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開校時の初期販促費の予算配分【大学受験塾開業#28】

こんにちは!
塾開業のサポートやFC展開をしているアクシビジョンの朝倉です。

学習塾を開校する際に一番不安になるのは「集客」だと思います。

問い合わせを出すためにはある程度の費用をかけないといけません。待っているだけでは問い合わせはほとんど来ませんので、人件費や広告費を使って生徒の問い合わせを出していきます。

ただ、どの販促に費用をかければいいのかということはなかなかわからないところかなと思います。今回は開校時の初期販促費をどのような配分で行えばいいかを解説していきたいと思います。

この記事を読んでいただけると、開校時に問い合わせがなくなるということはなくなるかなと思います。

開校時に実施するべき販促

まずは実施するべき販促を紹介したいと思います。

  1. 新聞折込チラシ

  2. ポスティング

  3. フリーペーパーの掲載&折込

  4. 校門前配布

  5. 駅前配布

  6. リスティング広告(SNS広告)

  7. ポータルサイト

  8. 紹介キャンペーン

  9. 野外看板

これらは実施した方がいいかなと思っています。

開校時の集客において一番大事なことは認知度アップ

開校時は何よりも地域内の認知を高めることを意識するようにしましょう。1つの媒体で問い合わせが出るということはほとんどないため、まずはそこに塾・予備校ができたことをしっかり認知してもらうことを最優先していきます。

地域内の認知度を高めるというのがポイント

地域内で知ってもらわなければ通ってもらえないため、チラシやWEB広告などでも広域に配るというよりも、教室から2kmまでの認知高めることを最大限に考えていきましょう。

結局、通いにくければどんなにいい塾でも入学してもらえません。ですから、まずは地域内の認知を最重要することが大切です。

紙媒体の予算配分

地域の認知を高めるためには紙媒体は必須

最近、紙媒体はもうダメだという声はよくお聞きします。ただ、学習塾のような地域ビジネスでは紙媒体がやはり効果的になります。

通えない地域にいくら広告を出しても意味がないので、どうやってチラシを届かせるかを考えていきましょう。

開校時の紙媒体の予算は50〜100万は使いたい

新聞折込や業者ポスティングで10万枚撒くと60〜80万円ほどかかります。ただ、開校時は少なくとも5万枚以上、できれば10万枚ぐらいの紙媒体を配布してもらいたいと思います。

10万枚撒いて紙媒体からの直接的な問い合わせは10〜20件程度になるかと思いますが現状ではそれぐらいで妥当になります。

狭い範囲に高頻度で配布することが成功のポイント

同じ10万枚を撒くのでも、広範囲に5万枚を2回撒くということではなく、狭範囲の2万枚で5回撒くという方が効果は高くなりやすいです。一般的な住宅立地の塾ですと2万枚ぐらいで1.5~2kmぐらいはカバーできるかと思いますので、まずは2万枚を複数回撒くということにチャレンジしてもらえればと思います。

広範囲にはフリーペーパーで行う

地域にフリーペーパーなどあれば、活用するのはおすすめです。フリーペーパーの多くは、地域内に5万部や10万部をポスティングで配布しているというものが多いです。その紙面に掲載することで、業者ポスティングで実施するなら数十万かかるものを、フリーペーパーなら10〜20万前後の費用で掲載できるので広範囲でも低価格で告知できることになります。

もちろん、チラシが入るわけではないので、見てもらう率は下がりますが、広範囲からも来てもらえる可能性は十分ありますし、高校生であれば塾の最寄駅が定期区間内というケースも多いので遠方でも問い合わせは出ます。

狭範囲はポスティングチラシ、広範囲フリーペーパー掲載というように、効率よく実施して予算配分していきましょう。

校門前配布や駅前配布はできる限り自身で実施して、費用をかけずに行い、チラシやフリーペーパーに最初は予算をあてていきましょう。

WEB広告の予算配分

WEB広告も地域内認知を意識していきましょう

WEB広告は問い合わせに何件費用がかかるかは分かり易いと言われていますが、学習塾の場合は電話での問い合わせも多いので特殊な設定をしない限り問い合わせ数が読みにくいというのがあります。

私が運営するアクシブアカデミーではLINEでの問い合わせをメインにしているので、数値が読みにくい感じとなっています。

そこで、意識するのはWEB広告はWEB上のチラシで認知度アップの施策だという考え方で行うというのがいいです。

キーワード広告だけでなく、バナー広告も実施

WEB広告でよく活用されるのは、キーワード広告と呼ばれたりする、Googleの検索画面の上部に出てくるスポンサーと書かれてる検索結果です。これは1クリック中200〜500円ぐらいする広告です。

この広告ももちろん実施してもらいたいのですが、それ以外にバナーを色々な箇所に掲載することがWEB広告では可能です。

ですので、まずは自塾がわかるバナーを地域内にたくさん表示するということを意識して、こんな塾が地域にできたんだーということを知ってもらえるようにしてもらえるといいでうs。

Googleなどであれば、地域も限定して表示できるので、自塾から半径2kmだけに表示などもできるので無駄もなく良い広告となるでしょう。

単月ではなく、3〜5ヶ月ぐらいは実施

WEB広告は単発ではなく、長期間実施する方が効果が高くなってきます。Googleなどが勝手に最適化してくれたりなどもあります。

毎月10〜20万円の予算を数ヶ月実施してもらえると効果も見えてくるでしょう。

まとめ

開校時の販促は100〜150万円ぐらいを見ておいた方がよいです。それで、できる限りそこに塾が開校されたということを知ってもらえるようにしていきましょう。

知ってもらえさえすれば、その後問い合わせも増えていきます。まずは知ってもらうということを何よりも重要視して販促を行ってもらえればと思います。

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