りページを立てていました。パッと見ただけでは、ダミーページとは分からないクオリティだと思いました。


私たちのグループは、サンフランシスコメンバーが中心になって、商品モックアップと簡易ブースをこんな形で作りました。

画像3


ユーザーとのコミュニケーションの様子です

画像4

ここでGOと判断したコンセプトを持ち帰り、フルスケールのプロトタイプに反映します。モックアップはこんな感じです。

画像5


隣のグループの様子

画像6


簡単に組める素材で代用し、顧客の体験フローを詰めていきます。期末では、本番のポップアップを立ててグラフィックなども作り込むので、今その準備の最中です。私はデジタルインターフェイスと偽石鹸を作る担当です。

この後のプロセスのお話はまた次回!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?