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S3 R3 シナリオ分析+1/8プロトタイプ

*別プラットフォームで運営していた過去の留学記を移行したものです(留学期間:2016-2018)

今学期も、早くも中間を過ぎようとしています。先週のR3では各クラスのミッドターム・プレゼンテーションがありました。ハイライトは、未来学のシナリオ分析発表とポップアップのデザインをしているエクスペリエンススタジオでした。

未来学のシナリオ分析

まずはシナリオ分析から。前回書いた4つのフレームワークを使って、
こちらを参照:Foresight: 未来分析の4つのフレームワーク)まずはトレンド分析をし、未来の◯◯についてシナリオを1人4つ書くレポート。グループが大体3−4人なので、グループ単位で全てのフレームワークを使う形です。
院試のエッセイが1,000文字だったのに対して、目安は5,000と。。。結構な力作になりました。

個人ワークの要点を繋いで1人5分のプレゼンにまとめた資料がこちら。私たちのトピックは「未来の眠り」フレームワークの違いによって、範囲や視点が異なるのが分かるかな?


それぞれ別のフレームワークを使う事で、チームメートが自分の見えなかった所に焦点を当てていたりしてとても面白かった。そもそも、未来学では未来を無数の可能性の中の1つと見るので実感させるためのエクササイズでもあるらしい。


私のシナリオ分析はこちら。想像力が乏し過ぎて泣けてくるけど、どうにか完成させました。1つの未来を想像するのに、自分たちのテーマに関わるテクノロジーや生活の変化など、色々な事象の因果関係を考える事が必要だという事。そして、全く異なるシナリオを考え出すのは結構大変だという事が大きな学びでした。

これから学期末に向けて、チームでシナリオの1つをビデオにします。お楽しみに!


プロトタイプ

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もう1つが、ポップアップ小売店のエクスペリエンスデザインをしている授業です。こちらは実際の大きさの1/8のモデルを作って、人の導線やサービスについてピッチするというものでした。

私たちのグループは、洗濯というテーマから「手洗い」に絞り、洗い方デモ提供と、香りがカスタマイズできる洗濯石鹸を売るエクスペリエンスを設計しました。さすがインダストリアルデザインや建築家が多いので、モデルの精度がすごい!

でも、ここで大事なのはストーリーの設計です。数グループで繰り返しフィードバックを受けたのは下記の点です。これって、このままスタートアップや新規事業の立ち上げの際も留意する事だと思います。広告代理店時代の広告施策のデザインにも通じるところが多いなぁと感じました。

+ 解決する課題を1つに絞る
+ その1つを特別な体験にする
+ インパクトの大きな課題を選ぶ事
+ 機能を詰め込みすぎない事
+ 顧客は設計通りのフローで動いてはくれないと思え
+ 最悪のシナリオを考えておく事

確かに私たちのグループも絞りきれていなかったので、また微修正して立て直しです!

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