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S2 - R5 DMBA1年目修了!

*別プラットフォームで運営していた記事を移行したものです

DMBA Class of 2017&2018
1年目全ての過程修了!

私にとってのR5のハイライトは、ビジネスモデルのクラスでのクライアントを前にしたプレゼンだった。ビジネスモデルのクラスでは、この5か月グループごとに実際のクライアントとプロジェクトをしてきて、私たちは何十年もの歴史あるコミュニティスーパーマーケットだったのだけど。他のグループは企画・パイロット段階のスタートアップだったり、グローバル企業だったりと、他のグループのプレゼンを通して色々なステージの企業を見ることができた。

学期の終わりなので、R5ではクライアントを招待し各グループ提案をプレゼン。これまでのプレゼンは、クラスメイトだったり先生向けのアップデートの意味もあったのだけど、今回はクライアントの前なので、クライアントの知識だったり興味を考慮して組み立てた。チームメイトは張り切って蝶ネクタイで登場...

ビジネスモデルのクラスなので、新しいビジネスモデルの提案がメイン。私たちは既存の企業で会計的には、安定成長時期にあったので、現在のビジネスモデルに足し、付加価値を生むようなものを提案。守秘義務があるので細かい話は控えるけれど、リサーチに加え、関係するビジネスやパートナーになりそうな企業、そして顧客のインタビューからインサイトをすくい。ビジネスモデルキャンバスを使って、ビジネスモデルを組み立てていった。

ざっくりではあるが、ビジネスモデルキャンバスではファイナンシャルモデルも作る。これがけっこう肝で、理想的なように見えるモデルも収支バランスがおかしかったり、前提条件を置くので各前提がどう互いに影響しているかなど、数字で見えるとやっぱり違う。

短期のハッカソンなんかでは難しいのは承知だけど、実現可能性の薄い企画を作るのではなく、ファイナンシャルモデルを作って考えて、最初の1歩がどこで、どう踏み出せば良いのかといった所まで詰める必要があると感じた。

プロジェクトでは各チーム、ブレストや机上でおお!と思うアイデアに落ち着いても、インタビューでPivotせざるを得なくなって方向転換したり。収益構造を変えたりして調整していった。

中盤まではコンセプトも定まらなくて、ようやく形になった案は1か月前のクライアント打ち合わせで没になり。でもそれまでのプロセスがあるので、他の案に割とスムーズにPivotできた!

クライアントと働く事で、ロジック&デザインプロセスに全くコントロールできない企業の「想い」が重なる全くコントロールできない企業の「想い」が重なる。効率的ではないと感じる事もあるけれど、これが現実だからクライアントプロジェクトと通じて経験できた事はとても有難い。

先日、SFに住む日系企業の駐在員の友人が、デザイン思考に興味を持っているとの事で、クラスのプロジェクトを結構詳しく話す機会があって。自分のクライアントの事が中心になるけれど、他のチームのプロセスからの学びも語れる事が、大学院環境にいる醍醐味だなぁと思った。

最後の締めは"Back to 90s party"写真は暗くて見えないけれど、ハイウエストショートパンツにプリントTを入れたり、キラキラのジャケットにフェザーガウンなどなど90年代ファッションをテーマにした学年末パーティで初年度が修了しました!

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