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プライドムキムキ剥き出しマソ

プライドとは自尊心のことだ。
何があっても、何を言われてもブレない自分の中の部分。
つまりプライドとは私であり、センクスそのものなのである。

プライドが高いと言われている人は、
そのプライドが傷つきそうになるときに敵意をむき出しにする。

プライドがムキムキしてると
敵意をムキ出してしまうマソなのだ。

そもそも自尊心。自分を尊ぶ心。
それはインナーなものであり、誰に左右されるものではない。

プライドが高いと判断するのは他人。
プライドが高いと言われることはすなわち、
本来は内に秘めるべきプライドがちょっと漏れている証拠だ。

明るめのチノパンのおじさんがトイレの後、
股間あたりに丸いシミができている。
そのくらい漏れてしまっている。
ちなみにそのシミ、私も作ったことがある。
ちょうどその時はキレが悪かったのだ。

そのシミをどうしようかと考えた時、
ミスターセンクスの柔軟な発想力が牙を剝く。

私のズボンにシミができている
洗面台に行き
手を洗い
股間付近に向けて手を振る

するとどうなるか。
あろうことかシミが幾つにも増える。
元々のシミがどれだったか、自分でもわからない。

つまりこれはカモフラージュであり。
この人は手を洗う時濡らしちゃったんだろうなー的な
ちょっとおっちょこちょい感も醸し出すことができるのだ。

キレの悪い男性諸君にはオヌヌメしたい手法である。

そんなわけで、ワシも若い頃はプライドが高かったことを思い出した。
気に触ることなど言われた時にゃ、
ハンマーヘッドシャークの頭部分をぶった切って、
相手の頭部を地球に埋め込む勢いでトントンしてしまうわけだ。

ところがどっこい、
最近ハンマーヘッドシャークの出番がめっぽう減ったのである。
それは歳のせいなのだろうか。
それともプライドがなくなってしまったのだろうか。

いな!否!イナゴ!

自分の中に確固たるセンクスが育ったからだと思う。
プライドが傷つくことを言われた。
しかしあなたが私のプライドを傷つけることなどできぬ。
そう思えるようになったのだ。

本当の意味でプライドが高い人はつまり崇高であり、
それはハンマーヘッドシャークの頭部で殴っても傷さえつかない。
他人から見ればその人はプライドが低い人だ。

なかなか逆説的な話であるが、こういったことを心に留めることで、
小便のキレの良さを期待しながら今日を崇高に生きたいと思うのであった。

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